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2015年08月27日

8月29日、大阪と東京が島根色に染まる!?

こんにちは。前回の投稿に続き、奈良井です。

僕は普段、ふるさと島根定住財団という職場でUターンIターンをお手伝いする仕事をしています。
この本業で、いま毎日必死に汗をかいているのが、とあるイベントの準備。

ジャーン!これです。
「しまねU・Iターンフェア2015in大阪」
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http://www.kurashimanet.jp/event/shimaneuiturn_2015_oosaka.html
このイベント、8月29日大阪会場を皮切りに、10月18日広島会場、11月1日東京会場と続きます。

去年の今頃、このイベントの告知をシマブロ!でしました。
「史上最大のスケールで開催するぜ!」って言ってました。
そんな去年のイベントのスケールをさらに拡大する今年。超気合いを入れてるんです。

このイベントでは、島根県内の全ての市町村やUターンIターンの支援機関、UIターンの先輩の皆さんなど、相談&情報提供するブースが並ぶんですが、その中には、シマブロ!の小笠原さんも参加をしてくれます。
小笠原さん以外にも、農業・林業・IT・福祉・伝統工芸・アート・起業・医療・教育・2地域居住などなど、様々なジャンルのUターンIターン経験者の方々20人に直接話を聞くことができるブースをご用意。

お金は?仕事は?地域付き合いは?ぶっちゃけどうなの?
などなど、本音トークをぜひしていただき、島根の暮らしをちょっとでも具体的に描く材料になると嬉しいです。

そして、このイベントで欠かせないのが、市町村や支援機関の皆さん。
島根の全ての市町村に、UターンIターンをサポートする担当の人がいます。
自治体とか支援機関って聞くと、何となく堅いイメージあるし、遠い存在に感じるかもしれないけれど、そのイメージを変えることができるような頼れる人達もたくさん。

島根の情報はWeb上に溢れている、なんてことはなくて、未だに良い情報は人づたいで入ることが多いです。
頼れる人とうまく繋がることが、島根へのUターンIターンをするときのすごく大きい要素のような気がするんです。
そんな信頼できる人との出会いをこの場で生み出したい。

様々な仕掛けを用意して、島根での暮らしを考えている方に役立てるイベントになるよう
準備しているつもりです。お気軽に会場に足を運んでみてくださいね。

間もなく開催する大阪会場は、8月29日10時から16時まで。
会場は大阪駅近くの梅田スカイビル。入場無料、予約不要、入退場自由、服装自由です!





僕らが大阪で頑張るこの日。東京では島根のイベントラッシュなのです!
ちょこっとご紹介!
【その@:IT企業に関心のある方向け】
「エンジニア・ワークシフト2015」 
8月29日13時〜
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“島根で働きたい”というエンジニアと、島根県内IT企業28社との交流イベントを開催!
近年、都市部からIT企業の進出が増えていたり、地元の面白い企業に注目が集まる島根県。
「実際、地方でのキャリア形成ってどうするの?」「自分のスキルを生かした仕事はあるの?」……など、皆さんが感じる不安を解消します。
島根のITがアツイ!と言われている理由がきっとここにくると感じられるはず!

そして、同じ時間にもう一つ!
【そのA:地方での暮らし、島根での暮らしのリアルを知りたい方向け】
「シマネビト ローカルライフ座談会」
8月29日(土)13時〜 GOBLIN.PARK
https://www.facebook.com/events/1621068741479337/
こちらのイベントには、シマブロ!の田中さん、盆子原さんの2人がゲストで登場。
仕事や暮らし・恋愛・結婚などについて赤裸々に語るんだとか。気になる!
さらに同じ日の夜にもう一つ!
【そのB:面白い人に会いたい方向け】
“混ぜるな危険「ローカルメディア三大珍獣ナイト」面白い人がいる地域は面白いに決まってる!?”
8月29日(土)18時〜 アーツ千代田3331
https://www.facebook.com/events/1653440061557405/
タイトルからして尖りきってます。
ローカルジャーナリストとして島根で活躍しているシマブロ!の田中さんはじめ、
地方を舞台にローカルメディアを活かしている3人がゲストのトークイベント。
こんなイベント面白いに決まってるじゃないですか。気になる!

今週末、大阪でも東京でも、島根のアツさを感じにぜひ会場にお越しください。
素敵なご縁がたくさん生まれることを心から願っています!

