こんにちは。シマブロ!事務局の烏田です。
今回は、昨年の12月「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」に参加してくださり、その場でブログの特別寄稿の申し出をしてくださった戸田さんから御寄稿いただいております。
戸田さんは、イベントに参加することに躊躇しながらも一歩を踏み出してくださいました。
その状況と心境の変化などについて綴ってもらっていますので、ご覧ください!
〔シマブロ特別寄稿:戸田めぐみさん〕
こんにちは、今回ブログを書かせてもらうことになりましたゲストブロガーの戸田めぐみです。
昨年の12月「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」に参加させてもらい、自ら挙手してブログを書かせてもらっています。
簡単な自己紹介をさせてもらいますと秋田県能代市で生まれ18歳まで地元で過ごしたのち、大学進学とともに
東京へ上京しました。その後そのまま東京で就職をして15年。途中2年ほど転勤で札幌にいましたが、また東京に舞い戻り
このまま東京で暮らしていくのかな・・・と思っていました。
そんな私が2016年2月から島根県松江市民に。なぜ?
【島根にきたきっかけ】
今回はそんな私の松江に来たきっかけや100人のつどいへ参加に至るまでの気持ちを綴ってみたいと思います!!
まずはなぜ、松江市民になった?ですが・・・それは単純なことで『好きになった相手が松江市民だったから』です。
縁あって札幌転勤時代に主人と知り合ったのですが、その頃の私は正直“島根ってどこ?”“地図だったらどこらへん?”
“有名なものってなにがあるの?”と失礼極まりないことばかり思っていました。
ですが、2014年に初めて島根を訪れたときの正直な感想は“悪くないなー!(いい意味で)”(上から目線ですみません)と思いました。
まず第一に感動したのは宍道湖の夕日!王道だなと思うかもしれませんが、湖があんなに街の一部になっているところって
じつはあまりないんですよね。“水の都”と呼ばれていることにも納得しました。
(宍道湖の夕日)
そして、松江城や石畳の道が多く風情があり、自然あふれる島根が日に日に好きになり“島根で暮らそう”と決意できました。
ご縁の国しまねは私を呼び寄せてくれたのかなぁ。
【100人のつどいに参加するまで】
そして島根生活2年目をもう少しで終えようとしていた頃に「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」に
定住財団の奈良井さんから招待してもらいました。
実はIターンしてから毎回お声掛けをしてもらっていたにも関わらず毎年お盆や年末の実家帰省の時期とかぶり参加出来なかったため
2年目にして初参加でした!
毎回参加出来ないとお断りをしていたので、次は声がかからないだろうなと思っていたのですが、定住財団の奈良井さんが粘り強く
声をかけてくださったので企画を知ることができ参加できました。
まだ参加していない方もこの記事をみて安心して欲しいのですが、こういった形で一度関わった人たちにはアツく!粘り強く!
真摯に向き合ってくれる人たちが島根にはいます♪
さらにもっともっと不安だったのは一人参加をすることでした。開始直前まで何度も帰ろうかなとか思っていましたし(笑)
普段営業職で飛び込み訪問している私でも不安で仕方ありませんでした。
でも一人参加は全く問題ありませんでした。
イベントの構成も1部2部に分かれており、1部はグループワークなのでそこでまずアイスブレイクができます!
2部は完全フリー形式の交流になりますが、主催者のみなさんがその人の背景や性格を踏まえて縁を紡いでくれます♡
なので自然と会話も盛り上がりますし、交流が交流をよび輪が広がっていきます!
参加して思いましたが名刺や自分をアピールできるチラシ・パンフレットを持っていると交流後にも
連絡がとれるので参加のときにはお持ちすることをオススメします♪
【きっかけはみんなちがっていいんだ!】
私が「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」に参加したきっかけ・・・それは友達が欲しかったから。
地元でもない、仕事が終われば夕飯の準備があるので自宅に直帰!これを繰り返していた2年間は職場の人や主人の
友人以外に友達は全くといっていいほど増えませんでした。
尚且つ、社会人になって友達を作るのは結構難しいんですよね、コレが・・・。
なのでせっかくこれから長く住むのであれば自分が行動しなければ状況はなにも変わらない!と思い参加したのです。
参加する人のきっかけや目的はみんな違っていい!きっかけを堂々といえる場所があるのはもっといい!
「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」に参加して思ったことはまさにそういったことででした。
そしてきっかけや目的をもって“行動すること”それがもっと重要なんだなと改めて実感した貴重な時間でした。
次回開催時には参加したいと思っている方や不安に思われている方は参加後“参加してよかった”と思えるはずです。
ちなみに私も「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」で出会った方と月1の食事会をするまでになりました♪
次回またこのブログを通して皆様にもお会いできますように♡
(戸田さんの結婚前撮り写真)
2018年04月08日
2018年03月08日
懐かしいっつう感情
こんにちは。シマブロ!事務局の烏田です。
今回の特別寄稿は、独自の感性で描かれる 島根で暮らすイチ個人のリアルについてお伝えしたいと思います。
事務局からの言葉はあまり必要ないと思いますので、早速ご覧ください。
〔シマブロ特別寄稿:太田章彦さん〕
はじめまして、太田章彦です。
28歳です。
島根のことをアツく語ることを恥ずかしいと思っている性格をしています。
島根最高!!みたいなノリはもっと恥ずかしいし、島根に貢献したいって言う人たちのことを、心のどこかで嘘くさいなぁとも、思っています(偏見です、すみません)。
僕は、島根のために何かするんじゃなくって、暮らしそのものが結果的に島根のためになっていた、くらいの温度感でいいんじゃないかなぁと思っています。
とは言え、考え方はいろいろあります。
良い悪いの話ではもちろんありません。
ただ一つ言えることは、考え方は違えど、島根が大切な場所だと思う気持ちはみんなと一緒だということです。
僕は松江市出身で、
城北幼稚園、川津小学校、松江第二中学校、松江商業高校に通い、
それから3年間ほど大阪で過ごしたのち、浜田市弥栄町を経て、
現在は隠岐諸島海士町に住んでいます。
誰もが憧れる(?)離島暮らしをしています。
そのために、たまにしか帰らない地元松江ですが、成長とともに同じ速度で変わっていった街並だったからか、久しぶりに松江の街並を見ると、とても懐かしい気持ちになります。
センチメンタルです。
通学路で使っていた道が新しくなっていたり、
「ブックス文化の友」があった場所に「コメダコーヒー」が出来ていたり、
総合体育館が新しくなっていたこともそう。
僕が気付くだけでも数え上げるとキリがないくらいに、街並みは変わっていっています。
栄えていた場所が寂れていたり、別の新しい建物が建っていたりする、そういった様子から時代の流れを感じ取ると、ふと懐かしい気持ちとともにいろんな思い出が蘇り、松江にたくさんの思い出があることに気付きます。
ただ、思い出が蘇るとしても、その思い出の場所がなくなることはやっぱり悲しい。
この変わりゆく速度は止まることはないし、変わりゆくことが嫌でもない。
でも、どこか悲しい気持ちになる。
この悲しい気持ちを、ネガティブでもポジティブでもない気持ちとして、何か整理できないかなぁと思っていました。
今までは、高校時代に読んだみうらじゅんの著書の何かにあった一文の
「そこがいいんじゃない?」
という言葉に影響を受けていました。
これは、悲しいことがあったとしても、そこがいいんじゃない?と思うことで、どれほど残念なことでもなぜかポジティブに捉えることができる魔法の言葉でした。
でもコレって、結局ポジティブに捉えてる。
僕が探していたのは、ネガティブでもポジティブでもない気持ち。
28歳になり、それなりに本を読んだり人の言葉に触れたことで、少しづつだけれど、気持ちの整理や感情の向き合い方に余裕が生まれている感覚があります。
例えば、田口ランディの著書の何か(マアジナルだったかなぁ)の一文の
「悲しいという感情が美しいと知った」
みたいな表現や、
荒木経惟の
「悲しいという感情を味わっている」
みたいな一言だったり。
となると、悲しい気持ちも健全なんだ、と思えたり。
だとしたら、どの感情も素敵なものなのかも、と気付けたり。
で、結局何が言いたいかというと。
つまり、どんなに嬉しい思い出でも、
燃やしたいような悲しい思い出も、
どんな思い出でもいいので、
懐かしむための思い出があることが大切なのだと思いました。(バーン!)
暮らしの中で起こる良いこと悪いこと、いろんな思い出を島根でたくさん作ること。
これが大切。
テーブルを囲んでホワイトボードに付箋貼って島根の未来を考えることも大切なことだけれど、
でも今、冬だし、スキーに行きましょうよ。
寒いときの温泉に入りましょうよ。
寒ブリ食べましょうよ。
熱燗飲みましょうよ。
今の季節の島根を満喫しましょうよって話です。
そして、テーブルを囲む時は、酒を呑んで語りましょうよ。
とにかくたくさん思い出を作りましょう。
荒木経惟が「懐かしいっつう感情をねぇ、みんなすっごく低く評価するけど、実は、一番大切なことなんじゃないの」と言いましたが、本当にその通りです。
嬉しい思い出も、
つらい思い出も、
悲しい思い出も、
楽しい思い出も、
懐かしい気持ちとともに蘇る思い出がたくさんあることが、
好き嫌いを超えて島根を大切な場所だと思うことができる理由だとつくづく思うのです。
ということで、島根でたくさん遊びましょう。
今回の特別寄稿は、独自の感性で描かれる 島根で暮らすイチ個人のリアルについてお伝えしたいと思います。
事務局からの言葉はあまり必要ないと思いますので、早速ご覧ください。
〔シマブロ特別寄稿:太田章彦さん〕
はじめまして、太田章彦です。
28歳です。
島根のことをアツく語ることを恥ずかしいと思っている性格をしています。
島根最高!!みたいなノリはもっと恥ずかしいし、島根に貢献したいって言う人たちのことを、心のどこかで嘘くさいなぁとも、思っています(偏見です、すみません)。
僕は、島根のために何かするんじゃなくって、暮らしそのものが結果的に島根のためになっていた、くらいの温度感でいいんじゃないかなぁと思っています。
とは言え、考え方はいろいろあります。
良い悪いの話ではもちろんありません。
ただ一つ言えることは、考え方は違えど、島根が大切な場所だと思う気持ちはみんなと一緒だということです。
僕は松江市出身で、
城北幼稚園、川津小学校、松江第二中学校、松江商業高校に通い、
それから3年間ほど大阪で過ごしたのち、浜田市弥栄町を経て、
現在は隠岐諸島海士町に住んでいます。
誰もが憧れる(?)離島暮らしをしています。
そのために、たまにしか帰らない地元松江ですが、成長とともに同じ速度で変わっていった街並だったからか、久しぶりに松江の街並を見ると、とても懐かしい気持ちになります。
センチメンタルです。
通学路で使っていた道が新しくなっていたり、
「ブックス文化の友」があった場所に「コメダコーヒー」が出来ていたり、
総合体育館が新しくなっていたこともそう。
僕が気付くだけでも数え上げるとキリがないくらいに、街並みは変わっていっています。
栄えていた場所が寂れていたり、別の新しい建物が建っていたりする、そういった様子から時代の流れを感じ取ると、ふと懐かしい気持ちとともにいろんな思い出が蘇り、松江にたくさんの思い出があることに気付きます。
ただ、思い出が蘇るとしても、その思い出の場所がなくなることはやっぱり悲しい。
この変わりゆく速度は止まることはないし、変わりゆくことが嫌でもない。
でも、どこか悲しい気持ちになる。
この悲しい気持ちを、ネガティブでもポジティブでもない気持ちとして、何か整理できないかなぁと思っていました。
今までは、高校時代に読んだみうらじゅんの著書の何かにあった一文の
「そこがいいんじゃない?」
という言葉に影響を受けていました。
これは、悲しいことがあったとしても、そこがいいんじゃない?と思うことで、どれほど残念なことでもなぜかポジティブに捉えることができる魔法の言葉でした。
でもコレって、結局ポジティブに捉えてる。
僕が探していたのは、ネガティブでもポジティブでもない気持ち。
28歳になり、それなりに本を読んだり人の言葉に触れたことで、少しづつだけれど、気持ちの整理や感情の向き合い方に余裕が生まれている感覚があります。
例えば、田口ランディの著書の何か(マアジナルだったかなぁ)の一文の
「悲しいという感情が美しいと知った」
みたいな表現や、
荒木経惟の
「悲しいという感情を味わっている」
みたいな一言だったり。
となると、悲しい気持ちも健全なんだ、と思えたり。
だとしたら、どの感情も素敵なものなのかも、と気付けたり。
で、結局何が言いたいかというと。
つまり、どんなに嬉しい思い出でも、
燃やしたいような悲しい思い出も、
どんな思い出でもいいので、
懐かしむための思い出があることが大切なのだと思いました。(バーン!)
