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白州郷牧場(山梨県北杜市) [2012年03月13日(Tue)]
白州郷牧場は、30年ほど前に椎名盛男さんが都会の子どもたちの自然、農業体験のために、東京から移ってきて始めたもので、現在では、有畜複合の循環型農業を実践しています。 現在の畜産の主流は、平飼い養鶏で、私たちが見たときは岡崎おうはんという品種が主体で、一定期間卵をとったあとお肉としていただくという兼用種です。この養鶏からでる鶏糞を畑やBMWという活性水製造に使っていて、野菜は季節の旬のものを他品種少量生産し、生協、らでぃっしゅぼーや、生活クラブなどに卸しています。生産方法は、JAS有機の認証を得たものです。 そのほか、子どもたちの自然、農業体験を続けており、キララの学校と呼ばれています。こちらは公募方式ではなく、口コミで根強いファンがいるとのことです。今回案内してくれた従業員の内藤さんも、子どもの頃から何回もこれに参加し、高校生の時は牧場にアルバイトに来ていたということを聞きました。 BMWの活性水製造技術は、生活雑排水などを自然のバクテリアの機能できれいで酵素が活性化している状態に戻して、それを田畑の灌水などに利用するもので、20年の技術的な検証の歴史があるそうです。20周年記念の発表会では、例の安田喜憲先生も講演をされていました。 最近は、ここでは麹の製造をして、味噌、醤油などの発酵食品の製造に力を入れていますが、これは人間の免疫力を高めるという目的を持ってやっていることのようです。  さらに、北杜市などの自治体との連携で、教育ファーム事業も展開しており、これは今後の発展を大いに期待したい事業です。

Posted by shechan at 00:09 | 活動紹介 | この記事のURL