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市民フォーラム21・NPOセンター 事務局長藤岡喜美子の日記

市民フォーラム中期戦略の3つの柱
 
1公共サービスを担い改革するNPOを支援する
2市民が主役となる新しい政府・行政像を創出する
3重層的で社会的存在感のある
 サードセクターを構築する


今年もお世話になりました [2009年12月31日(Thu)]
今年は、自民党政権から民主党政権への「政権交代」が実現しました。

12月末には、2010年の政府予算もきまりました。これまで、各省と財務省と官僚間で行っていた折衝を、政務官、副大臣、大臣などの政治家同士で行っていました。
私たち国民が直接選挙で選んだ政治家が予算編成をしています。

今の政権は地方分権、地域主権とし、主権者である国民がコントロールする新しい「国のかたち」へと変わりつつあります。

事業仕訳は話題になりました。予算編成の過程を公開することは評価されます。しかし、誰の目からも無駄であるという事業施策の廃止はできても目標に対し有効かどうかの価値判断は難しくなってきます。その仕組みはさらに検証が必要です。

ただし、確実に変化の歩みを踏み出していると感じます。

文部科学副大臣の鈴木寛氏にお話を聞いたときは、とても疲れてみえましたが、高い志で市民を信じて改革を進めると話してみえました。

そして名古屋市では、4月に河村市長が誕生し、河村マニフェストの推進と「住民分権を確立するための市政改革ナゴヤ基本条例」の実現にむけ、脱官僚、脱職業議員の改革を行い「自治体のかたち」を変え、自治体を主権者である市民に取り戻す庶民革命を行っています。

 河村マニフェストの二大公約が11月議会にて承認されました。二大公約の一つである市民税10%減税は、税金の一部を役人や職業議員の手から市民へ戻そうとするものです。そして市民自らお金の使いみちを考えます。また、それによって、無駄な事業を削減し、もっとも有効な事業編成へとダイナミックに変えていきます。

もうひとつの二大公約の地域委員会が設置され、そこで市の予算編成の一部を決めます。地域の身近な問題を解決するために、これまでのように区政協力委員や市会議員を通じて市に陳情する必要がなくなります。自分たちの地域のことは自分たちで決める、「決定」をみずから住民が行います。

また、「住民分権を確立するための市政改革ナゴヤ基本条例」は「政治ボランティア化条例」ともいわれます。これは議員は無償で活動をするということではなく、脱職業議員であるべきという主張です。ボランティア化とは、高い志を持ち、社会をよくするために市民のために活動をします。議員は大所高所から市全体のことを考え議論するようになります。減税と地域委員会にて、住民自治の確立に向けて確実な歩みを踏み出し、同時に団体自治をも確立していきます。また議会も改革されていきます。日本における本当の民主主義が名古屋の地域から始まるのです。

市民は選挙にて議員や首長を選びます。
政府・行政セクターに対しては、税金を納め、利用者になります。企業セクターに関しては、そこで働き、サービスを受けます。これからは、それだけでなく、地域でできることは地域でおこない、主権者である市民として行政をコントロールし、行政が地域や民間でできないことを行わせ、その行政の各段階(P-D-C-A)に積極的に関わっていきます。

 NPOセクター全体は、この11年で量的にも質的にも急成長を遂げましたが同時に、次のステップへと飛躍できるかどうかが問われています。
つまり、社会や地域の課題を解決するために、その成果を生みだすことができる組織となるように「経営力」が問われています。

 3月に日本サードセクタ経営者協会設立準備会の立ち上げ、その後市民フォーラムが事務局を務め、9月に設立総会と記念イベントの開催。設立後のJACEVOと連携を取りながら、政府への提言や、サードセクター組織の力量拡大の後押しをしてきました。

 名古屋市では、私が名古屋市の経営アドバイザーを務め、団体自治の確立のための行財政改革、住民自治確立のための地域委員会のモデル実施などを河村市長と共に進めてまいりました。

 サードセクター組織の「経営力」を問い、人材育成に特に力を注いできました。

 市民フォーラムはみなさまのご支援ご協力のもと、少し少し経営が安定してきました。しかし、社会が大きく変わろうとしています。その変革の原動力となるために、微力ですがさらなる挑戦をし続けたいと思います。みなさまのおかげをもちまして、民設民営の支援センターとして、ささやかですが、成功を体験することができたと思っています。ほんとうにありがとうございます。

新しい年は、未来のために大きく変革のうねりがおきる年です。この時代に市民
活動ができることに感謝し、努力をしていきたいと思っています。

来年もよろしくお願いいたします。

そして、みなさまどうぞ、よいお年をお迎えください。

 また私事ですが、自分の活動領域はどんどん広がっていますが、地域でのボランティア活動も行っています。毎年年末に、地域の人と、お正月花教室を開催しています。
 新しい年を迎えるにあたって、気持ちを新たにし、新年を祝うためにおめでたいお花をいけます。とても安らぎほっとする時間です。


 
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