暮らしの中で起こる良いこと悪いこと、いろんな思い出を島根でたくさん作ること。
これが大切。
テーブルを囲んでホワイトボードに付箋貼って島根の未来を考えることも大切なことだけれど、
でも今、冬だし、スキーに行きましょうよ。
寒いときの温泉に入りましょうよ。
寒ブリ食べましょうよ。
熱燗飲みましょうよ。
今の季節の島根を満喫しましょうよって話です。
そして、テーブルを囲む時は、酒を呑んで語りましょうよ。
とにかくたくさん思い出を作りましょう。
荒木経惟が「懐かしいっつう感情をねぇ、みんなすっごく低く評価するけど、実は、一番大切なことなんじゃないの」と言いましたが、本当にその通りです。
嬉しい思い出も、
つらい思い出も、
悲しい思い出も、
楽しい思い出も、
懐かしい気持ちとともに蘇る思い出がたくさんあることが、
好き嫌いを超えて島根を大切な場所だと思うことができる理由だとつくづく思うのです。
ということで、島根でたくさん遊びましょう。
2018年02月17日
松江着物時間〜地元の魅力を写真で発信
こんにちは。シマブロ!事務局の烏田です。
今年から特別寄稿を中心にブログ更新していこうと思っています。
今回は、島根県松江市を中心として、僧侶でありながらフォトグラファーという豅 純吾さんに御寄稿いただいています。
仕事をしながらプライベートで地域に関わる活動をしておられる方の割合は、都心部に比べて島根の方が高いような印象があります。
その地域との❝関わりしろ❞が、自分の特技や趣味だったら…それはきっと、負担感なく楽しく取り組むことができるんじゃないかと思います。
そんな1つの例として紹介させていただきます!
〔シマブロ特別寄稿:豅 純吾さん〕
僧侶&フォトグラファー
初めて寄稿させていただきます、豅 純吾(ながたに じゅんご)と申します。松江市石橋町にある順光寺というお寺の副住職です。
お寺は古くから地域コミュニティの中心であることから、地域とともにあるお寺づくりを目指し、積極的に地域の活動に参加しています。
また、10年以上前から、フォトグラファーとしての活動も行なっています。松江は美しい風景が多く、被写体に恵まれたまちです。松江の魅力を写真で広く発信していくため、個人サイトを開設し、作品を公開しています。
Nagatani Jungo Photography
https://nagatanijungo.net
2014年からは、松江の秋の光のイベント「松江水燈路(まつえすいとうろ)」の写真展を毎年開催しています。
松江着物時間〜着物で彩る松江の風景
今、私は写真を使ったまちづくり活動として、「松江着物時間」という取り組みを行なっています。
この企画を一緒に発案したのは、元・ちどり娘(松江城観光ガイド)の江畑春奈さん。着物と松江をこよなく愛する松江の女性です。
「松江で着物を着る人が増えて欲しい。着物人口が増えて街を華やかに彩ることで観光に活気を生み出したい」という思いを持っています。
松江は、江戸期より松江藩の城下町として発展しました。城下町ならではの風情が街の至るところに残っており、着物姿が映える街でもあります。
この「松江着物時間」のコンセプトは、「着物姿が彩る松江の風景」。着物姿が彩る「水の都・松江」の観光スポットを写真で紹介し、松江の魅力を発信することを目的にしています。
今までの活動
「松江着物時間」は、2014年の秋から活動を始めました。
松江の観光スポットに行き、撮影を行います。モデルを担当するのは、江畑さんと、彼女の着物仲間たちです。これまで、松江城、宍道湖、松江大橋など、松江の名所を舞台にモデル撮影を行いました。
撮影した写真は私のサイトで公開し、多くの方にご覧いただいています。
松江着物時間
https://nagatanijungo.net/matsuekimono
FacebookやInstagramなどのSNSにも写真を投稿し、活動をアピールしています。
当初は地道な活動を続けていた「松江着物時間」ですが、SNSでの口コミが広がり、2016年あたりから多くの方に知ってもらえるようになりました。
スマートフォンが普及し、ブログやSNSで気軽に投稿ができる時代。Web媒体を活用することで、コストや手間をかけず、作品をたくさんの人に見てもらうことができます。
発信を続けていくことで、同じような目的を持った仲間を見つけることも簡単になりました。
インターネットの発達と発信技術の向上によって、地域活動を行う敷居が下がったように感じます。そういう意味では、良い時代になったなと思います。
2016年には、「松江着物時間」で撮影した写真が、「市報まつえ」の表紙を飾りました。
https://nagatanijungo.net/archives/7522
また、2018年1月には最初の写真展を開催しました。会場はミスアガサさんという市内の飲食店です。多くの方にご来場いただきました。
※ 開催期間:2018年1月8日〜1月31日
https://nagatanijungo.net/archives/9278
これからの活動
活動を始めて3年が経ちました。まだ撮影していない名所・スポットもたくさんあるので、これからも各地での撮影を続けていきます。
これまで通り、ネット媒体を中心に活動していきますが、それと並行して、「松江着物時間」の写真展を各所で開催していきたいと思っています。
また、一緒にこの活動に参加してくれる仲間を増やすのも目標のひとつです。
特技を活かしたまちづくり
「松江着物時間」の活動を続ける中で感じたのは、まちづくり活動で自分の特技・趣味・関心を活かすことの大切さです。
「松江着物時間」は、江畑さんの着物の知識と私の写真撮影、それぞれの得意分野が原点です。
活動当初は、何度もミーティングを重ねて、それぞれのスキル、できることできないこと、活動についての思いなどをとことん話し合いました。
地域活動を始めるときに、自分自身が得意なこと、興味のあることをしっかりと掘り下げること。そこから活動のヒントが見えてくるのだと思います。
「松江着物時間」の活動を続ける中で、そんなことを感じました。これからも、得意分野を活かした活動を続けていきたいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
豅さん、素晴らしい取組紹介と写真をありがとうございました!!!
これからもシマブロ!では、「島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談」など、皆様からの寄稿をお待ちしております◎
今年から特別寄稿を中心にブログ更新していこうと思っています。
今回は、島根県松江市を中心として、僧侶でありながらフォトグラファーという豅 純吾さんに御寄稿いただいています。
仕事をしながらプライベートで地域に関わる活動をしておられる方の割合は、都心部に比べて島根の方が高いような印象があります。
その地域との❝関わりしろ❞が、自分の特技や趣味だったら…それはきっと、負担感なく楽しく取り組むことができるんじゃないかと思います。
そんな1つの例として紹介させていただきます!