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しまねUIターンフェアには、こんなにもたくさんの島根県民が会場に集結するんです。
島根、本気度が違います。チーム島根、頑張ります!

(奈良井) 
posted by 島根 at 19:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良井

2015年03月02日

島根在住歴32年の僕が30年間田舎暮らしをしていなかった理由


“東京在住者の 4 割が地方への移住を検討してる”

こんな類いのアンケート結果や地方暮らしを特集するような本・TV番組などが巷に溢れるようになってきて、いわゆる“田舎暮らし”への憧れが強まっていることを感じてます。

そして、その憧れの矛先は島根にも向いていることを仕事柄(定住財団でUターンIターンのお手伝いをしています)とても感じています。公私ともに相談をされる機会がかなり増えています。

田舎暮らしへ憧れる方に島根を注目してもらってることは嬉しい。だけど、同時にちょっとモヤモヤしている自分の気持ちに気づいてしまっています。

今回のお話は、人によっては全く共感できないことかもしれないけれど、「田舎暮らし=島根の暮らし」という方程式に違和感を感じる僕の気持ちを少し掘り下げてみたいと思います。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 


僕は、32年生きてきた中で、そのほとんどを島根で過ごしてきました。
だけど、田舎暮らし歴は、約2年。
島根に住みながらも、“田舎暮らし”といわれる暮らしをしてこなかったってわけです。
そのことに、懺悔の気持ちをものすごくもっているのです。

世間では、田舎暮らしの価値として、
・安心安全
・人の繋がりが強い
・お裾分けの文化
・自然豊かな環境に囲まれている
・四季の移ろいを感じやすい
・生産者との距離が近い
なんて言われます。

こういう価値を感じながら島根で暮らしをしてる人はたくさんいると思うけど、僕はそうではなかった。
田舎であるはずの島根にいながら、都市的な暮らしをしてたんです。

食事や食材に関心を持ってなくて、産地はもちろん、生産する人のことを意識することは皆無。
近所に住んでいる方との関係も濃いとは言えない。一時期は、希薄さを求めてマンションに住んでた時期も。おすそ分けもありません。
自然が周りにあっても、そこに意識を向けることがありません。周りに田畑がたくさんあるにも関わらず、何が・いつできているのかわからない。家と学校・家と職場を往復する毎日でした。

この、島根に住みながら“田舎暮らし”をしていない理由の一つは、僕が住むのが県庁所在地の松江だから、というのもあるかもしれない。

だけど、そんなことより圧倒的に大きな理由がもう一つ。
(自分の懺悔の気持ちを込めて、これをとても伝えたいんです)

僕には「気づく力」が無かった!
日常に無関心すぎました。仕事(当時は小売業)でモノを仕入れたり売ったりすることには一生懸命なんだけど、地域のことや自然のこと、社会のことに無関心すぎた。経済のことばかり見ていたんです。

例えば、数年前まで田んぼに足を踏み入れたこともなく、食や農や地域に無関心だった僕は、お米ができる過程やスケジュールを知らなかった。普段毎日のように食べてるのに。

お米ひとつをとっても、意識をして「気付く」ようになると感じ方が一変する。
日常の周りの『変化』を敏感に感じることができています。
『田んぼに水がはったー!』
『稲穂が垂れてきたー!』
『収穫のあとにも、まだ残った稲が成長してる!』

家に田んぼを持っている友人達にこんな話をすると、あまりに日常なので全く共感されないけれど、田舎暮らし初心者の僕にしてみたら、気づけるようになったことは嬉しいし楽しい。
気づいて口にしていると、息子が同じように気づくようになってくれて、それを見るともっと嬉しい。
近いところにある当たり前の変化に気づけるように、もっとなりたい。


そして、田舎暮らしの価値に少しは気づけるようになった僕は、もう一つの違和感にぶちあたりました。
それは、田舎暮らしを美化しすぎている風潮があること。

環境、人、安全、食、歴史、誇れるものが確かにたくさんあるんだけれど、全てのことは表裏一体で、人があたたかく絆が強い分、手間のかかる面倒なことも当然ある。

自然がいっぱいといっても、自然の力は本当に驚異的。例えば、庭をちゃんと管理しようと思ったら、雑草の半端無い伸び加減にキレイな状態で保つことを諦めようと思ってしまう自分もいる。
定期的に地域の清掃活動だって、楽しいとはいえないけれど参加しなきゃ。

