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市民フォーラム21・NPOセンター 事務局長藤岡喜美子の日記

市民フォーラム中期戦略の3つの柱
 
1公共サービスを担い改革するNPOを支援する
2市民が主役となる新しい政府・行政像を創出する
3重層的で社会的存在感のある
 サードセクターを構築する


市民フォーラムが生み出す成果 [2010年01月31日(Sun)]
 市民フォーラムの中期戦略2007には3つの目標があります。そのうちのひとつ「市民が主役となる新しい政府・行政像を創出する」ために、行政経営を可能とする総合計画の策定支援とその後の行政経営の推進支援を行っています。つまり非営利組織である市民フォーラムは、単なる総合計画を策定するという仕事だけをしているのではなく、その専門性と志の両輪で自治体改革のコンサルティングを行っているということです。

 そして関わっている自治体に、変化があらわれてきています。庁舎内の体制、職員の方の意識変化、市民会議も運営していますが、市民の方の意識の変化です。

 たとえば、愛西市では新庁舎検討委員会の報告が公表されましたが、よく精査され健全なものになっていると思いました。一部の議員の箱物体質を外から批判していても、議員の体質、議会の体質が大きく変わることは難しいものです。

 行政経営ができるように自治体のめざす姿を具体的に設定をしたこと、その指標を設定したこと、長期の財政計画とその指標、目標値を設定したことで、それを堅持するために知識や情報、経験のあるみなさまが、かみ合った議論を重ねできあがったものだと思います。

 鳩山首相の施政方針演説で、「新しい公共」とありますが、その担い手の育成と同時に、市民の力を活かすことができる自治体に改革されていることが大切です。新しい公共とは政府・行政をそのままにして、隙間につくっていくものではないはずです。

 市民フォーラムが数年前から関わっている自治体は、振り回されることなく「新しい自治体のかたち」を自ら創っていると確信します。

 これらの仕組みをつくるのはたやすいことではなく、これまで、制度や事業ありきの庁舎内の体質、職員の意識は簡単に変えることは難しく、しかし、仕組みをつくる過程で何度も議論をして、試行錯誤ではありますが、やっとここまできました。
 職員のみなさんや、そこに住まう市民のみなさんのまちをよくしたいという力があり、その仕組みをつくる一翼を担わしていただけることにも感謝しています。そこに些細ですが自分たちの活動の成果をみることができていることに、今充実感を覚えます。

 そして、市民フォーラムの事務局長になり、5年ですが、家族に心配をかけ無茶をいい、それでも理解をえて、自分が動けるほとんどすべての時間をこの活動に使ってきた思いがあります。NPOの経営は、特別な支援があるわけでなく、それほどたやすいことではなく、市民フォーラムも例外ではありません。それでも可能なかぎりの工夫をして継続してスタッフを選び雇用し、育成し、活動を続けてきました。失敗も多くあり、今も課題は多く抱えています。講座の講師などはなるべくさけ、仕事をしながらスタッフの育成に時間をつかってきました。今のほんの小さな成功はその努力の賜物だと思っています。毎日の小さな努力の積み重ねが成果を生みだしつつあると思っています。なぜならば私には、ひと目を引くようなキャリアもなく、自分にできうるかぎりのことを、普通に毎日努力することが私にできることです。

 それでもこのような幸福感を味わうことができます。ぜひ多くのみなさまにもこの幸福感を感じていただける社会になるとよいと願っています。

 今の時代、少ないながらも、そのようなNPOの経営者とスタッフが日本にはみえます。

 国も自治体も変わりつつあります。成果を生みだすことができるNPO、NPOに関わることの「人」としての「喜び」を、今のNPOの経営者やスタッフのみなさんとともに社会全体に伝えていきたいと思っています。

 



 
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