〔シマブロ特別寄稿:豅 純吾さん〕
僧侶&フォトグラファー
初めて寄稿させていただきます、豅 純吾(ながたに じゅんご)と申します。松江市石橋町にある順光寺というお寺の副住職です。
お寺は古くから地域コミュニティの中心であることから、地域とともにあるお寺づくりを目指し、積極的に地域の活動に参加しています。
また、10年以上前から、フォトグラファーとしての活動も行なっています。松江は美しい風景が多く、被写体に恵まれたまちです。松江の魅力を写真で広く発信していくため、個人サイトを開設し、作品を公開しています。
Nagatani Jungo Photography
https://nagatanijungo.net
2014年からは、松江の秋の光のイベント「松江水燈路(まつえすいとうろ)」の写真展を毎年開催しています。
松江着物時間〜着物で彩る松江の風景
今、私は写真を使ったまちづくり活動として、「松江着物時間」という取り組みを行なっています。
この企画を一緒に発案したのは、元・ちどり娘(松江城観光ガイド)の江畑春奈さん。着物と松江をこよなく愛する松江の女性です。
「松江で着物を着る人が増えて欲しい。着物人口が増えて街を華やかに彩ることで観光に活気を生み出したい」という思いを持っています。
松江は、江戸期より松江藩の城下町として発展しました。城下町ならではの風情が街の至るところに残っており、着物姿が映える街でもあります。
この「松江着物時間」のコンセプトは、「着物姿が彩る松江の風景」。着物姿が彩る「水の都・松江」の観光スポットを写真で紹介し、松江の魅力を発信することを目的にしています。
今までの活動
「松江着物時間」は、2014年の秋から活動を始めました。
松江の観光スポットに行き、撮影を行います。モデルを担当するのは、江畑さんと、彼女の着物仲間たちです。これまで、松江城、宍道湖、松江大橋など、松江の名所を舞台にモデル撮影を行いました。
撮影した写真は私のサイトで公開し、多くの方にご覧いただいています。
松江着物時間
https://nagatanijungo.net/matsuekimono
FacebookやInstagramなどのSNSにも写真を投稿し、活動をアピールしています。
当初は地道な活動を続けていた「松江着物時間」ですが、SNSでの口コミが広がり、2016年あたりから多くの方に知ってもらえるようになりました。
スマートフォンが普及し、ブログやSNSで気軽に投稿ができる時代。Web媒体を活用することで、コストや手間をかけず、作品をたくさんの人に見てもらうことができます。
発信を続けていくことで、同じような目的を持った仲間を見つけることも簡単になりました。
インターネットの発達と発信技術の向上によって、地域活動を行う敷居が下がったように感じます。そういう意味では、良い時代になったなと思います。
2016年には、「松江着物時間」で撮影した写真が、「市報まつえ」の表紙を飾りました。
https://nagatanijungo.net/archives/7522
また、2018年1月には最初の写真展を開催しました。会場はミスアガサさんという市内の飲食店です。多くの方にご来場いただきました。
※ 開催期間:2018年1月8日〜1月31日
https://nagatanijungo.net/archives/9278
これからの活動
活動を始めて3年が経ちました。まだ撮影していない名所・スポットもたくさんあるので、これからも各地での撮影を続けていきます。
これまで通り、ネット媒体を中心に活動していきますが、それと並行して、「松江着物時間」の写真展を各所で開催していきたいと思っています。
また、一緒にこの活動に参加してくれる仲間を増やすのも目標のひとつです。
特技を活かしたまちづくり
「松江着物時間」の活動を続ける中で感じたのは、まちづくり活動で自分の特技・趣味・関心を活かすことの大切さです。
「松江着物時間」は、江畑さんの着物の知識と私の写真撮影、それぞれの得意分野が原点です。
活動当初は、何度もミーティングを重ねて、それぞれのスキル、できることできないこと、活動についての思いなどをとことん話し合いました。
地域活動を始めるときに、自分自身が得意なこと、興味のあることをしっかりと掘り下げること。そこから活動のヒントが見えてくるのだと思います。
「松江着物時間」の活動を続ける中で、そんなことを感じました。これからも、得意分野を活かした活動を続けていきたいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
豅さん、素晴らしい取組紹介と写真をありがとうございました!!!
これからもシマブロ!では、「島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談」など、皆様からの寄稿をお待ちしております◎
2018年01月26日
乾ききった干物リーマンからの脱却 〜100人の集い 参加者より特別寄稿〜
● イベント参加者より、感想を執筆していただきました。
こんにちは。シマブロ!事務局の烏田です。
先日の記事で、「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」について報告の記事を掲載させていただいたところですが、今回はその参加者である角 拓哉さんが参加した感想を御寄稿くださいました。
「しまね若者100人の集い」は今回で9回目でしたが、角さんは初期の段階から何度も同イベントに参加してくださっています。
「しまね若者100人の集い」は毎回、少しずつ内容を変えながら「参加者同士の繋がりづくり」や「繋がりの先の行動」を促せるよう意識しています。そうすることで参加者の満足度を上げ、より実りのあるイベントになるよう、シマブロ!内でも頭を捻りながらプログラムを作ってきました。
角さんには、これまでの「しまね若者100人の集い」を何度も経験してこられたお立場から、参加者目線で今回のイベントを振り返っていただいています。
この御寄稿が、ご覧の皆様の一歩を後押しするものになれば幸いです。
〔シマブロ特別寄稿:角 拓哉さん〕
初めてシマブロ!に投稿させて頂きます島根生まれ島根育ちの純島根産、角(スミ)です!よろしくお願いします!
今回は昨年末に開催された、「シマブロ!presentsしまね若者100人のつどい2017冬」について書かせていただきます!
【「しまね若者100人のつどい」の魅力】
最初に言った通り、純島根産の私。今も島根県内の企業に勤めており、生まれてから24年間島根以外に住んだことがない箱入り息子です。
そんな私は島根大学生のときに「しまね若者100人のつどい」初めて参加。いつの間にか社会人になってからも度々参加させてもらい、かなりのリピーターになっています。
しまね若者100人の集い(第2部:交流会)の様子
「しまね若者100人のつどい」で出会った人と、イベント後も一緒に遊んだり、違うイベントに出たりするのがとても楽しくて、出る度に刺激をもらえるので、いつの間にかリピーターになっていました。
毎回行われる参加者によるフリーのイベント告知も魅力的ですね!
【2017冬の「しまね若者100人のつどい」について】
今回の2017冬の「しまね若者100人のつどい」は、まず1部のイベント「リアル脱出ゲーム」がいつにも増しておもしろかったです。
自分の班は6人もいて、ほぼ全員初対面でしたが、ゲームを通してぐんぐん仲良くなっていきました。
リアル脱出ゲームをチームメンバーで話し合いながら取り組んでいる様子
一番早く真の答えの直前までいったのに、ひっかけ問題に気づかず、余裕ぶちかまし、真の答えにたどり着けないまま時間切れになったのときは、班員で悔しさを分かち合いました(笑)
ありがとう!ゲームマスター!
そんな「リアル脱出ゲーム」は、ただ楽しいだけではなく、僕の心に突き刺さるあるメッセージが隠されていました。
僕は大学生の時、島根県の大学生になら誰にも負けないくらい、頑張っていました。
大学の授業がきっかけでボランティアに燃え、雲南市の桜まつりに地元野菜をふんだんに使った屋台を出店したり、島根県では珍しい1年間の長期インターンシップに挑戦したりしていました。
もちろん挫折も多く味わいましたが、その度に友達や先輩に助けられ、本当に楽しく、充実した大学生活でした。
そして地元企業に就職。社会人になってもこれまでのようにチャレンジを続けていこう!
そう、思っていました。
でも社会人になって、日々の忙しさに言い訳して、いつの間にか
起きる→出勤→帰宅→めし→風呂→Youtube鑑賞→寝る→起きる…
のような乾ききった、まるで干物のような、しょうもないサラリーマンになっていました。
それでも社会人になってからも「しまね若者100人のつどい」に参加して「すごい人達」と出会い、話していれば何をしなくても自分も「すごい人」になっているような気がして
そんなしょうもない自己満足な気持ちを持ちながら「しまね若者100人のつどい」に参加していました。
そんな中での、今回のテーマ「100人の繋がりで終わらず、100人の行動が未来を変える」。
社会人になってから、「しまね若者100人のつどい」に参加して、色々な方々と繋がりができるだけで、何も行動していないのに満足していた自分に気づきました。
そんなこんなで1人現実を突きつけられ、意気消沈の中、シマブロ!メンバーで普段からお世話になっている小笠原さんに、「第1部の感想を言ってみない?」と無茶振りチャンスを頂きました。
それがいつの間にか乾杯の挨拶を任せてもらうこととなり、緊張からややグダりながらも、干物リーマンの現状についてスピーチ、これからはチャレンジしていく決意表明、からの100人と乾杯。
その後の第2部では、乾杯のスピーチのお陰でいつもに増して色々な方々からお声掛けいただき、チャレンジの機会までいただいて、僕にとって大学生の時のように「チャレンジするキッカケ」を与えてくれた「しまね若者100人のつどい」になりました。
【おわりに】
これまで何回も「しまね若者100人のつどい」に参加させて頂きましたが、今回は今までの中でも1番自分にとって実りある、そして1番楽しかった「しまね若者100人のつどい」でした。
繋がりの先にある行動こそが大切であり、100人が作った繋がりを活かして、100人が例え小さくても前向きな行動を積み重ねていけば本当に未来は変わっていく(奈良井さんのブログからの引用)
今回改めて思い知った「行動すること」の大切さを胸に、僕は、チャレンジしていきます。
こんなステキな「しまね若者100人のつどい」を開催していただいた、シマブロ!の皆様、気さくに話しかけてくださるステキな参加者の皆様、会場運営の「縁」様、本当にありがとうございました。
「何か日頃の生活にもやもやしている方」「新しい出会いが欲しい方」、色々な方々にとってきっと「しまね若者100人のつどい」は何かを始める「キッカケ」になると思います。
長文&駄文でしたが、この記事を読んで「しまね若者100人のつどい」に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
ありがとうございました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
角さん、アツいメッセージをありがとうございました!!!
これからもシマブロ!では、「島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談」など、皆様からの寄稿をお待ちしております◎
こんにちは。シマブロ!事務局の烏田です。
先日の記事で、「シマブロ!presents しまね若者100人のつどい2017冬」について報告の記事を掲載させていただいたところですが、今回はその参加者である角 拓哉さんが参加した感想を御寄稿くださいました。
「しまね若者100人の集い」は今回で9回目でしたが、角さんは初期の段階から何度も同イベントに参加してくださっています。
「しまね若者100人の集い」は毎回、少しずつ内容を変えながら「参加者同士の繋がりづくり」や「繋がりの先の行動」を促せるよう意識しています。そうすることで参加者の満足度を上げ、より実りのあるイベントになるよう、シマブロ!内でも頭を捻りながらプログラムを作ってきました。
角さんには、これまでの「しまね若者100人の集い」を何度も経験してこられたお立場から、参加者目線で今回のイベントを振り返っていただいています。
この御寄稿が、ご覧の皆様の一歩を後押しするものになれば幸いです。
〔シマブロ特別寄稿:角 拓哉さん〕
初めてシマブロ!に投稿させて頂きます島根生まれ島根育ちの純島根産、角(スミ)です!よろしくお願いします!
今回は昨年末に開催された、「シマブロ!presentsしまね若者100人のつどい2017冬」について書かせていただきます!
【「しまね若者100人のつどい」の魅力】
最初に言った通り、純島根産の私。今も島根県内の企業に勤めており、生まれてから24年間島根以外に住んだことがない箱入り息子です。
そんな私は島根大学生のときに「しまね若者100人のつどい」初めて参加。いつの間にか社会人になってからも度々参加させてもらい、かなりのリピーターになっています。
しまね若者100人の集い(第2部:交流会)の様子
「しまね若者100人のつどい」で出会った人と、イベント後も一緒に遊んだり、違うイベントに出たりするのがとても楽しくて、出る度に刺激をもらえるので、いつの間にかリピーターになっていました。
毎回行われる参加者によるフリーのイベント告知も魅力的ですね!
【2017冬の「しまね若者100人のつどい」について】
今回の2017冬の「しまね若者100人のつどい」は、まず1部のイベント「リアル脱出ゲーム」がいつにも増しておもしろかったです。
自分の班は6人もいて、ほぼ全員初対面でしたが、ゲームを通してぐんぐん仲良くなっていきました。
リアル脱出ゲームをチームメンバーで話し合いながら取り組んでいる様子
一番早く真の答えの直前までいったのに、ひっかけ問題に気づかず、余裕ぶちかまし、真の答えにたどり着けないまま時間切れになったのときは、班員で悔しさを分かち合いました(笑)
ありがとう!ゲームマスター!