僕はまだまだ田舎暮らしを語るには未熟すぎるけど、甘くない世界っていうのは間違いない。


「島根で田舎暮らしをしませんか?」
実際あちこちで使われがちな、こういうメッセージでは、本当の田舎暮らしを伝えられないって感じてしまうんです。田舎暮らしに関心のある方には、もっともっとリアルを発信していきたい。しかも、僕のような中途半端ではなく、実際にリアルな田舎暮らしをしている方の声を公私ともにしっかり届けていきたいです。届けていきます。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ 

ついつい長文になってしまいました。今回の記事を端的にまとめると、
・住んでる自分たちにとっては当たり前の島根・地方・田舎がイマ注目されているぜ!
・どれだけ島根に住んでても“気づく意識”持ってないと田舎の価値に気づけないぜ!
・せっかくだから気づいて田舎で暮らす幸せを感じようぜ!
という自分への激励メッセージでした。

Iターンした方がヨソ者視点で島根の魅力を発見してくれるのと同じように、島根に住んでいる僕自身も、近くの当たり前に「気づく」意識をもって幸せを感じていきたいと思います。田舎暮らしを楽しみます。


梅
最近見かけた、咲き始めた梅の花。自分よりも息子が先に気づきました。息子よ、ナイス感性だ。
こういう季節の変わり目に気づいて「ワオ」って感じて喜べるのって、とっても小さいことだけど豊かですよね。
息子には、田舎暮らしの価値をしっかり感じながら人生を過ごしてほしいです。

posted by 島根 at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良井

2014年10月23日

UIターンフェア報告&次はドラフト会議!

こんにちは!定住財団の奈良井です。

先日このブログで告知させていただいた「しまねUIターンフェアin広島」。
10月19日に開催しました!当日は、181人の方にご来場いただき、本当にありがたい限りです。
このブログを見てきて頂いた方もおられて感激でした。
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↑このグラフのとおり、先に開催された大阪会場では昨年と比べて115人増加して「島根への追い風」を感じてました。しかし、広島は、昨年と比べて1名減。ショック。。(東京会場は12月開催)

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↑ALL島根のUIターン支援体制

高速道路開通により、今まで以上に行き来しやすくなり、島根へもっと流れてくるのかと思いきや、広島にいながら島根とも関りやすくUIターンの希望自体が少なくなっているのでは、と広島の皆さんは言われます。さらに、本気でUターンIターンを希望する方は、自分で動けちゃう距離なので東京大阪と比べてイベントの必要性自体が薄いのでは、という意見も。
そんな意見を聞いたとしても、高校卒業時に島根から流出する先No1の広島にはたくさんの島根にゆかりのある方がいるはずで、あきらめたくない気持ちが強いです。今後の広島に向けたPRの仕方、仕掛け方、知恵を絞りたいと思います。


今回印象的だったのが、実際に参加された市町村のUIターン支援担当者の皆さん。
「量より質だ」と多くの人が口を揃えて言われていて、一つのご縁を大切にされている姿勢を改めて感じちゃいました。一人一人に寄り添って、真摯に考えることができる人が島根には揃っているように思います。

全国的に人口減少社会の中で人の取り合いをする時代になってるけど、数を当然追求しつつも、質をより重視する。そんな皆さんの方向性、大賛成!きれいごとじゃないUIターン支援をALL島根でやっていきたいです。

このUIターンフェア、12月7日には渋谷ヒカリエで開催します。
詳細はコチラ:http://www.kurashimanet.jp/event/shimaneuiturn_2014_tokyo.html

そして、さらに12月20日には同じく渋谷ヒカリエで島根県内企業と直接交流・面接していただけるイベントを計画中。そのイベントの注目企画は「しまね就職・転職ドラフト会議(仮)」。
知らない企業が多い島根だからこそ、自分に合う企業の方からスカウトしてもらおうというドラフト型転職イベント。詳細は改めてUIターン総合サイト「くらしまねっと」やこのブログでご案内します!

posted by 島根 at 19:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良井

2014年10月13日

過去最大のスケールで開催〜!


