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2023年05月30日

シンクタンクで「障がいのある性暴力被害者の現状」を講義!


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ジェンダー平等の推進と女性のエンパワーメントを専門とするシンクタンクである、特定非営利活動法人Gender Action Platform(GAP)勉強会に登壇しました。

「障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜」をテーマに、以下をお話しました。

☆障がいのある人への性被害は法の狭間で“見えなくされている”
1)法務省「刑法」
2)厚生労働省「虐待防止法」
3)内閣府「性暴力被害者ワンストップ支援センター」

☆“障がい特性”を踏まえた刑法性犯罪改正を
1)「障がい当事者」の声を聴く
2)「意思形成」ならびに「地位関係性」の考慮
3)改正後も議論の継続を

しあわせなみだでは、勉強会への登壇を、積極的にお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。
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2023年05月26日

衆議院法務委員会で「障がいのある人への性犯罪」に関する質問が行われました!


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5/24、衆議院法務委員会で、刑法性犯罪改正案の質疑が行われました。
質問に立った与野党から、「障がいのある人への性犯罪」に関する質問がありました(掲載は質問順)。


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【動画はこちらでご覧いただけます(各議員を選択してください)】


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【公明党日下正喜衆議院議員】
▼障がいのある人への性犯罪に関する実態調査の必要性


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【日本共産党本村伸子衆議院議員】
▼社会的・経済的関係性を客観的に証明できれば、本人が憂慮していなくても罪を問うことができるか


なお本日5/26も、午前9時より、衆議院法務委員会が開催されます。
与野党で行われている修正審議の結果を踏まえ、賛否が問われる見込みです。
ぜひご覧ください。
【動画はこちらでご覧いただけます(時間になりましたら「法務委員会」をクリック】


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2023年05月23日

非営利団体の皆さんに、アンケート調査の設計について講義


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理事長中野がNPOサポートセンター主催『課題の見える化とNPO活動を伝えるリサーチ力「アンケート / ヒアリング設計」実践プログラム』に登壇しました。
「“障がいに乗じた性犯罪”創設に向けたアンケート/ヒアリング設計」をテーマに、2018年に発達障がい当事者団体neccoに実施した「障がい児者への性暴力に関するアドボカシー事業」報告書を紹介。
以下をお話しました。

☆1.アンケート/ヒアリング実施方法

☆2.アンケート/ヒアリングの成果
1)法整備ならびに支援体制の拡充
2)存在意義を外部に分かりやすく伝える
3)WEBサイト・チラシのデザインリニューアル

☆3.アンケート/ヒアリングで成果を出すには
1)アンケート/ヒアリング自体を目的にしない
 ・アンケート/ヒアリングを実施する目的は何か?
 ・この調査で明らかにしたい課題は何か?
2)回答者に教えてもらう
 ・「意外だった」を無視しない
 ・ヒアリングの必要性
 ・ヒアリングの隠れた本質
3)届けたい人に届くように
 ・議員向け報告書
 ・研究者向け論文
 ・市民向け動画

しあわせなみだでは、非営利団体向けの講義を、積極的にお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。
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2023年05月19日

衆議院法務委員会で「障がいのある人への性犯罪」に関する質問が相次ぎました!

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5/17衆議院法務委員会で、刑法性犯罪改正案の質疑が行われました。
質問に立った与野党6党のうち5党から、「障がいのある人への性犯罪」に関する質問がありました(掲載は質問順)。


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【動画はこちらでご覧いただけます(各議員を選択してください)】


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【公明党大口善コ衆議院議員
▼他者の援助を必要であったり、意志の表明が困難な障害者が罪を問うことはできるのか
▼障がいの程度は規定されているか


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【自民党石橋林太郎衆議院議員
▼障がいのある人へのヒアリングや調査が行われていない
▼条文が、障がいのある人にとって侮蔑的な文言となりかねないこと
▼障がい特性を踏まえた罪の創設の必要性


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【立憲民主党山田勝彦衆議院議員
▼法案は「障がいのある人は意志を示せない」という侮蔑的な扱いが前提となっている
▼対人援助職による行為を問うことができるか
▼代表者聴取(障がい特性を踏まえた事情聴取)の実施状況


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【日本維新の会漆間譲司衆議院議員
▼障がい特性の乗じた性犯罪や、障がいを知りうる立場に乗じた性犯罪の創設の必要性
▼代表者聴取の実施状況等


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【日本共産党本村伸子衆議院議員
▼障がい特性を考慮した規定が必要であること
▼社会的・経済的関係性を客観的に証明できれば、本人が憂慮していなくても罪を問うことができるか


障がいのある人が取り残されない刑法性犯罪改正となるよう、声を届けてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。


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2023年05月12日

刑法性犯罪改正案が審議入り!障がいのある性犯罪被害者に関する質問も!

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5/9刑法性犯罪改正案が審議入りしました。
本会議では、代表質問に立った議員が、障がいのある性犯罪被害者について、尋ねてくれました(掲載は質問順)。

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立憲民主党吉田晴美衆議院議員は、日本版DBS(子どもに関わる職業に就く人に性犯罪などの前科がないことを証明する「無犯罪証明書」の提出を義務付ける)について、障がいのある子どもが通う、特別支援学校や福祉施設などで働く職員にも、対象を広げるべき、という質問をしてくれました。
小倉將信こども政策担当大臣からは、「対象職種の範囲については今後検討を進めていく」という回答がありました。


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日本共産党本村伸子衆議院議員は、「不同意の意志を形成すること等が困難な状態」に、障がいのある人を含めるのは侮蔑的であり、意思形成を考慮した規定に改めるべき、という質問をしてくれました。
齋藤健法務大臣からは、「不同意の状態となりうる事由の1つとして、心身に障がいのあることを列挙したもの」という説明がありました。
法案は今後、衆議院法務委員会で議論される見通しです。
障がいのある人が取り残されない改正となるよう、声を届けてまいります。
応援よろしくお願いいたします。


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【動画はこちらです】
*吉田晴美衆議院議員の質問は1:23:50から、小倉將信こども政策担当大臣の回答は1:38:00から
*本村伸子衆議院議員の質問は1:39:01から、齋藤健法務大臣の回答は1:45:54から


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2023年05月09日

「点字毎日」に院内集会の様子が掲載されました


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4月13日に開催した「障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜@衆議院議員会館」の様子が、4/27付「点字毎日」に掲載されました。
「点字毎日」は、日本で唯一、点字で発行されている新聞です。

記事では、しあわせなみだ理事長中野からの報告として、刑法性犯罪改正にあたり、障がい特性を反映した概念の追加が必要であること、援助する立場の「地位・関係性」を利用した性犯罪の創設が必要であること等を、取り上げていただきました。
また、法政大学岩田千亜紀さんが実施した調査を紹介。目の見えにくい人からは「見えないことから被害を信用してもらえない」「大きな声を出さないから悪いと警官から叱られた」といった声を、伝えています。

今後もこうした機会を増やせるよう、努力してまいります。
応援よろしくお願いいたします。

【「障害者を取り残さないで」 刑法改正案審議で集会 記事はこちらです(ウェブは有料会員限定です)】


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