そんな「リアル脱出ゲーム」は、ただ楽しいだけではなく、僕の心に突き刺さるあるメッセージが隠されていました。
“100人の「繋がり」で終わらず 100人の「行動」が未来を変える”
僕は大学生の時、島根県の大学生になら誰にも負けないくらい、頑張っていました。
大学の授業がきっかけでボランティアに燃え、雲南市の桜まつりに地元野菜をふんだんに使った屋台を出店したり、島根県では珍しい1年間の長期インターンシップに挑戦したりしていました。
もちろん挫折も多く味わいましたが、その度に友達や先輩に助けられ、本当に楽しく、充実した大学生活でした。
そして地元企業に就職。社会人になってもこれまでのようにチャレンジを続けていこう!
そう、思っていました。
でも社会人になって、日々の忙しさに言い訳して、いつの間にか
起きる→出勤→帰宅→めし→風呂→Youtube鑑賞→寝る→起きる…
のような乾ききった、まるで干物のような、しょうもないサラリーマンになっていました。
それでも社会人になってからも「しまね若者100人のつどい」に参加して「すごい人達」と出会い、話していれば何をしなくても自分も「すごい人」になっているような気がして
そんなしょうもない自己満足な気持ちを持ちながら「しまね若者100人のつどい」に参加していました。
そんな中での、今回のテーマ「100人の繋がりで終わらず、100人の行動が未来を変える」。
社会人になってから、「しまね若者100人のつどい」に参加して、色々な方々と繋がりができるだけで、何も行動していないのに満足していた自分に気づきました。
そんなこんなで1人現実を突きつけられ、意気消沈の中、シマブロ!メンバーで普段からお世話になっている小笠原さんに、「第1部の感想を言ってみない?」と
それがいつの間にか乾杯の挨拶を任せてもらうこととなり、緊張からややグダりながらも、干物リーマンの現状についてスピーチ、これからはチャレンジしていく決意表明、からの100人と乾杯。
その後の第2部では、乾杯のスピーチのお陰でいつもに増して色々な方々からお声掛けいただき、チャレンジの機会までいただいて、僕にとって大学生の時のように「チャレンジするキッカケ」を与えてくれた「しまね若者100人のつどい」になりました。
【おわりに】
これまで何回も「しまね若者100人のつどい」に参加させて頂きましたが、今回は今までの中でも1番自分にとって実りある、そして1番楽しかった「しまね若者100人のつどい」でした。
繋がりの先にある行動こそが大切であり、100人が作った繋がりを活かして、100人が例え小さくても前向きな行動を積み重ねていけば本当に未来は変わっていく(奈良井さんのブログからの引用)
今回改めて思い知った「行動すること」の大切さを胸に、僕は、チャレンジしていきます。
こんなステキな「しまね若者100人のつどい」を開催していただいた、シマブロ!の皆様、気さくに話しかけてくださるステキな参加者の皆様、会場運営の「縁」様、本当にありがとうございました。
「何か日頃の生活にもやもやしている方」「新しい出会いが欲しい方」、色々な方々にとってきっと「しまね若者100人のつどい」は何かを始める「キッカケ」になると思います。
長文&駄文でしたが、この記事を読んで「しまね若者100人のつどい」に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
ありがとうございました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
角さん、アツいメッセージをありがとうございました!!!
これからもシマブロ!では、「島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談」など、皆様からの寄稿をお待ちしております◎
2015年01月11日
私のモヤモヤを晴らした「10年後の島根」 〜100人のつどい 参加者より特別寄稿 〜 & 次回イベント告知!!
●イベント参加者より、お便りが届きました!
シマブロ!をご愛読の皆様、こんにちは!
シマブロ事務局の小笠原です。
新年いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はとても嬉しい事がありましたので皆様に共有したく筆を執りました。
なんと、前回の『 ‘‘初めましてから始まる‘‘しまね若者100人のつどい 』に参加くださった方から、つどいへ参加しての感想を「特別寄稿として書きたい」と連絡を頂きました!!
シマブロ!では、ブログを中心に「島根の明るい未来に繋がる活動」をこれからも実施していきたいと思っておりますので、今回のようにシマブロ!主催のイベントに参加して良い変化があった、というお声を聞かせていただける事はとても嬉しい事であります。
寄稿者の角幸治さんは、島根県松江市にある玉造温泉街の活性化に尽力をされている方です。
角さんのアツい想いと素晴らしい行動力、そして、ブログに込められた皆様へのメッセージが伝われば嬉しいなと思います。
シマブロ!〜みんなでつくる!しまねブログ〜は、
タイトルの通り、島根を応援するみんなで作り上げていきたい、と考えています。
今回のように島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談など、皆様の寄稿をこれからもお待ちしております◎
(掲載には事務局より一定の選考がございます旨、ご了承くださいませ)
ブログの最後には1月31日(土)に開催するイベントのご案内もございますので
最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。
〔シマブロ特別寄稿:角幸治さん〕
皆様、昨年末の会議では多くの方とお話が出来て本当に充実した時間となりました。私とお話をいただいた皆様、お話できなかった皆様、ワールドカフェで間接的にお話(受粉)いただいた皆様、そして実行委員を務めてくださったシマブロメンバーの皆様には深く感謝いたします。
あの日にみんなで話をした「10年後の島根」について、他の会議などで年末からずーっとモヤモヤしていた事がすーっと晴れました。 みなさんにアイデアをいただいたように感じ、感謝のあまりシマブロに寄稿してしまいました。
長文ですがお付き合いいただけますと喜びます。
写真中央・スーツ姿の角幸治さん
さて、私がモヤモヤしていたのは「地域活性」です。 特に「松江市の中心市街地や商店街の活性」で、その問題を考える会のメンバーになぜか選ばれております。
出身は松江の田舎地区の私。まわりは田んぼと川ばかりで商店街などありません。 幼いころから商店街に行ったことが無く、また大人になってからも商店街に行かない。そんな私は、商店街そのものから一番遠い存在で、会議案内が来るたびに悩んでおりました。 そこで、悩んだ結果、元気と評判な商店街やまちに視察に行こう! 友人のN.くんと、江津、雲南、奥出雲、隠岐、海士町、出雲大社神門通り、馬路村、直島などに旅行かねて視察に行き... 結果、感じたことはコレ!
「まちが元気なのは人が元気だから」
松江の中心市街地にもおそらく元気な人はいる。
でも、中心市街地の活性化を形にするのはなかなか容易ではなく、特に新しい取組はパワーや資金、リスク、が伴うもので難しい面が多いかもしれません。 まあそれだけ困難だからこそ国もわざわざ地方創生などと旗をかかげて地方に発破をかけているのかもしれません。
そんな中、あの日に島根の10年後を考える人たちと出会い、話をして感じたことは「やっぱり人だよなぁ」 「元気なまちにも人がいるよなぁ」 「住んでいる人が元気になるまち、そんな10年後でありたいなぁ」
そして、ひとつこんな事を思いつきました アイデアと言えるかはわかりませんが…
観光イベントの見直し計画 名付けて!
「観光誘客イベント」から「地域を元気にするイベント」へのシフト計画
これは、今話題となっている水郷際の花火1日化にも関係しています。
まず先に、現状イベントの問題点からお話しします。
水郷祭や暖談食フェスタなどのイベントで皆さんが悩み議論するのが、「観光誘客」や「地域への経済効果」のようです。
しかし、イベントの目的を誘客や経済効果にすると、さまざまなひずみが生まれるように思います。人間の欲や想いがひずみを生むのかもしれません。
ここでひとつ、日本の祭りの起源について、玉造温泉観光協会の周藤局長がよく言う言葉を思い出しました。
日本の祭りの起源は、恵みの共有である。秋に実った稲穂や一年間蓄えた財(米や酒など)を皆で持ち寄り、神様へ奉納し感謝する。そして、神様からのおさがりを皆で分かち合い、宴を楽しみ、次の秋まで頑張ろうという気持ちになること、だそうです。
祭りで儲けよう!なんてことは考えていなかったようですね。日本人の精神は本当に素晴らしいと思います。これってなんだか島根っぽいですよね!
つまりイベントで儲けようとすると、本来の目的から逸れてしまうのではないかと気が付きました。
そこで、話を戻しますが
水郷祭も観光誘客や地域の経済を目的にすべきではないのではないかと思います。 それよりも、主催者や行政からまずは松江市民に徹底的にサービスをすることを考えたイベントにシフトしたほうがよいのではないでしょうか。
その結果、松江に定住している方が 「このまちに住んでいて本当によかった。年に1度でもこんないいお祭りがある素敵なまちなんだから」
と松江に誇りを持つようなイベントにすることを目的にするほうが素敵ではないですか!
ワールドカフェは終始盛り上がりました
さらに大胆にここまでやっちゃいましょう!
県外客には見せないくらいの花火大会! 島根の人だけが内緒にしている年に1度の楽しみ! 日本中だれも知らない島根の人だけが得する、島根の人だけのプレミアムイベント!
こんなことを5年もやっていたら、逆に必ず県外の旅行業者が目を付けます! 「自分たちにも面白いイベントに参加させてくれ」と。 また、松江へのU.Iターン者も増えるかもしれません。今の時代はSNSが発達しているので隠そうとしても隠せません。 お得なウワサは勝手に広まっちゃいます。 市民には「絶対内緒だよ」「あなたにだけ教えるけど」でイベントやっていていいんです! 内緒ごとはかならずや漏れるものですから。
結果、県外の皆さんがほおっておかず誘客や経済効果になってしまうでしょう。
さらにほかの悩んでいるイベントもすべて松江市民のお楽しみ祭りにしちゃいましょう!
1月 30歳の成人式 →松江はなんと成人式でもが30歳にある!
2月 暖談食フェスタ →しまねの人だけが普段は市場に出回らない美味しいものを食べられる
4月 武者行列 →しまねの人だけが一日限定で大コスプレ&タイムスリップ!
4月 水辺の芸術祭 →しまねの人のための音楽祭♪
6月 縁雫月刊 →松江市の水道代(家庭用のみ)がなんと1か月間無料!まさに恵みの雫
8月 松江水郷祭 →しまねの人が一番いい場所でみられる年に一度の大花火大会!
10月 松江ドウ行列 →松江ブリッジ封鎖できました!
10月 市民運動会 →体育会系の人大集合! スサノオマジックや松江シティの選手に本気で挑戦だ!