今回の投稿は奈良井がお送りします。
僕は定住財団というUターンIターンをお手伝いする仕事をしています。
その本業の仕事の中から、シマブロを読んで頂いている皆様へご案内を一つ!

「しまねU・Iターンフェア」
http://www.kurashimanet.jp/event/shimaneuiturn_2014_hiroshima.html
UIターンフェア


島根にUターンIターンを考える方や地方での暮らしを考える方に向けたイベントで、東京・大阪・広島で開催しています。5年目を迎える今年、過去最大のスケールで実施することに!超気合いを入れてるんです。

昨年までは、16~17の市町村や8つの支援機関の構えるブースやセミナーによって情報提供をしてきました。
これはこれで、市町村や支援機関のキーパーソンの皆さんと来場された方々の良いご縁がうまれて成果に繋がっていたのは事実。

しかし、ここにもっとリアルで具体的な情報を持ち込もうと生まれ変わったのが今年のもの。
実際に島根にU・Iターンされた方を20人呼び、市町村や支援機関とともに、情報提供&相談対応をしていただきます。20人には島根のリアルや移住のリアルなどぶっちゃけ話をしていただき、市町村や支援機関は仕事・住まい・暮らしなどこれまで以上に具体的で豊富な情報提供を。官民総力を挙げた、今まで以上に濃い企画になりました。

起業、林業、ゲストハウス、農業、自然農、古民家、シニアライフ、中小企業、NPO、UIターン者の交流など、幅広い分野から集まる20人の方々それぞれが島根のキーパーソン。パワフルさが半端じゃないです。
20人の皆さんには、1日中相談対応をしていただくほか、それぞれの移住や現在の暮らしなどをプレゼンもしていただきます。その他にも、月刊ソトコト編集部の皆さんとキーパーソン3人(豊田さん@海士町×三浦さん@浜田市×白山さん@奥出雲)のトークセッションや市町村の熱血担当者によりプレゼンテーション、市町村別オススメ定住プランを紹介する企画、自己PR動画を島根県内企業へ売り込む特設撮影コーナーなど新企画も盛りだくさん。

参加市町村は19!初めて全市町村が揃います。
支援機関も9と過去最高の参加機関!住まいから企業情報・農林漁業・起業など、幅広く専門的な情報が揃います。

当日は、市町村+支援機関+20人の“UIターンの先輩”を含めると、島根県民が120人以上、会場に集結することに!ALL島根のチームで来場された方とのご縁を結びます。


先日開催した大阪会場では、390人(昨年比115人増)で過去最高の来場者数。4年連続総来場者数は増加中だけど、今年の伸びは今までに無く大幅な伸びが見られます。島根がますますアツいです。

いま、何かとアツい島根を体感しに、ぜひ会場へお越し下さい。

【しまねU・Iターンフェア2014】
10月19日:広島@基町クレド、12月7日:東京@渋谷ヒカリエ 
http://www.kurashimanet.jp/event/shimaneuiturn_2014_hiroshima.html


たくさんのご縁がうまれますように!


※島根の皆様、ぜひお知り合いへご案内をお願いします(>_<)
posted by 島根 at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良井

2014年01月21日

“将来の夢が全く無い学生”が仕事を見つけることができた理由

今回の投稿は定住財団の奈良井がお送りします。

大学3年生(短大1年生)の就職活動が12月に本格的にスタートしました。
定住財団では、就活イベントを主催することもあり、学生さんと話をする機会も多くあります。

色んな価値観をもった学生がいます。
自分の将来のために、目的をもって就職活動をしている学生さん。
自分や社会のことがよくわからず、とりあえず周りに合わせて就職活動している学生さん。
色んな価値観の学生さんがいて当然なんだけど、気になるのは、「昔の自分」のような後者の学生さん。気持ちがよくわかるんです。

さて、今回はこのブログの特色である「自分をさらけ出す」スタイルで、就活をする学生さんの中で「夢が無い」と悩む方へ、エールを贈るべく昔の自分を振り返ってみます。


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《 将来の夢が無い! 》
何となく選んだロボット工学の学科で、熱中するわけでもなくフツウに学び、学校と家の往復。勉強するのは将来のためでなく、卒業のため。大学生活がそれなりに楽しければいいや、そんな毎日。

