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2024年09月24日

2022年度に虐待で死亡した子どもは72人


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【11/10:東京】パートナーのサポートを考える

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子ども家庭庁が「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について」を公表しました。
2022年度に虐待で死亡した子どもは72人でした。


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検証では、死亡に至る背景も、分析されています。
一因として、性的DVを含めた「DV」や、避妊に協力しないことによる「多胎(子どもが不適切に多い)」等、性暴力に関する出来事も、指摘されています。

予期せぬ妊娠へのサポートをはじめ、「性暴力被害者への支援」という観点からの、虐待死予防対策を、広げていく必要が、あるのではないでしょうか。


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posted by 中野宏美 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 性暴力被害:情報

2024年09月20日

<申込終了>【11/10:東京】「パートナーのサポートを考える」


**本イベントはおかげさまで定員を上回るお申し込みをいただいたため、受付を終了しました**

11/9-10に開催される「東京ウィメンズプラザフォーラム」で、しあわせなみだが企画を実施します。
ぜひお越しください!


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【11/10:東京】「パートナーのサポートを考える」
[イベント申し込みはこちら]
[イベント紹介動画はこちらです]

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性暴力被害後、パートナーをはじめとする「身近な人」のサポートがあると、被害からの回復を後押しすることが、わかってきました。
しかし、パートナーの負担は大きく、パートナー関係の解消や、パートナー自身がメンタル面の不調を抱えることもあります。

しあわせなみだでは、パートナーが性被害を経験した男性の会「寅さんのなみだ」や、チャットボット「TwoDrops」を運営してきました。
パートナーの存在が、当事者を支えることを実感するとともに、パートナー自身への支援も必要であることを、より多くの人と共有したいと思いました。

そこで、パートナーへのサポートをに取り組む皆さんをお招きして、パートナーが与える影響について、深掘りするイベントを企画しました。
多くの方のご参加をお待ちしています。


☆日時
2024年11月10日(日)10:00−11:30

☆会場
東京ウィメンズプラザ 2階 第1会議室A
*東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線  表参道駅 B2出口から徒歩7分
*JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線  渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分
[地図はこちらです]


☆スケジュールならびに登壇者
*「パートナーが性被害を経験した男性へのサポート」
  千谷直史(NPO法人しあわせなみだ理事長)
*「夫婦のパートナーシップを応援する」
  平松勇一さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン)
*「ギャンブル依存症のパートナーへのサポート」
  小川麗さん(全国ギャンブル依存症家族の会東京)
*登壇者によるトークセッション
  ファシリテーター:今井さい子さん(Lib Laboratory)


☆登壇者ならびにファシリテータープロフィール(登壇順)

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平松 勇一(ヒラマツ・ユウイチ)さん
NPO法人ファザーリング・ジャパン 会員。
双子の誕生をきっかけに2018年4月より1年間育児休業を取得。
復職後1年半後に家族の時間を優先するために在宅フリーランスとして独立。
男性の育休取得や子どものいる人生を楽しめるように発信中。

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小川 麗(オガワ・ウララ)さん
NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会。薬剤師。
1999年東邦大学薬学部卒業。調剤薬局にて保険調剤に従事。
夫のギャンブル依存症により2024年5月に離婚。2021年から全国ギャンブル依存症家族の会に所属し、オンラインギャンブルを含むギャンブル依存症の正しい理解や社会への啓発、予防教育に取り組む。各所で講演を実施。
私生活では、中学2年生の娘と高校3年生の息子の母親。ワンオペでの家事と思春期の子どもへの対応に試行錯誤中

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今井 さいこ(イマイ・サイコ)さん
LIB Laboratory。公認心理師/『COBEYA』カップルセラピスト
高校生の時「環境が心に与える影響」に興味を持ったことから、大学で心理学を専攻。その後、社会人としてベンチャー企業に勤める傍ら、心理カウンセラーの勉強と実践を積み、女性向けカウンセリングを始める。2013年からの5年間、妊活支援に特化したメンタルケアサービスを提供。
現在は、女性向け、カップル向けセラピーを個人向けに、企業向けにメンタルヘルス支援(従業員カウンセリング、ストレスチェックなど)、各種研修を提供している。