12月 年末ジャンボイルミネーション →松江イングリッシュガーデンを1か月間貸し切ってイルミネーション これは松江市の行政マンや商工会議所職員が毎月お金を500円ずつ積み立てて市民へ還元!議員は毎月1,000円!市長は毎月3,000円! とにかく、松江に住んでくれてありがとう!という感謝の気持ちを見せる!
と、このようになんでも考えられますが、恐ろしいことに既存のイベントがほとんどです。つまり予算はあるのです。ツイカ予算はさほど必要ないのです。6月の水道くらいです。
こんなまちなら楽しいですね
こんなまちならいつまでも住みたいですね
こんなまちなら子供たちも誇りに思うかもしれませんね
こんなまちなら県外からも移住したいと考えてくれるかもしれませんね
地域活性という難問に悩みながらも、発想を変えれば、今あるものも大きく変わるのだと思いました。
しかしながらやはり人です これをやりきる人財が必要ですね。
ただ
島根には静かに燃えている熱い人がいて 島根の人はとにかく仲間とつながろうとする。
そんな島根って本当にいいところだと!
10年後に、島根に住んでいて本当に良かったなぁと言えるようになっていたいと!
12月27日にあらためて実感しました。
こんな考えをくださった皆様に感謝いたします。
「私にとっての島根」「島根のここが好き!」をパチリ☆
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角さん、アツいメッセージをありがとうございました!!!
これからもシマブロ!では、「島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談」など、皆様からの寄稿をお待ちしております◎
●次回のイベントご案内
前回のイベントでもご好評を賜りました「10年後のしまねを考えるワールドカフェ」をさらにじっくり時間をかけ行い交流するイベントを企画致しました。
今回はさらに深い繋がりを築こうと、イベントを小規模にしております。(定員20名限定)
今回は定員になり次第受付終了となりますので、
興味をお持ちの方はお急ぎくださいませ☆
●シマブロ!presents「10年後のしまねを考えるつどい」〜未来の仕事をつくる〜
【日時】1月31日(土)14時〜20時(終了予定)
【スケジュール】
14時 集合!&参加者同士の顔合わせ
14時30分 ワールドカフェスタート!
※おやつとお茶をご用意いたします。
17時30分頃 交流会スタート予定!
※料理をご用意します。
※アルコール類は各自ご持参ください。
20時 終了予定
【参加費】 一人3000円
※キャンセル料が発生する場合がありますので、キャンセルは3日前までにお願いいたします。
※今回は参加者様20名とシマブロ!メンバーも一緒になって、ワールドカフェから交流会までじっくり語り合いたいと思いますので、参加者様には是非とも両方にご参加して頂きたいと思っております。
【申込方法】
@フェイスブック「参加」ボタンをクリックした方に、メッセージをお送りいたしますので、返信をして頂いた段階で申込完了となります。
Aフェイスブックにアカウントをお持ちでない方は、シマブロ!事務局までメッセージを送付ください。
▼さらに詳しい紹介はフェイスブックイベントページ参照↓↓↓
https://www.facebook.com/events/750504801701022/?ref_dashboard_filter=upcoming
【定員】20名
【申込締切】 1月26日(月) 正午まで
【場所】キッチンスタジオ等(など)
松江市西川津町3234-2
http://www.kitchennado.jp/
【注意事項】
・今回は参加者同士じっくり話し合って頂きたいので、お子様を連れての参加はご遠慮ください。
・話し合いがメインのイベントですので、開始時刻までには会場にお越しください。
【駐車場について】
ナドには最大8台分の駐車スペースがありますが、もし駐められなかった場合は、 学園通り今井書店裏の川沿いの大きい駐車場の北側に駐めて歩いてご来場ください。
数台契約駐車場があります。
表示はありませんので空いている所に駐めてください。
他の近隣のお店に迷惑にならないよう、ご協力お願いします。
お友達などとご一緒の場合は乗り合わせて来てくださると大変助かります。
駐車場地図を投稿しています。ご確認ください。
【主催】
シマブロ!〜みんなでつくる!しまねブログ〜
(担当:加島・久保田・小笠原)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
10年後の仕事について話し合い、新しい1歩を踏み出しましょう!
2014年12月13日
「男前」なコメに惚れた!〜イベント「コメトーーク!」報告
先日、開催した「コメトーーク!」。参加した井上望さんが、レポートを書いてくれました◎ ありがとうございました^^
・・・・・・・・・・・・・・
ふらりとおじゃました。シマブロ×藤本米穀店 主催の「コメトーク!〜米を食って米を語ろう」。
1人でイベントに参加することなどほとんどないのですが『おいしいごはんが食べられるよ〜』という先輩の甘い言葉と、ずっと行ってみたかった【キッチンスタジオ 等】が会場だったこと、なにより私自信が無類の米好きであることもあり、迷わず参加を決めました。
行ってみるとテーブルの上には、手作りのお漬け物やら梅干しやら名脇役がスタンバイ。これがまた素朴で美味しそうで、どんどん「米」の口に…。みんな(はじめましての人がほとんど)で主役の「米」を待ちます。
【藤本米穀店】さんが厳選した5種類の米は、舌の肥えていない私でも分かるくらい味わいが違いました。どこが違う?と聞かれても、はっきり言葉にはできませんが。笑
私の好みは歯ごたえがしっかりで味も濃い「男前」な感じの米でした。同じテーブルでも好みはバラバラで、自然にそれぞれの好みを語りだし、まさにコメトーク!シマブロさんの狙い通りですね。笑
ちなみに間では【加島茶舗】さんの麦茶や玄米茶の振る舞いも。何気なく飲んでいましたが、ていねいに入れられたお茶っておいしい。しっかり味がするのに口の中を濁さない気がします(何も分かっていませんが)。そういえば今は『お茶しよう』となると決まって珈琲や紅茶だなぁと、ふと思いました。
他にも、お米の見分け方や炊き方を教わったり、マニアックな米話を聞いたりと、藤本さんの熱い「米愛」が伝わってきました。気候、地域、炊き方、洗い方、水の量、蒸すタイミング、混ぜ方…などなど、おいしいごはんには抑えるポイントがたくさんあるんですね。改めて聞くと知らないことばかり…「無類の米好き」などと二度と名乗るまいと思いました。笑
ついつい値段で選んでしまいがちなお米ですが、毎日食べるものですから。おいしいお米を炊ける女になろうと、こっそり決意して帰りました。当日はあいにくの雨でしたが、炊きたてのごはんの匂いに包まれた、ほっこりあたたかい時間でした。第二弾希望です〜
・・・・・・・・・・・・・・
ふらりとおじゃました。シマブロ×藤本米穀店 主催の「コメトーク!〜米を食って米を語ろう」。
1人でイベントに参加することなどほとんどないのですが『おいしいごはんが食べられるよ〜』という先輩の甘い言葉と、ずっと行ってみたかった【キッチンスタジオ 等】が会場だったこと、なにより私自信が無類の米好きであることもあり、迷わず参加を決めました。
行ってみるとテーブルの上には、手作りのお漬け物やら梅干しやら名脇役がスタンバイ。これがまた素朴で美味しそうで、どんどん「米」の口に…。みんな(はじめましての人がほとんど)で主役の「米」を待ちます。
【藤本米穀店】さんが厳選した5種類の米は、舌の肥えていない私でも分かるくらい味わいが違いました。どこが違う?と聞かれても、はっきり言葉にはできませんが。笑
私の好みは歯ごたえがしっかりで味も濃い「男前」な感じの米でした。同じテーブルでも好みはバラバラで、自然にそれぞれの好みを語りだし、まさにコメトーク!シマブロさんの狙い通りですね。笑
ちなみに間では【加島茶舗】さんの麦茶や玄米茶の振る舞いも。何気なく飲んでいましたが、ていねいに入れられたお茶っておいしい。しっかり味がするのに口の中を濁さない気がします(何も分かっていませんが)。そういえば今は『お茶しよう』となると決まって珈琲や紅茶だなぁと、ふと思いました。
他にも、お米の見分け方や炊き方を教わったり、マニアックな米話を聞いたりと、藤本さんの熱い「米愛」が伝わってきました。気候、地域、炊き方、洗い方、水の量、蒸すタイミング、混ぜ方…などなど、おいしいごはんには抑えるポイントがたくさんあるんですね。改めて聞くと知らないことばかり…「無類の米好き」などと二度と名乗るまいと思いました。笑
ついつい値段で選んでしまいがちなお米ですが、毎日食べるものですから。おいしいお米を炊ける女になろうと、こっそり決意して帰りました。当日はあいにくの雨でしたが、炊きたてのごはんの匂いに包まれた、ほっこりあたたかい時間でした。第二弾希望です〜
2014年11月08日
「その輪に自分も入りたい」〜初めて島根を訪れた大学生が、島根で見たもの〜
こんにちは!シマブロ!事務局です。
シマブロ!を始めて1年以上が経ち、シマブロ!をご覧になった方からご連絡をいただく機会もだんだんと増えてきました。
そんなある日、京都大学に在学中の岡田くんが島根にUIターンの現地調査で島根に来るということで、シマブロ!に連絡をくれて、会いにきてくれました!始めて会ったとは思えないくらいとっても話が盛り上がって、シマブロ!への寄稿をお願いしたら、快く受けてもらって、こうして今回、特別寄稿していただきました!
