去る2月20日(土)に、毎月福島県いわき市にある広野町の皆さんの仮設住宅にお邪魔して、移動カフェや駄菓子屋などを通して交流する支援活動「ひろのカフェ」の第72回目がありました。
今回は、一緒に活動を行っている、宇都宮大学「陣内プロジェクト研究」の学生さん1名に加え、カフェ活動にボランティア協力を希望して下さった、社会人ボランティア2名を含め、5名でお邪魔することができました。
中でも、同行下さったケルシーさんは、市民工房が運営している「宇都宮市まちづくりセンター」を介して、ボランティア活動を始められ、1月に同センターが開催したイベントには、お友達の外国人の方々を連れて参加下さるなど関わりを深めて下さっています。
聞くところによるとインフルエンザなども出て体調を崩した子達もあったとのことでしたが、さて、今回も元気いっぱいの子ども達がたくさん遊びにきてくれまして、午前・午後の回のべ10名程の子ども達と楽しく過ごしました。
ケルシーさんをはじめ、ボランティアさんたちもいつもの駄菓子屋さんやコーヒー、風船での盛り上げなど、それぞれに遊びあいまして、生憎の雨天ではありましたが、賑やかしいカフェを行うことができました。
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3月に入ると、広野町に多くの子ども達を含めた皆さんが戻られることなどもあり、72回を数えたひろのカフェも今回で最終回ということとなったわけでありますが、
午後に入ると、子ども達が「見ないで!見ないで!」と作業をはじめまして。今回参加下さったボランティアの皆さんや、これまで活動を一緒に支えてくれた大学生たちにむけてお手紙を作ってくれたりして。
賑やかしいながらも、ちょっとしんみりする時間を過ごすこともできました。
このような感じで、いつもの元気な感じのまま、無事に終えることのできた「ひろのカフェ」。活動開始が2011年11月からということで、4年半くらいに渡る活動となりました。
この間、様々なことがありながらも、我々の訪問を受け入れて下さった仮設住宅の皆さんや、同行を希望下さったボランティアの方々、寄付という形で活動を支援下さった皆さんなど、本当に多くの皆さんのご協力があってこの日を迎えられたと考えます。
改めて、そんな関係を作らせてくれた皆様に感謝するとともに、ひろのカフェが終わったとしても東日本大震災という大きな出来事に対して、今何ができるのかを考え続けつつ、日々の活動に活かしていきたいと思いました。
(記事投稿:小倉)
Posted by ANDO at 11:26 | 東日本大震災 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)