大学3年生の春。冬から始まるという「就職活動」という言葉に少しずつ敏感になってきた。子どものときには、警察官や消防士などたくさんの将来の夢があったのに、大学生になると、将来がリアルになって夢から消えた。

今、将来の夢は「無い」。


《 悲!先入観の完成! 》
島根には働き場がないけん、安定した公務員になりなさい、じいちゃんはそう言ってた。

車の製造メーカーに就職できれば大成功、会社の規模が重要だ。大学の教授はそう言ってた。

ふむふむ、なるほど。

自分の指針をもてていない自分は、人から言われたことによってそれを信じ込む。
不安なときは信じ込みやすいもの。


不安だから、学校で開催される就職セミナーにはとりあえず参加する。
「やりたいことを明確にすることが大切」そう繰り返し語られていた。

ふむふむ、なるほど。

待てよ、「やりたいこと」が浮かばない。探しても見つからない。周りの友人達に聞くと、同じ状況で悩んでるのは少数派らしい。みんな大学や学部を選ぶ時点である程度やりたいことを考えて進むらしい。それを知りさらに焦る。

焦った自分は就職活動のマニュアルに従って「自己分析」とやらをやってみる。自己分析ってのは、就職活動の基本中の基本と呼ばれる自分の適性を確認するためのもので、専用のシートやWEBなどで判定できるらしい。

「島根には仕事が無い。規模の大きな会社が良い。公務員が安定しているから良い。」
そんな“先入観”を持っていた自分は、大手就職会社が提供する「自己分析ヒアリングシート」とやらの回答をする際、自分自身の姿というよりも「公務員になりたい自分」を演じて回答。


そして自動集計された結果を見る。

「“あなたに適した仕事” 第5位に公務員がランクインしてるぜ!やっぱり!」

「適した仕事」の上位に、公務員以外に何が入っていたか覚えてもいない。それだけ「公務員」という結論ありきで、自分の考え以外の情報は無意識に排除してたみたい。「やっぱ公務員になるべきなんだ。」そう信じ込んで学校の公務員講座にまで通い始める。

強固な先入観が完成。



《 とりあえず就職活動をしてみる 》

大学3年生の冬になった。自分に合うと思い込んでる“公務員”の試験は4年生の夏に行われるのが普通。公務員試験に落ちるかもしれん。民間企業の就活も一応しておかないと怖い。

とりあえず就職活動のスタートだ。

就職サイトで片っ端からエントリー。クリック一つで気になる会社に「エントリー」ができ、エントリーした会社から会社説明会や選考の案内が届く。それらが個人個人に宛てたものではなく、システムで一括で案内されているとも知らず、CMで見るような有名会社から届く返信メールに、なぜか誇らしい気持ちになる。クリック一つで就活した気持ちになれる「就職サイト」にはまっていってた。


《 就職活動をして分かったこと 》
都市部の合同企業説明会にも参加してみる。合同企業説明会(略してゴーセツと呼ばれる)は、企業がブースを出展し、学生が気になるブースを訪問して企業情報を収集するイベントだ。

都市部のゴーセツは名の知れた企業ばかりでブースが超満員。就活してる気分にはなるけど、自分が埋もれることがよくわかって、何故か切ない気持ちになった。
都会の合同企業説明会
※都会の合同企業説明会の様子


島根県で行われる合同企業説明会にも参加してみる。
銀行、マスコミはやっぱり人気。しかし、都会のイベントとは大きく違い、人が集まっていない企業ブースがたくさんある。もしかして穴場の企業もあるんじゃ?とブースに行こうとしてみるが、会社のこと知らないのにブースに行くのは、消極的な自分には無理だった。結局、知っている企業の中から選んだブースを回って終了。
島根の合同企業説明会
※島根の合同企業説明会の様子/学生の少ないブースもある

今でも忘れない、出展側の小売業の方から「うちのブース空いているから話聞いてみない?」というお声かけ。

即答で「結構です♪」と失礼な対応で断った。


《 一番嫌な仕事→一番働きたい仕事に 》
当時、自分の中で一番あり得ないと思っていたのが小売業だった。あまりにも身近過ぎるから、なんかカッコ悪い。キツそう。仕事のスケールが小さそう。イメージ悪い。

先入観だけででそう考えていた愚かな自分。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー

そんな自分も、無事大学卒業し社会人デビューをする日を迎えた。
就職を決めた会社は、公務員でもなく、当時一番あり得ないと思っていた「小売業」。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー

