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梼原はすごい! [2010年01月19日(Tue)]
 宮本常一の田舎源氏の話を読んで興味を持っていた梼原町ですが、龍馬脱藩の道として現在は土佐龍馬であい博のサテライト会場が開設されていますし、それよりもなによりも省エネやクリーンエネルギーの点ですごいことをやっています。まず、庁舎は超近代的なハイパー省エネ庁舎で、しかも地元木材をふんだんに使用したぬくもりを感じられるものです。さらに、風力発電、小水力発電はもちろん、太陽光も100戸以上の住宅、かなりの公共施設に設置済みとなっています。木質ペレット工場も1800トンの規模でできており、まだペレットストーブがそれほど普及していないため、フル稼働まではいっていませんが、来年は近隣市町村や県の施設などで導入が進み、3年目でフル稼働の予定だそうです。
 県の方や、地域支援企画員さんの話によると、とにかく梼原町は国や県のいろいろなモデル事業、補助事業をとってきて効率的に行政を進め、新しい庁舎を建設(これも経済産業省のモデル事業の補助金をもらっているそうです)したにもかかわらず基金も80億円も保有していてすごいという評判でした。職員の方々は平気で12時頃まで残業しているとのこと。また、町長さんは副町長さんが無投票で当選。副町長さんは以前役場で町長さんが総務課長のときに課長補佐をやっていたそうですが、家業の特定郵便局を継ぐため退職、今回、請われて役場に復帰したとのこと。まだ、お若いようでした。
 町長さんと緑の分権改革について話しましたら、大変興味を示され、今後連絡を密にしてやっていくことになりました。
Posted by shechan at 23:44 | 活動紹介 | この記事のURL