始めて島根に来県した大学生の素直な視点をご堪能ください♪
●写真:岡田くんと一緒に☆
−−−(以下、岡田くんの寄稿です)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【「シマブロ!」の方々と出会って気づいた島根の一面】
はじめまして。岡田眞太郎と申します。僕は京都で生まれ、京都で育ち、今も京都の大学に通ってと、これまでの人生をほとんどずっと京都で過ごしています。
そんな僕が今回は、「シマブロ!」に寄稿させてもらうことになったその経緯と、「シマブロ!」のメンバーの方々に出会って感じたことについて、書かせていただきます。
まず島根を訪れることになったきっかけを説明します。
僕が所属している大学の研究室では、必修科目の地理学実習の一環として、実習旅行(現地調査)が毎年実施されています。僕は今年度、地理学実習を受講中です。今年の実習旅行先が、議論の結果、松江市に決定したのが5月頃でして、これがきっかけで島根との縁が始まりました。
今まで島根に訪れたことのなかった僕にとって、島根といえば出雲大社以外に連想するものがなく、「どんな方が島根に住んでいるのだろうか」と素朴に感じていました。そういった意識から、松江での僕個人の調査テーマを「UIターン」に決めました。事前調査を進めるうちに、島根におけるUIターン者の支援を行っている「シマブロ!」を発見し、連絡を差し上げたところ、松江での調査に合わせて、メンバーの方々からお話を伺う機会をいただけることになりました。実際に、「シマブロ!」の方々とのお話の際、寄稿を依頼され、今こうして書かせてもらっている次第です。
「シマブロ!」のメンバーの活き活きとした姿が魅力的だったというのが、僕のもっとも強く感じたことです。それぞれの方々が目標を抱き、互いに協力し合い、島根で楽しい生活を作り上げようと日々奮闘し、その日々の様子をとても熱く語ってくださいました。メンバーの方の間で話が盛り上がることもしばしばありましたが、そのたびに「その輪に自分も入りたい」と思いました。
僕は、島根は田舎で、大都会のように仕事もないし、だから人口も減少していく、と思い込んでいました。でも「シマブロ!」のメンバーの方々とお話するうち、島根だからこそ、人と人とのつながりは強いし、つながりやすくもある、そして、そんな人間味あふれた島根にUターンする人も増えているというお話に、とても納得しました。島根での暮らしの中では、昔からの閉鎖性を感じる場面など、苦労されることもあるそうですが、そんなときにも「シマブロ!」を介したUターンした人たちのつながりは、とても心強いとのことでした。それは島根へのIターンの人たちにとっても同じだと思います。何かを挑戦したい人にとってはやりやすい環境が整っているというのが僕の発見した島根でした。
今回僕が見た島根は、全体のうちの一部に過ぎません。それでも、その一部は、僕にとって魅力的なものでした。「シマブロ!」の方々の活動を通して島根がどうなっていくか、非常に関心があります。また、自分もその活動にどこかで関われたらいいなと思っています。でも島根が今後どう変わろうとも、移住した皆さんは、ずっと活き活きとした生活を送り続けるのだろうなとも感じています。
島根に移住を考えている方は、「シマブロ!」のメンバーの方々にまず会ってみることをお勧めします!とても気さくで優しく面白い、そして「熱さ」を持った人たちです。
シマブロ!を始めて1年以上が経ち、シマブロ!をご覧になった方からご連絡をいただく機会もだんだんと増えてきました。
そんなある日、京都大学に在学中の岡田くんが島根にUIターンの現地調査で島根に来るということで、シマブロ!に連絡をくれて、会いにきてくれました!始めて会ったとは思えないくらいとっても話が盛り上がって、シマブロ!への寄稿をお願いしたら、快く受けてもらって、こうして今回、特別寄稿していただきました!
始めて島根に来県した大学生の素直な視点をご堪能ください♪
●写真:岡田くんと一緒に☆
−−−(以下、岡田くんの寄稿です)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【「シマブロ!」の方々と出会って気づいた島根の一面】
はじめまして。岡田眞太郎と申します。僕は京都で生まれ、京都で育ち、今も京都の大学に通ってと、これまでの人生をほとんどずっと京都で過ごしています。
そんな僕が今回は、「シマブロ!」に寄稿させてもらうことになったその経緯と、「シマブロ!」のメンバーの方々に出会って感じたことについて、書かせていただきます。
まず島根を訪れることになったきっかけを説明します。
僕が所属している大学の研究室では、必修科目の地理学実習の一環として、実習旅行(現地調査)が毎年実施されています。僕は今年度、地理学実習を受講中です。今年の実習旅行先が、議論の結果、松江市に決定したのが5月頃でして、これがきっかけで島根との縁が始まりました。
今まで島根に訪れたことのなかった僕にとって、島根といえば出雲大社以外に連想するものがなく、「どんな方が島根に住んでいるのだろうか」と素朴に感じていました。そういった意識から、松江での僕個人の調査テーマを「UIターン」に決めました。事前調査を進めるうちに、島根におけるUIターン者の支援を行っている「シマブロ!」を発見し、連絡を差し上げたところ、松江での調査に合わせて、メンバーの方々からお話を伺う機会をいただけることになりました。実際に、「シマブロ!」の方々とのお話の際、寄稿を依頼され、今こうして書かせてもらっている次第です。
「シマブロ!」のメンバーの活き活きとした姿が魅力的だったというのが、僕のもっとも強く感じたことです。それぞれの方々が目標を抱き、互いに協力し合い、島根で楽しい生活を作り上げようと日々奮闘し、その日々の様子をとても熱く語ってくださいました。メンバーの方の間で話が盛り上がることもしばしばありましたが、そのたびに「その輪に自分も入りたい」と思いました。
僕は、島根は田舎で、大都会のように仕事もないし、だから人口も減少していく、と思い込んでいました。でも「シマブロ!」のメンバーの方々とお話するうち、島根だからこそ、人と人とのつながりは強いし、つながりやすくもある、そして、そんな人間味あふれた島根にUターンする人も増えているというお話に、とても納得しました。島根での暮らしの中では、昔からの閉鎖性を感じる場面など、苦労されることもあるそうですが、そんなときにも「シマブロ!」を介したUターンした人たちのつながりは、とても心強いとのことでした。それは島根へのIターンの人たちにとっても同じだと思います。何かを挑戦したい人にとってはやりやすい環境が整っているというのが僕の発見した島根でした。
今回僕が見た島根は、全体のうちの一部に過ぎません。それでも、その一部は、僕にとって魅力的なものでした。「シマブロ!」の方々の活動を通して島根がどうなっていくか、非常に関心があります。また、自分もその活動にどこかで関われたらいいなと思っています。でも島根が今後どう変わろうとも、移住した皆さんは、ずっと活き活きとした生活を送り続けるのだろうなとも感じています。
島根に移住を考えている方は、「シマブロ!」のメンバーの方々にまず会ってみることをお勧めします!とても気さくで優しく面白い、そして「熱さ」を持った人たちです。
2014年11月01日
離島にある隠岐島前病院に研修に行ってみた!
こんにちは。医学部三回生の杉本和真と言います。先日、私は隠岐の島にある隠岐島前病院に研修に行ってきました。そこで、私が、見て、聞いて、感じたことをこの場を借りて発信してみたいと思います。
隠岐の島ってどんなところ?
隠岐の島は、島根県の北約50q離れたところにあり、本土からフェリーで約二時間半かけた場所にあります。隠岐の島は島前・島後に分かれており、島前は、島前三島と呼ばれる西ノ島、中ノ島、知夫里島から構成され、島後は島前三島から海を挟んで島後の一島からなります。島前の人口は、6000人で内訳としては西ノ島3200人、中之島2200人、知夫里島600人です。島後の人口は、18000人です。
隠岐島前病院について
隠岐島前病院は、島で唯一の病院で西ノ島にあります。病床数は、約44床で中小規模の病院です。(だいたい島根県立中央病院が650床、島根大学病院が600床です。)常勤医は、6名で内科、小児科、外科外来を行っていて、産婦人科、耳鼻科、整形外科、眼科のパート診療を行っています。他にも島前の3島には、診療所がそれぞれにありますが、島前の中核的医療機関として隠岐島前病院は役割を果たしています。
このような病院に私がなぜ研修に行こうと思ったのか?
私の生まれは兵庫の田舎で、何一つ無い環境で育ちました。そして、地域には公立病院が一つあるのですが、常勤医は三人ほどで院長は1、2年したら変わるという悲惨な状況でした。私は、経営困難で、住民からの評判も良くないこの病院を将来自分が医師となってどうにか建て直したいと思ったのが医学部に進学した理由で、もともと地域医療には興味を持っていました。しかしこういう病院は、全国にたくさんあります。(注釈1)
夏休み前に、私の姉が「島根県の隠岐の島で離島医療していて、赤ひげ大賞(注釈2)を受賞された院長先生がいるから研修に行ってみたらどう?」と言われたのがこの病院を研修することになったきっかけです。その頃私は毎日ただ大学の授業に出て講義聞いているだけで、医学部に入った意義を見失いかけていて漠然と「地域医療に関わる何かをしたいな」と思っていました。なので、姉からこの話を持ちかけられた時は「行きたい!」と即答しました。
実際に行ってみて印象に残ったこと
隠岐島前病院の院長である白石吉彦先生は、自身のことを何度も「総合医」だと言っておられました。実際に診療の場を見学させて頂くと、院長は内科外来で診療を行っているにも関わらず、耳に違和感のある患者さんが来れば、即座に耳鼻科に行って診療をし、また整形外科的処置が必要な患者さんが来ると即座に対応していて、一人で何人分もの役割をしていることに驚きました。普通の病院では、内科に一人の先生、耳鼻科に一人の先生、整形外科に一人の先生といったように役割分担されていますが、島前病院ではそういうふうにはいきません。一通りできるようにならなければ、離島医療はやっていけないとその時感じました。院長先生以外の先生の見学をさせて頂いたとき、その先生は、CVカテーテル、関節穿刺、咽頭の膿瘍穿刺、腋下穿刺(注釈3)の手技を次々と素早く処置をしていて、とても驚きましたし衝撃的でした。
離島で医療を行うには、総合医でなければならないという院長の考えがしっかりほかの先生にも伝わっていることが良く分かりました。
また、隠岐島前病院は、「医師が偉くない病院」でした。医療従事者間の隔たりはなく、院長に冗談を言ったり、タメ口で意見する方がいて驚きました。気軽に意見を言い合える関係は、とても大切なことで多職種連携が十分に行われており医療者同士の情報共有がとても密に行われていました。誰もが患者さんのためを思って働いている姿が印象に残りました。
また離島医療ならではの話ですが、普通の病院では患者さんが来たら医療を提供したらその後患者さんがどうなったか分からない状態というのが普通なのですが、離島だと他に行く病院がないため自分の行った医療がすべて自分に返ってくると院長はおっしゃっていました。それだけに、適切な医療が提供できなければ住民からの信頼は勝ち取ることのできないシビアなものだと知りました。しかし、隠岐島前病院の患者さんと先生との関係を見れば一目瞭然で絶対的な信頼をこの病院に寄せていることが分かりました。
最後に
この病院が、医師不足、医師偏在と言われているこのご時世になぜ成功しているのか私なりに考えてみました。いろいろ成功の秘訣はあると思うのですが、ひとえに白石院長の”人柄”だと私は思いました。もちろん医師として総合医としての技能の高さは言うまでもありません。院長がいて、その周りに院長の考えを理解している医師がいて、それを支えようとするコメディカルの方やスタッフの方がいて、すべての人が住民の健康を望んでいるからこの隠岐島前病院は成り立っていると私は思います。私も院長先生の人柄にはとても魅かれました。
また、院長先生の奥さんである白石裕子先生もこの病院のスーパー女医として活躍されています。裕子先生もとても素晴らしい方で私は研修中に大変お世話になりました。
研修の最終日の夜には、院長ご夫婦のご自宅に招いていただき、また料理も振る舞っていただきとても楽しい日を過ごさせて頂きました。本当にこの病院実習に来て良かったと思いました。
まだまだ、学年の若い私ではありますが、この研修を通して学んだことを日々の生活の過ごし方から、将来医師として働く際の糧としたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
注釈1
このような病院になってしまった原因としては、「医師が不足している」からです。実際には医師が不足しているというのは、語弊があって現代では、医師の偏在化が顕著になって来ています。この原因となるのが、2004年に導入された新医師臨床研修制度です。以前は、卒業生は任意で出身大学の医局に進み、単一専門科を選んで受けるのが慣習で、またその頃は大学の医局も権力を持っていて、医局が医師の各病院への人事派遣を行っていました。しかし、新しい制度の導入で、出身大学以外でも臨床研修病院の指定を受けた病院で研修を受けられるようになりました。簡単に言えば、卒業生が、自由に病院を選ぶことができるようになり、人気の病院には医師が集まるが、人気のない病院には医師が集まらないといったことが起こりました。実際には、他にも様々な要因が重なっていますが。
注釈2
赤ひげ大賞は、日本医師会と産経新聞社が主催で地域で献身的な医療活動を長年取り組んでいる医師に授与される賞で各都道府県医師会から1名の候補者を推薦していただき、選考委員会の厳正な協議を経て選ばれます。赤ひげ大賞の名前の由来は、山本周五郎の有名な時代小説「赤ひげ診療譚(しんりょうたん)」をもとにしています
注釈3
CVカテーテル=中心静脈カテーテル
カテーテルとは体内に挿入する管のことを言います。栄養を体に送り込むために、首や鎖骨、太ももの付け根にある血管から挿入しカテーテルの先端が心臓近くの太い血管(中心静脈)に位置させるカテーテルを中心静脈カテーテルと言います。
穿刺
穿刺とは、体外から血管や体腔内や内臓に注射針を刺して、検査のために体液などを吸い取ったり、体内にたまった体液や膿を排出したりする手技のことです。
関節穿刺とは、高齢になると膝に水が溜まって、それがひざの痛みの原因となるため、穿刺を行って水を排出することを言います。
咽頭の膿瘍穿刺とは、咽頭すなわちのどの奥に膿がたまってしまい、そのせいで周囲に炎症を起こす原因となるため、その膿を取り除く手技を言います。
腋下穿刺も同様に腋下すなわち脇の下にたまった不純物を取り除く手技のことを言います。
隠岐の島ってどんなところ?
