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2012年10月18日

第二十六回 夕焼けこやけ

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   夕焼け こやけ
   あした天気に
   なあれ


みなさ〜ん、空が紅に染まる夕焼けはお好きですか。
美しい夕焼けを眺めるとなんだか心は別世界につつまれますね。
以前、旅に出て瀬戸内海の小さな島に滞在したとき、
その島の小高い山に登って、
空から海に沈んでいく太陽の美しさに圧倒されたことがあります。
そして、生きているというのはなんと素晴らしいことかと
思ったのです。

今回の夕焼けの唄は、
そのような夕焼けの中で「あした天気になあ〜れ」と
歌います。
それはお天気占い!
歌いながら、自分の履いている靴やサンダルを
ポォ〜ンと空に向かって蹴り上げます。
落ちてきた履物が地面に落ちたら、
さてどうなのでしょう。

表か裏か?
この表裏でお天気占いなのです。
落ちた履物が表を向いていたら明日は晴れ!
裏になっていると、そう、雨なのです。
では横向きに立ったらどうしましょう。
そのときは曇りなのです。
よく天気予報に、晴れのち曇り雨とあるように、
晴、雨、曇りが占われるのです。

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この「わらべうた」で、履物を蹴り投げるのは、“お願い”
なのです。
「夕焼けこやけ あした天気になあれ」と。
それもそのはず、「夕焼けになったら、次の日は晴れ」と
言い伝えられてきているので、そこからこの歌詞ができたようですね。
天気予報じゃないですが、当たる確率はいいのです。
つまりは、願いがかなうことが多いのです。

明日の天気を占うにはいろいろ方法があるといいますが、
父は古傷が痛むと「明日は雨かも」とよく言っていました。

『なつかしの わらべ歌』 川原井泰江著では、
昔からの言い伝えとして次のようなものが書かれています。

・猫が耳までこすって顔を洗っていたら、雨。
・からすが鳴き騒ぐと、雨になる。
・雀がにぎやかにさえずると、晴れる。
・かたつむりが木に登ると、雨が降る。
・雨蛙が低いところにいると、晴れ。
・蛇が木に登ると、雨が降る。
・くもが巣を作ると、晴れる。
・赤とんぼが高く飛ぶと、明日は晴れ。
・夜、蛙が鳴くと明日は晴れ。
・ありが忙しく動いていると、雨になる。
・ありがたくさん出てくると、晴れる。
・魚がはねると雨になる。


沢山ありますね。
言い伝えということですが、結構当たるそうです。
皆様の経験ではいかがですか。
「僕は晴れ男」とか、「私は雨女」とか、
仲間と出かけるときに言う人がいますね。
それがよく当たったりするから不思議です。
まあ運命みたいなものでしょうか。

では歌ってみましょう。
明日、晴れていい天気になるように祈りながら!

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資料:
『なつかしの わらべ歌』 川原井泰江著 いそっぷ社
posted by 事務局 at 17:06| Comment(0) | わらべうた
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