8月11日、千葉県柏市の柏の葉キャンパスに聞き取り調査に伺いました。
きっかけは、
7月21日の日本経済新聞に掲載された記事
〜コミュニティがほしい(新興住宅地やマンション)〜
で、パークシティ柏の葉一番街キャンパスの取り組みが紹介されていたこと。
早速、NPO支援センターちばさんにお願いして、この日の取材となりました。
突然のお願いにも関わらず、快く取材を受けてくださったMさんに心より感謝
申し上げます。
さて、柏の葉キャンパス一番街は、2008年8月オープンで、977世帯が住んでいる
とても大きなマンションでした。
つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」周辺の開発の一部で、すぐ近くには、
二番街の建設が進められています。
取材にお邪魔したのは、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)。もうすぎ隣の
新築事務所にお引越しという慌しいところに伺ってしまいました。
ここでのコミュニティづくりに興味を持った理由が、以下の2点。
1)三井不動産グループとNPO支援センターちばによる取り組みだったこと
2)プロジェクトの一つが、「まちのクラブ活動」だったこと
みずほの緑の郷でも、新しい住民同士がまちづくりを始めるきっかけとして
子育て中のお母さんを対象とした「ママサークル」を行っているので、参考に
させていただきたいと思ったからです。
聞き取り調査で心に残ったのが、クラブ活動の仕掛けが
「住民の方々が主体で活動する基礎づくりという位置づけ」である
という点です。
「地域の中でまわらないと、継続しない」
との指摘はもっともなことだと思いました。
そのために必要なのが、キーパーソン。
地域に愛着をもち、自ら動く意志のある方に、活動の機会を
整備すること。その前に多くの住民が参加するイベントを
続けて新しい出会いを繰り返していく。
一期一会を大切にする、規模や環境が異なっても、
これはまちづくりの基本かもしれません。
ありがとうございました!