隠岐の島は、島根県の北約50q離れたところにあり、本土からフェリーで約二時間半かけた場所にあります。隠岐の島は島前・島後に分かれており、島前は、島前三島と呼ばれる西ノ島、中ノ島、知夫里島から構成され、島後は島前三島から海を挟んで島後の一島からなります。島前の人口は、6000人で内訳としては西ノ島3200人、中之島2200人、知夫里島600人です。島後の人口は、18000人です。
隠岐島前病院について
隠岐島前病院は、島で唯一の病院で西ノ島にあります。病床数は、約44床で中小規模の病院です。(だいたい島根県立中央病院が650床、島根大学病院が600床です。)常勤医は、6名で内科、小児科、外科外来を行っていて、産婦人科、耳鼻科、整形外科、眼科のパート診療を行っています。他にも島前の3島には、診療所がそれぞれにありますが、島前の中核的医療機関として隠岐島前病院は役割を果たしています。
このような病院に私がなぜ研修に行こうと思ったのか?
私の生まれは兵庫の田舎で、何一つ無い環境で育ちました。そして、地域には公立病院が一つあるのですが、常勤医は三人ほどで院長は1、2年したら変わるという悲惨な状況でした。私は、経営困難で、住民からの評判も良くないこの病院を将来自分が医師となってどうにか建て直したいと思ったのが医学部に進学した理由で、もともと地域医療には興味を持っていました。しかしこういう病院は、全国にたくさんあります。(注釈1)
夏休み前に、私の姉が「島根県の隠岐の島で離島医療していて、赤ひげ大賞(注釈2)を受賞された院長先生がいるから研修に行ってみたらどう?」と言われたのがこの病院を研修することになったきっかけです。その頃私は毎日ただ大学の授業に出て講義聞いているだけで、医学部に入った意義を見失いかけていて漠然と「地域医療に関わる何かをしたいな」と思っていました。なので、姉からこの話を持ちかけられた時は「行きたい!」と即答しました。
実際に行ってみて印象に残ったこと
隠岐島前病院の院長である白石吉彦先生は、自身のことを何度も「総合医」だと言っておられました。実際に診療の場を見学させて頂くと、院長は内科外来で診療を行っているにも関わらず、耳に違和感のある患者さんが来れば、即座に耳鼻科に行って診療をし、また整形外科的処置が必要な患者さんが来ると即座に対応していて、一人で何人分もの役割をしていることに驚きました。普通の病院では、内科に一人の先生、耳鼻科に一人の先生、整形外科に一人の先生といったように役割分担されていますが、島前病院ではそういうふうにはいきません。一通りできるようにならなければ、離島医療はやっていけないとその時感じました。院長先生以外の先生の見学をさせて頂いたとき、その先生は、CVカテーテル、関節穿刺、咽頭の膿瘍穿刺、腋下穿刺(注釈3)の手技を次々と素早く処置をしていて、とても驚きましたし衝撃的でした。
離島で医療を行うには、総合医でなければならないという院長の考えがしっかりほかの先生にも伝わっていることが良く分かりました。
また、隠岐島前病院は、「医師が偉くない病院」でした。医療従事者間の隔たりはなく、院長に冗談を言ったり、タメ口で意見する方がいて驚きました。気軽に意見を言い合える関係は、とても大切なことで多職種連携が十分に行われており医療者同士の情報共有がとても密に行われていました。誰もが患者さんのためを思って働いている姿が印象に残りました。
また離島医療ならではの話ですが、普通の病院では患者さんが来たら医療を提供したらその後患者さんがどうなったか分からない状態というのが普通なのですが、離島だと他に行く病院がないため自分の行った医療がすべて自分に返ってくると院長はおっしゃっていました。それだけに、適切な医療が提供できなければ住民からの信頼は勝ち取ることのできないシビアなものだと知りました。しかし、隠岐島前病院の患者さんと先生との関係を見れば一目瞭然で絶対的な信頼をこの病院に寄せていることが分かりました。
最後に
この病院が、医師不足、医師偏在と言われているこのご時世になぜ成功しているのか私なりに考えてみました。いろいろ成功の秘訣はあると思うのですが、ひとえに白石院長の”人柄”だと私は思いました。もちろん医師として総合医としての技能の高さは言うまでもありません。院長がいて、その周りに院長の考えを理解している医師がいて、それを支えようとするコメディカルの方やスタッフの方がいて、すべての人が住民の健康を望んでいるからこの隠岐島前病院は成り立っていると私は思います。私も院長先生の人柄にはとても魅かれました。
また、院長先生の奥さんである白石裕子先生もこの病院のスーパー女医として活躍されています。裕子先生もとても素晴らしい方で私は研修中に大変お世話になりました。
研修の最終日の夜には、院長ご夫婦のご自宅に招いていただき、また料理も振る舞っていただきとても楽しい日を過ごさせて頂きました。本当にこの病院実習に来て良かったと思いました。
まだまだ、学年の若い私ではありますが、この研修を通して学んだことを日々の生活の過ごし方から、将来医師として働く際の糧としたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
注釈1
このような病院になってしまった原因としては、「医師が不足している」からです。実際には医師が不足しているというのは、語弊があって現代では、医師の偏在化が顕著になって来ています。この原因となるのが、2004年に導入された新医師臨床研修制度です。以前は、卒業生は任意で出身大学の医局に進み、単一専門科を選んで受けるのが慣習で、またその頃は大学の医局も権力を持っていて、医局が医師の各病院への人事派遣を行っていました。しかし、新しい制度の導入で、出身大学以外でも臨床研修病院の指定を受けた病院で研修を受けられるようになりました。簡単に言えば、卒業生が、自由に病院を選ぶことができるようになり、人気の病院には医師が集まるが、人気のない病院には医師が集まらないといったことが起こりました。実際には、他にも様々な要因が重なっていますが。
注釈2
赤ひげ大賞は、日本医師会と産経新聞社が主催で地域で献身的な医療活動を長年取り組んでいる医師に授与される賞で各都道府県医師会から1名の候補者を推薦していただき、選考委員会の厳正な協議を経て選ばれます。赤ひげ大賞の名前の由来は、山本周五郎の有名な時代小説「赤ひげ診療譚(しんりょうたん)」をもとにしています
注釈3
CVカテーテル=中心静脈カテーテル
カテーテルとは体内に挿入する管のことを言います。栄養を体に送り込むために、首や鎖骨、太ももの付け根にある血管から挿入しカテーテルの先端が心臓近くの太い血管(中心静脈)に位置させるカテーテルを中心静脈カテーテルと言います。
穿刺
穿刺とは、体外から血管や体腔内や内臓に注射針を刺して、検査のために体液などを吸い取ったり、体内にたまった体液や膿を排出したりする手技のことです。
関節穿刺とは、高齢になると膝に水が溜まって、それがひざの痛みの原因となるため、穿刺を行って水を排出することを言います。
咽頭の膿瘍穿刺とは、咽頭すなわちのどの奥に膿がたまってしまい、そのせいで周囲に炎症を起こす原因となるため、その膿を取り除く手技を言います。
腋下穿刺も同様に腋下すなわち脇の下にたまった不純物を取り除く手技のことを言います。
2014年10月27日
将来の夢が無いあなたのためのイベント開催!10年で410名が移住した島で新しい暮らしと働き方について考えよう【11/1暮らしと働き方会議@海士町】
移住者が集まる島として有名な海士町。2300人の人口の島に10年間で410名ものひとが移住しています。
今回は、海士町へIターンして8年目の青山敦士さんによるゲスト寄稿。
青山さんが仕掛ける“新しい暮らしと働き方“を考えるイベントのお知らせとそこにかける想いです。
海士町も青山さんもアツいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめまして。海士町観光協会の青山と申します。
自分は北海道の出身で、東京の大学を卒業後、すぐにこの島へ移住しました。
気付けば島根暮らし、島暮らし8年目。大分から移住した妻と結婚し、この島生まれの子どもが2人います。「どうして、島へ?」
この8年間、何度となく聞かれたこの質問に、実はいまだにうまく答えられている気がしません。
・ 大学の先輩に誘われて。
・ 海士のひとのエネルギーにひかれて。
・ 東京でなくても、めいっぱい目標をもって働けそうだと感じたから。
・ この島でおこることに、ワクワクしたものを感じたから。
こんな答えを、その時その時にしてきたように思います。簡単に言葉にできないよ、という想いと、なんとなくエイヤで来ちゃったら、とても面白かったんだ、という正直な想いがいつも入り混じります。
どうして、ここへ来たのか。どうして、この仕事を選んだのか。
UターンIターンした人なら誰にでも付きまとうこの問い。自分自身でさえ簡単に言葉にできないものだけど、その答えの背景になるものを、大好きなひとたちの姿から気づかせてもらっています。
この島で暮らしている、大好きで、心から尊敬する友人の宮崎くんと藤澤さん。
民宿業の弟子入りから島に住み始め、畑を耕し魚を獲って「なまこ」の加工業という新しい産業を創りだした宮崎くん。
大手出版会社から、島の漁協へと転職し、丁寧な仕事だけでなく、丁寧な島暮らしを我が家の隣でとても豊かに営む藤澤さん。
2人の暮らし方、働き方は、島にしっかり根付いたもの。
今でもそれを探し求めていることを気づかされます。
どうして、ここへ来たのか。どうして、この仕事を選んだのか。
この答えから島根で暮らす魅力や働くことの本質が見えてくるんじゃないかと思っています。
◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯
来週末11月1日土曜日、「島の暮らしと働き方会議」を海士町で開催します。
暮らしと仕事。
誰の人生においてもとても大切な選択を、どのようにしてきたのか。
それをとことん語り尽くす1日になりそうです。
長く続く人生をこれから切り開いていく大学生の皆さんや若者の皆さんには、ぜひ聞いて頂きたい内容です。
海士の仲間、宮崎くん、藤澤さんに加えて、雑誌ソトコトの小西副編集長やシマネプロモーションの三浦さん、シマブロメンバーでもある加島茶舗の加島さん、そして和食料理人である齋藤料理長、俳句の木割さんなど豪華なゲストをお呼びします。
11月1日土曜日開催「島の暮らしと働き方会議」(海士町)
http://oki-ama.org/news/1486.html
島の仲間と一緒に島の酒を交わしながら、新しい暮らしと働き方について語りませんか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回寄稿してくれた青山敦士さん、↓こんなインタビュー記事もあります。
http://megurinowa.jp/bokushima/column/2013/02/post-3.html
海士へ旅行する際は、彼を頼れば安心!ナイスすぎる青年です。
シマブロメンバーの加島氏も登場する「島の暮らしと働き方会議」
将来の夢が無い人、UターンIターンを考えている方など、
何かしらこれからの暮らしや働き方へのキッカケが欲しい方に特にオススメです。
関心のある方は海士町観光協会までお問い合わせください!
