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宇都宮まちづくり市民工房のブログです。
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10年後を考える[2010年07月17日(Sat)]
先日、ある地区の10年後を考える講座に講師として参加してきました。

商店がなく、公共交通も整備されておらず、「生活不便地区」との声も住民から
あがるなか、若者は地域を離れ、農業の後継者もいなくなっていく。高齢化率は
10年後に40%を超えると推定されるなかで、地域の将来像をどう描くか。

実際に考えてみると、とても難しい問題です。

たとえば良く、「地域の資源を再発見しましょう」というテーマで、それぞれの
地域のお宝、眠れる資源を挙げてみる、という作業をします。
これ自体はとても有意義なこと、なぜなら地域住民自身が、自分たちの地域の
魅力を再認識することになるから、だと思います。

ところが、定住人口が減る+高齢化が急速に進む、中では、再発見した資源を
誰が活用するのか、が大きな問題となります。

せっかく、「こんないい資源がある」と思っても、10年後にその資源を活用する
人が地域に少なくなっていては、将来像を見出すことができません。

では、どうしたらいいのか。

これ、という決定的な処方箋があるわけではありません。
大規模開発による雇用創出、という道が機能する社会であれば
それもありでしょうが、日本全体が縮減化するときに、あまり現実的
とは言えません。

自分は、それらの資源が「誰にとって魅力的か」を考える必要があると思います。

その「誰」とは、今の地域住民に限定されるものではなく、地域の外に住む人でも
構わない、というよりは、そうならざるを得なくなるでしょう。

定住人口が増えず、かといって一過性のイベントやお祭りで交流人口を増やしても、
地域の資源を守ることはできない。
移住しなくても、定期的かつ継続的に人が訪れる仕組みを考える、魅力を感じる
地域外の人に、積極的にPRして、地域が忘れられることがないようにする、
そんな地道な活動があれば、その地域が荒れていくことはないのでは、と
思います。

今までは、そこに営利の仕組みを考えてきました。観光であっても、第一次産業で
あっても、人々がその地で暮らすために産業を生み出すことに焦点があてられて
いました。

それが実現すれば確かにすばらしいことでしょう。ただ、人口減少に歯止めをかける
ほどの産業振興に成功したところは、そんなに多くないのでは?
実際には、定住人口を長期的視点から見て右上がりに転じることは難しいはずです。

営利、という枠にとらわれず、非営利の仕組みで、一次産業を考え直すことが
できたらいいのに、と思います。

今の日本で、第一次産業で生計を立てることができる人は少数派です。その
少数派で、全国の地域資源を守ることはできないと思います。なぜなら、営利の
視点で活用できる資源は限られており、その枠からはずれる資源のほうが
(つまり儲からない資源)多いと思うからです。

したがって、生計とは別の観点から、一次産業を見る必要が出てきます。

農地に、森に、海に、人の手が入り続けることで、自然との共存という形で
国土を保全することができると信じたいものです。

Posted by ANDO at 18:55 | 日々のあれこれ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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