就職活動を続ける中で、ある時、知らない企業を知る努力を始めた。

途端、苦しい就職活動がほんの少しだけ楽しくなった。社会はこんなにたくさんの企業で成り立ってるのか。知らないことばかりじゃないか。

もしかしたら、自分のやりたいことを自分の中で無理に探すのではなく、どんな会社が世の中にあるのか話を聞いて、自分がどう感じるか確かめていくのも良いのかも。と思えてきた。

それからは、不安をごまかすように、視野を広げて企業を知る努力を続けてみた。

ふと、最も興味の無い業界だった小売業も少しだけ研究してみようと、書店でセブンイレブンの本を手に取る。「販売は科学である」と300ページに渡って、小売業の奥の深さが書いてあった。自分の先入観は吹っ飛び、自然と興味へと変わっていた。

そして、今まで先入観で見下していた小売業のブースにも行ってみた。採用担当の方と話をすると、アツ過ぎた。どんどん惚れ込んでいく。「やりたいこと」ってコレなのか?初めて考えた。


《 先入観の払拭 》
結局、島根には会社が無いのではないことがわかった。

大手就職サイトには、(掲載費が高いので)掲載が無いだけで求人自体はある。一生懸命、合同企業説明会などに参加して採用活動をしていても、学生が来ない企業もある。知らない企業を知る努力をすれば、少し可能性は開けていく。

そして、今になって会社の規模が重要でないこともわかった。
最後まで入社を迷っていた、大阪の会社。4年後に破産。規模が大きいから安定、なんて嘘だ、ということが後になってわかる。そんなこと、社会を知らない学生時代は考えもしなかった。


《 やりたいことは見つかる。そして、変わる 》
小売業で慌ただしくも楽しみながら勤務して数年後、新たにやりたいことが見つかる。そしてご縁があり、現在の職場へ転職。(転職後も小売業愛は決して途絶えていません!!)

現在の職場へ入る理由になった"やりたいこと”は「企業の地域貢献活動と地域の連携」だったけど、職場で働く中で、「UIターン支援」に関心が向いたり、今でもやりたいことが変わってく。結局、社会に出て色んなことを知るたびに、人に出会うたびに、やりたいことは変わっていくのかも。

人生かけて、やりたいことを仕事にして、それを貫く人はカッコいい。だけど、もしそれが無いんだとしたら、就職した中でそれを見つけていくのも良いんでないか、やりたいことが変わっていっても良いんでないか、と個人的には思う訳です。


《 大人の役目 》

学生時代は社会を知る機会が少ない分、先入観があって当然。

学生時代になかなか知ることのできない社会(企業や人)を、知らせるのは大人の役目でもあるなーと最近思います。大人になってわかった色んな気づきや、自分の後悔を、学生の皆さんに伝えたいって思います。

やり甲斐の無い仕事なんてないぜ!
せっかく人生の大部分を割いて働くのなら、イキイキ働こうぜ!
そして、輝ける場(職場)を探そうぜ!

と、おせっかい役として背中を押したい。昔の自分のような学生に火をつけたいっす。島根の大人の皆さんと一緒に学生さんのお手伝いをしたいっす。

ということで、できることをやってみようと近日中にイベント開催予定。
(シマブロデスク監修イベント、面白くなるはず!)

島根なら、思いつきの「何かやってみたい」がすぐ実現するからたまんない。必ずやります。乞うご期待!






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はぁ。長文過ぎた。もし読んで頂いた方がいらっしゃれば感謝します。学生時代に夢が無いと不安がる人がいるとすれば、大丈夫と言いたい!社会を知る努力をすれば、少しずつ自分や企業が見えてくるはず。そして、それを応援したいのです。

それではまた次回!

posted by 島根 at 19:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 奈良井

2013年10月11日

移住の支援制度100種類!?

負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じ抜く事〜♪
駄目になりそうな時、それが一番大事〜♪
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やってきました、島根を愛するみんなでつくるブログ「しまブロ」10回目の投稿です。今回の担当はふるさと島根定住財団の奈良井です。仕事でUターンIターンを支援しています。今回も仕事をふまえた内容でお送りします!


