大三島“潮流トレイル”体験ツアーレポート その1<自転車+αの体験をしよう!海から見たしまなみ> [2009年10月01日(Thu)]
しまなみ海道10周年を記念して、企画された“大三島潮流トレイル”、 カヤックに乗って日本最古の水軍上跡とされる “古城島”を目指します。 戦国時代は潮流が激しい、しまなみの海峡を水軍が支配していました。 水軍は海峡の変化が激しく急流の潮の様子を知り尽くし、 危険な水域の水先案内をする代わりに 海峡を通る船舶から通行料を納めさせていました。 そんな潮の流れをカヤックで体験できるこのツアーの 水先案内人は“来島ウォータートレイル”の井出さんです。 今回のツアーの参加者は、 愛媛県から元気いっぱいの女性グループ4名、 岡山から自艇を持ち込んで参加の男性1名、 そして私を含めて計6名。 潮の流れの説明を受けて、いよいよ古城島を目指して出発です! 写真を見て分かるように波はほとんどありません。 カヤックが氷の上を滑るかのようにスイスイっと進んで爽快です。 カヤックに乗ると潮流の速さを体感することができます。 漕がなくてもカヤックはどんどん進んで行くんです。 この日潮の流れは、午前中は古城島に向かって進み 古城島を境に逆向きの潮の流れになっているそうです。 午後からは古城島から先の潮の流れが逆になるので カヤックで多々羅大橋を通過できるようなるそうです。 この潮の流れに逆らっては絶対に進むことはできません。 『潮の流れに逆らっては進めない』あとでそれを実感することになるのですが・・・ 大三島橋をくぐって、潮の流れに任せて進めば、 古城島まではあっという間着いてしまいました。 Reported by 佐藤 広隆 |