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2012年11月01日

第二十七回 しりとり歌

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  すずめすずめ なにしにここへきた
    はらへって やってきた
  はらへったら 田をつくれ
    田をつくれば 泥はねる
  泥がはねたら 洗え
    洗えば 冷たい
  冷たきゃ 火にあたれ
    火にあたれば 熱い
  熱けりゃ さがれ
    さがれば 寒い
  寒けりゃ 酒を飲め
    酒を飲めば 酔っぱらう
  酔っぱらえば 寝てしまえ
    寝れば ねずみにひかれる
  ひかれるなら 起きろ
    起きれば 夜鷹にさらわれる


  このわらべ歌は秋田県で歌われたもので、
  歌うときは、かけ合いで歌っていました。

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秋田は米作りの土地ですね。
すずめもちゅんちゅん飛び回っていることでしょう。
そして、冬には雪が降り積もり、寒い日が続きます。
そのような日には、大人たちは体を温めるために
お酒を飲んで過ごすこともあります。
しかし、子どもたちの中にはなかなか寝付けない子どもたち
もいます。
そうすると、
「夜になってもなかなか寝ない子どもは、夜鷹にさらわれてしまうよ」と
言い聞かして眠らせていたこともあったのでしょう。
この「しりとり歌」には、土地の人々の日々の生活への想いが宿っているようです。

このような「しりとり歌」を歌われたことがありますか。
また、「しりとりゲーム」で遊ばれたことはありますか。

 「しりとり」とは、文章なり単語の語尾をひっかけて、
 次の句をつなげるもの。
 たとえば、
 まず「秋」といえば、次は「きゅうり」、そして
 「りんご」「ごぼう」・・・・・と
 単語の語尾の音をつなげて続かせていくものです。
 これをうまくつなげていくと、
 遊び仲間の間に元気が出てきて、
 発する言葉にリズムが生まれ楽しくなります。
 しかし、つづける単語の最後が「ん」がつくものを
 選んでしまったとき、
 たとえば、「みかん」。
 その時、その単語をいってしまった子どもの負けになり、
 ゲームが終了します。

また、このような「しりとり歌」もあります。
白いうさぎや蛙、幽霊、また電気や豆腐がでてくるのです。
  
  さよなら三角

  さよなら三角
  また来て四角
  四角は 豆腐
  豆腐は 白い
  白いは うさぎ
  うさぎは はねる
  はねるは 蛙
  蛙は 青い
  青いは 柳
  柳は 揺れる
  揺れるは 幽霊
  幽霊は 消える
  消えるは 電気
  電気は 光る
  光るは 親父のはげ頭


明治初頭の文明開化の頃の歌です。
なんだか何度か聴いたことがあるような歌ですね。

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資料:『なつかしの わらべ歌』 川原井泰江著 いそっぷ社
posted by 事務局 at 09:22| Comment(0) | わらべうた
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