宇都宮まちづくり市民工房と積水ハウス株式会社の共催事業
「誇れるまち」を目指して『豊郷台』
の報告です。
日時:2008年5月10日(土)13:30〜16:00
場所:豊郷台販売センター
参加者:16名
内容 〓講義 宇都宮大学教育学部 陣内雄次教授
「誇れるまち、持続可能なまちとは ―住環境の視点から―」
〓まちあるき及びモデルハウス見学
〓講義
参加者が考える「誇れるまち」とは?
・コミュニティの結びつきが強く、交流があるまち
・お年寄りが大切にされ、子どもが生き生きとしているまち
・あらゆる人にとって暮らしやすい、安全・安心なまち
・緑が多いまち
・街並みなど景観に優れているまち
などなど
住民同士のつながりに関すること、そして環境に関すること
誇れるまちの基本的条件として、「安心・安全」「家庭内環境」「街全体のバリアフリー」が
あるが、さらに「歩いて楽しいまち」が重要な要素になる。
歩いて楽しい
1)自然が身近にある⇒子どもたちが遊ぶ、大人が遊びを教える⇒世代間交流が生まれる
2)子どもの居場所がある⇒地域内で子どもたちや親の交流が始まる
そこから、コミュニティの結びつきが始まり、住民同士が助け合える環境が整っていく
「誇れるまち」は、与えられるものではなく時間をかけて醸成されるもの。
〓まちあるきとモデルハウス見学
積水ハウスのモデルハウスを2軒見学しました。あいにくの空模様でしたが、
持続可能な住みやすい環境とはなにかについて、参加者同士が熱心に議論していました。
今回は、市民工房にとって初めての企業との共催事業でした。積水ハウスさんが自社の顧客を
対象に「豊郷台についてのアンケート」を実施してくださいました。その結果をこれから解析し
て地域に還元していければと思います。また今後も「持続可能なまち」についても積水ハウスさんと
継続的に取り組んでいく予定です。