僕の大好きな歌、大事MANブラザーズの「それが大事」。
この曲が流行ったのは1992年。当時のことを覚えていますか?
(僕は10歳!何にも覚えておりません!)
島根県はこの年、転機を迎えたそうなんです。


日本全体の人口が順調に増加中の当時。
その中で、島根県では人口の自然減(出生数−死亡数がマイナスになること)が1993年には始まってしまうことが明らかに。

「マズイぞ!人口が自然減になれば、坂道を転げ落ちるように少子高齢化が進行するのは目に見えてるゾ!」

という危機感から、1992年を「定住元年」と宣言して様々な対策を開始。

例えば、対策の一つ、全国の中でも定住対策トップランナーと呼ばれた時代に生まれ、今でも続く「産業体験」という制度。

県外に住んでいた方が、担い手の不足する農林漁業や伝統工芸などの分野で最長1年間、指定された受入先で体験する場合に、月12万円(実家の場合6万円)の助成を受けることができる制度です。これまでたくさんの方がこの制度を活用し、600名以上が制度終了後も島根に定着されています。

その他にもたくさんの制度が生まれ、他県から注目を集めてきたんだとか。


3年前に現在の職場「ふるさと島根定住財団」に転職してきたワタクシ。
当時のことは話に聞くだけで、実際のところはわかりません。

今現在どうかというと、島根の制度はスゴイ!という時代ではなく、自治体間の競争の時代。いまや、あの東京都渋谷区でも若者向け定住対策の制度があるとか。

そんな競争の時代だからこそ、県だけでなく市町村単位の色々な分野で細かな支援策があります。

現在の島根県&市町村の定住対策の制度、ざっくり種類を数えてみたところ・・
なんと延べ約100種類近くありました。(市町村で同じ&似た制度がある場合も足し算して計算)
すごい数ですよね!




でも、UターンIターンを支援する仕事をしていて最近思うんです。

制度も必要かもしれないけど、結局行き着くのは「人」なんだと。

僕の周りにはスゴイ人がたくさん。
移住希望の方を色んな現場に案内して運命的な出会いを連発させてる人。
知らない方からメールが届いて相談乗り始めて、プライベートでIターン誘致に成功しちゃった人。
社会起業家的な人材を誘致してる人。

最近分かったのは、「人」がその人のためにどれだけ本気になれるのかが重要で、制度はあくまでも武器でしかない、ということ。

UターンIターンされた方の声を聞くと、「あの人」が対応してくれたからここに決めた。という声をよく耳にします。島根では市町村も相当本気で、全市町村に定住支援員という職員が必ずいたり、専門の部署があったりと、たくさんの「あの人」になり得る尊敬すべき方々がいます。

自分自身もそういう「あの人」になりたいし、同時に色んな「あの人」との繋がりを創って移住を考える人をうまく繋げるようになりたいって思います。

まだまだ自分は未熟すぎ。だからこそ、たくさんの信頼できる人「あの人」たちを頼りながら一人でも多くの方の力になれるよう気合いMAXでお手伝いしていきます。

島根へのUターンIターンを考える際は、私たち定住財団や市町村の皆さん、色んな支援機関の存在をぜひうまく活用してほしいです!


最後に情報提供〜!
島根県の16の市町の定住支援員をはじめ移住をサポートする担当者や、8つの移住支援機関の担当者と直接話ができる「しまねUIターンフェア」が開催されます。
10月13日大阪、10月27日東京。あなたの移住をサポートしてくれる「あの人」が見つかるはず!
詳しくはコチラ→http://www.kurashimanet.jp/support/event/uiturnfair_2013.html
定住対策21年目、本気で取り組む島根を会場で感じてください♪

こんなトークセッションもありますよ♪
トークセッション


今回もボンコバーラ青年のような小説風文章(https://blog.canpan.info/shimanedoor/archive/2)に挑戦できず。次回こそ!
posted by 島根 at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良井

2013年08月07日

この情報を届けたい!〜イベント編〜

みなさん、こんにちは!みんなでつくる島根ブログ、略して「シマブロ」!
第3回目の投稿は、ふるさと島根定住財団の奈良井がお届けします。

まずは簡単に自己紹介。
島根県出身、大学も島根、初就職先も島根(1年くらい島根外勤務)、そして転職後の今も島根在住。生まれてから今までほとんど島根にいるため、ソト目線で島根を見ることができない(泣)島根野郎です。現在の仕事ではUIターンの支援を担当しています。