http://oki-ama.org/news/1486.html
今回は、海士町へIターンして8年目の青山敦士さんによるゲスト寄稿。
青山さんが仕掛ける“新しい暮らしと働き方“を考えるイベントのお知らせとそこにかける想いです。
海士町も青山さんもアツいです!
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はじめまして。海士町観光協会の青山と申します。
自分は北海道の出身で、東京の大学を卒業後、すぐにこの島へ移住しました。
気付けば島根暮らし、島暮らし8年目。大分から移住した妻と結婚し、この島生まれの子どもが2人います。「どうして、島へ?」
この8年間、何度となく聞かれたこの質問に、実はいまだにうまく答えられている気がしません。
・ 大学の先輩に誘われて。
・ 海士のひとのエネルギーにひかれて。
・ 東京でなくても、めいっぱい目標をもって働けそうだと感じたから。
・ この島でおこることに、ワクワクしたものを感じたから。
こんな答えを、その時その時にしてきたように思います。簡単に言葉にできないよ、という想いと、なんとなくエイヤで来ちゃったら、とても面白かったんだ、という正直な想いがいつも入り混じります。
どうして、ここへ来たのか。どうして、この仕事を選んだのか。
UターンIターンした人なら誰にでも付きまとうこの問い。自分自身でさえ簡単に言葉にできないものだけど、その答えの背景になるものを、大好きなひとたちの姿から気づかせてもらっています。
この島で暮らしている、大好きで、心から尊敬する友人の宮崎くんと藤澤さん。
民宿業の弟子入りから島に住み始め、畑を耕し魚を獲って「なまこ」の加工業という新しい産業を創りだした宮崎くん。
大手出版会社から、島の漁協へと転職し、丁寧な仕事だけでなく、丁寧な島暮らしを我が家の隣でとても豊かに営む藤澤さん。
2人の暮らし方、働き方は、島にしっかり根付いたもの。
今でもそれを探し求めていることを気づかされます。
どうして、ここへ来たのか。どうして、この仕事を選んだのか。
この答えから島根で暮らす魅力や働くことの本質が見えてくるんじゃないかと思っています。
◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯ ○ ◯
来週末11月1日土曜日、「島の暮らしと働き方会議」を海士町で開催します。
暮らしと仕事。
誰の人生においてもとても大切な選択を、どのようにしてきたのか。
それをとことん語り尽くす1日になりそうです。
長く続く人生をこれから切り開いていく大学生の皆さんや若者の皆さんには、ぜひ聞いて頂きたい内容です。
海士の仲間、宮崎くん、藤澤さんに加えて、雑誌ソトコトの小西副編集長やシマネプロモーションの三浦さん、シマブロメンバーでもある加島茶舗の加島さん、そして和食料理人である齋藤料理長、俳句の木割さんなど豪華なゲストをお呼びします。
11月1日土曜日開催「島の暮らしと働き方会議」(海士町)
http://oki-ama.org/news/1486.html
島の仲間と一緒に島の酒を交わしながら、新しい暮らしと働き方について語りませんか。
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今回寄稿してくれた青山敦士さん、↓こんなインタビュー記事もあります。
http://megurinowa.jp/bokushima/column/2013/02/post-3.html
海士へ旅行する際は、彼を頼れば安心!ナイスすぎる青年です。
シマブロメンバーの加島氏も登場する「島の暮らしと働き方会議」
将来の夢が無い人、UターンIターンを考えている方など、
何かしらこれからの暮らしや働き方へのキッカケが欲しい方に特にオススメです。
関心のある方は海士町観光協会までお問い合わせください!
http://oki-ama.org/news/1486.html
2014年09月02日
【イベントのお知らせ】「第三回 首都圏等IT技術者と島根県IT企業との交流会」を行います!
こんにちは!シマブロ事務局です!
今回は、島根県庁さんより、東京で開催されるIT技術者の方を対象にしたUIイベントのお知らせです♪
IT技術者さんで、田舎での生活に興味があるなあって方、ぜひぜひお気軽にご参加ください☆
<以下お知らせです>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「島根にUターンしたいけど、IT技術者の仕事はあるのだろうか......」
「島根での生活って大丈夫だろうか......」
帰りたい、行きたいけれど、不安も取り除けない。誰が相談にのってくれるのだろう・・・
島根には IT技術者の仕事があります。子育て支援をはじめ、生活して行くための支援もあります。
だから少しでも不安や疑問を解決して、明るく、元気に島根にU・Iターンしてもらいたい・・・と始まった交流会。
昨年まで2回開催され、交流会を足掛かりにU・Iターンを決めた方、また、今も継続的に相談をされている方がいらっしゃいます。本年度は 9月に東京、1月に東京・大阪と、計 3回開催されますので、どうぞお気軽にお越し頂き、ご相談ください。ちなみに、今年は「しまねっこ」も参加します!!
●日 程:2014年9月7日(日曜日)
来年1月の開催日その他情報については、以下のサイトでお知らせしますよ。
http://www.shimane-itworks.jp/
●時 間:13:00~18:00
第1部(1):島根県の現地報告
島根県のIT産業の状況や、そこでの実際の生活についてお話しいたします。
第1部(2):参加企業のご紹介
今回の交流会に参加している企業をご紹介します。
第2部:交流会・個別面接(2会場に分かれて開催)
●会 場:浅草橋 ヒューリックホール
東京都台東区浅草橋1-22-16
http://www.hulic-hall.com/
●地 図:http://www.hulic-hall.com/access/
●参加費:無料(但し、以下より事前申し込みをお願いします。)
http://www.shimane-itworks.jp/event0907/index.html
●対 象:島根にU・Iターンしたい方、島根の企業に話を聞きたい方。
(参加企業以外のIT企業の情報も準備しています。)
●問合せ先:島根県商工労働部 産業振興課 情報産業振興室
Tel:0852-22-6220
●主 催:島根県
【駐車場について】
ヒューリック浅草橋ビルには一般駐車場はございませんので、近隣駐車場をご利用下さい。
(浅草橋ですから、電車が便利ですよ。)
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今回は、島根県庁さんより、東京で開催されるIT技術者の方を対象にしたUIイベントのお知らせです♪
IT技術者さんで、田舎での生活に興味があるなあって方、ぜひぜひお気軽にご参加ください☆
<以下お知らせです>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「島根にUターンしたいけど、IT技術者の仕事はあるのだろうか......」
「島根での生活って大丈夫だろうか......」
帰りたい、行きたいけれど、不安も取り除けない。誰が相談にのってくれるのだろう・・・
島根には IT技術者の仕事があります。子育て支援をはじめ、生活して行くための支援もあります。
だから少しでも不安や疑問を解決して、明るく、元気に島根にU・Iターンしてもらいたい・・・と始まった交流会。
昨年まで2回開催され、交流会を足掛かりにU・Iターンを決めた方、また、今も継続的に相談をされている方がいらっしゃいます。本年度は 9月に東京、1月に東京・大阪と、計 3回開催されますので、どうぞお気軽にお越し頂き、ご相談ください。ちなみに、今年は「しまねっこ」も参加します!!
●日 程:2014年9月7日(日曜日)
来年1月の開催日その他情報については、以下のサイトでお知らせしますよ。
http://www.shimane-itworks.jp/
●時 間:13:00~18:00
第1部(1):島根県の現地報告
島根県のIT産業の状況や、そこでの実際の生活についてお話しいたします。
第1部(2):参加企業のご紹介
今回の交流会に参加している企業をご紹介します。
第2部:交流会・個別面接(2会場に分かれて開催)
●会 場:浅草橋 ヒューリックホール
東京都台東区浅草橋1-22-16
http://www.hulic-hall.com/
●地 図:http://www.hulic-hall.com/access/
●参加費:無料(但し、以下より事前申し込みをお願いします。)
http://www.shimane-itworks.jp/event0907/index.html
●対 象:島根にU・Iターンしたい方、島根の企業に話を聞きたい方。
(参加企業以外のIT企業の情報も準備しています。)
●問合せ先:島根県商工労働部 産業振興課 情報産業振興室
Tel:0852-22-6220
●主 催:島根県
【駐車場について】
ヒューリック浅草橋ビルには一般駐車場はございませんので、近隣駐車場をご利用下さい。
(浅草橋ですから、電車が便利ですよ。)
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