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千谷 直史(チヤ・ナオフミ)
社会福祉士。1995年生まれ、山口県出身。上智大学神学部卒。
高校時代、親しい友人に性暴力被害者であることを打ち明けられたことをきっかけに、性暴力の現状に関心を持つ。
児童や青少年に対する電話カウンセリングの相談員や、性教育NPO等での活動を経て、2017年からしあわせなみだの活動に加わる。2018年から理事。2023年から理事長。
しあわせなみだでは「SHE(Sexual Health Education)検定」の開発や、パートナー等が性被害にあった男性の会「寅さんのなみだ」の運営等を担当。


☆定員
25名

☆参加費
無料

☆お問い合わせ
NPO法人しあわせなみだ
性暴力撲滅に向けた啓発活動を手掛けています。


*本イベントは東京ウィメンズプラザフォーラムの一企画として開催します
[フォーラム詳細はこちらです]


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2024年09月17日

2023年度の使用者から障害者への性的虐待は46件


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厚生労働省は「令和5年度使用者による障害者虐待の状況等」の結果を公表しました。

これによると、2023年度に通報のあった、使用者(雇用者等)から障がいのある人への虐待数は、前年度と比べ29.4%増加し、1,854人でした。
性的虐待は46件でした。

この統計では「使用者による障害者虐待」が公表されています。
しかし「障害者虐待防止法」では、加害者は、使用者の他「養護者」「施設従事者」も定義されています。
「養護者」と「施設従事者」による虐待については、毎年12月に別統計で公開されています(2022年度の統計はこちら)。

障がいのある人への虐待は、65歳以上は「高齢者虐待防止法」の対象となり、法律が変わります。
さらに18歳までは「児童虐待防止法」と法律が変わるだけでなく、子ども家庭庁が管轄しています。
これらが障がいのある人への虐待を、一層見えづらいものにしています。

実態把握による施策の実現に向け、声を届けていく必要がありますね。


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2024年09月13日

「障がいのある子どもへの性暴力」に関する講座に登壇しました

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理事長千谷直史が、Be Brave Japan主催講座に登壇しました。


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「障害のある子どもの性暴力を考える」をテーマに、以下をお話しました。

1.障害の4類型について
・身体障害
・知的障害
・精神障害
・発達障害

2.障害児者の性暴力調査結果
・しあわせなみだ「障がい児者への性暴力」調査
・海外での調査

3.なぜ障害が性暴力のリスクにつながるのか
・障害ならではの「特性」と「育ち」
・暴力の構造

4.なぜ障害のある人が“選ばれる”のか
・なぜ障害のある人が“選ばれる”のか
・加害者は被害者の障害を“知っている”
・障害のある人は性犯罪に“巻き込まれる”
・障害児者の性暴力に関する法制度


しあわせなみだでは、障がいのある人への性暴力に関する講義を、積極的にお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせはこちらから】

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2024年09月10日

盲学校で性暴力に関する講義を実施しました


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理事長千谷直史が、千葉県盲学校で、性暴力に関する講義を行いました。
千葉盲学校は、千葉県で唯一、目の見えにくい子どもを対象とした学校です。
幼稚部から高等部、資格取得のための理療科もあり、寄宿舎を併設しています。

「性暴力の被害者にも加害者にもならないためにできること」をテーマに、以下をお話しました。

■1.性暴力とは
・目が見えにくい人への性暴力
・性暴力とは
・性暴力が相談しにくい理由
・男性の被害について
・性加害の8割が顔見知り
・被害だと自覚していない
・デジタル性暴力
・性被害に遭った時に相談できる場所

■2.性暴力をしないさせない
・学校内で起きる性暴力
・なぜその被害者をねらったか
・性暴力加害者は性欲の化け物なのか
・性暴力被害の影響について
・知り合いが被害に遭ったら
・セックスはゴールじゃない

■3.男らしさ?女らしさ?
・女の子はメイクをした方がいい?
・男の子は泣かない方がいい?
・女性の方が家事育児に向いている?

■4.自分らしく生きるために
・性はグラデーション
・男性でも女性でも関係なく、嫌なことは、はっきり言っていい。
・被害者が悪い性暴力はない。


しあわせなみだでは、障がいのある子どもへの講義を、積極的にお受けしています。
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