僕も前回の投稿者、盆子原さん(https://blog.canpan.info/shimanedoor/archive/2)みたいに、小説チックに書きたいところですが、少し我慢。

仕事柄、色々なイベントに関わることが多いので、このブログをわざわざ見て頂ける方達に、どうしても届けたいイベント情報をお届けします。


【この情報を届けたい!〜イベント編@〜】 「しまねUIターンフェア」

今、多くの自治体が「移住」のために力を入れています。もちろん島根も!
そもそも暮らす場所を決めるっていうのは、大きなターニングポイントなわけで、どんな場所?どんな産業がある?どんな住まいがある?どんな人がいる?サポートある?などと知りたいコトはたくさんあるはず。その知りたいコトを一度に解決できる場、しまね暮らしを考えるキッカケの場として用意されたのがこのイベント!

このイベントは市町村の担当者の皆さんや移住に関する専門機関(県内企業や農林水産業・福祉などの専門的な分野への就職相談機関、住宅や高校進学に関する相談機関など)が一堂に広島&大阪&東京に集結し、情報提供や相談をするものなんです。情報を持ち帰るだけでももちろんOK!ぜひお気軽にお越しください〜!

【しまねUIターンフェア】広島(9/16)大阪(10/13) 東京(10/27)
詳しくは→http://www.kurashimanet.jp/support/event/uiturnfair_2013.html

UIターンフェアの中で、セミナーコーナーがあり、色んな企画をご用意しています。その中でも目玉は・・・「月刊ソトコト編集部とUIターンの先輩が語る!島根の魅力トークセッション」!!月刊ソトコトの編集長はじめ、編集部の皆様にもご参加いただく特別企画です。

UIターンの先輩としてご参加いただく、ワクワクしちゃう皆様はコチラ!
広島:岩本悠さん、本宮理恵さん、鶴原隆一さん
大阪:豊田庄吾さん、三浦大紀さん、鶴原隆一さん
東京:岩本悠さん、三浦大紀さん、鶴原隆一さん
どんなお話になるのか楽しみです!



続いて、どうしても伝えたいイベントがもう一つ。

【この情報を届けたい!〜イベント編A〜】「SHIMANEでつながる学生フェスティバル」

そうなんです。名前の通り、学生のフェスなんです。
就職活動のお手伝いをしている定住財団のジョブカフェしまねが8月16日に開催する特別企画!
従来の就職活動よりももっともっと深い「人」にスポットをあてた企画です。

島根で生きることやそれぞれの仕事に人生を懸けるアツい大人の皆さんが、アツい想いを語り、島根が素晴らしい場所であること、島根にはオモシロイ大人がたくさんいることを伝えます。

ステージでは色んなイベントあり、カフェあり、USTREAM配信&ニコニコ動画配信ありの良い意味でハチャメチャな企画。学生フェスという名のとおり、気楽なお祭り気分で参加OKデス♪

【学生フェスティバル】8月16日:松江テルサ
詳しくは→http://www.gogo-jobcafe-shimane.jp/news/docs/2013062000015/
※大人の皆さんはぜひUSTREAMで中継で応援をお願いします!
http://www.ustream.tv/channel/shimanegakufess


昔の自分が「島根おもしろくない」「島根には〇〇くらいしか企業は無い」とか、適当なことを言ってたのは、ただ単に「知らないから」でした。

僕は典型的な大手志向&安定志向(公務員講座に通うくらい)でしたが、「知る」キッカケがあり、ドバっと視野が広がり当初選択肢に全く入っていなかった業界・企業にも目がいくように。そして、最も関心の無かった業界・企業が絶対に働きたい業界・企業へと変わったんです。(このお話は盆子原風小説にていつか!)同じような変化が参加した学生さんにも起こることを期待!

島根の魅力は、自然や食べ物だけじゃない。知れば知るほど、人や企業の魅力に気づけるはず。カッコいい大人と出会うことを通して学生さんの視野が広がるように!島根のアツさに気づけるように!「SHIMANEでつながる学生フェス」そんな機会にきっとなるはずです!


記念すべき第1回目の担当記事が宣伝で終わってしまいました。。。
盆子原風記事を次回こそ!奈良井でした!
posted by 島根 at 17:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良井