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2023年03月31日

【4/13:東京】障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜@衆議院議員会館


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2023年通常国会で、刑法性犯罪改正案が審議入りの見通しとなりました。

被害者に障がいがある場合については、
▼「心身に障害があること」を心身喪失・抗拒不能要件に代わる事項とする
▼障がいのある被害者への事情聴取を証拠として採用
等、重要な論点があります。

一方で、司法の現場で、障がいのある人が不利益な状態にあることは、あまり知られていません。

そこでしあわせなみだでは、障がいのある性犯罪被害者が置かれた状況を考える、院内集会を開催します。
市民、国会議員、省庁が一堂に会し、障がい特性、ならびに障がいのある人への性犯罪の実態を踏まえた改正となるために、必要な視点を共有します。


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【4/13:東京】
障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜@衆議院議員会館
【詳細はこちら】

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☆日時
*2023年4月13日(木)11:00〜12:00

☆会場
※本イベントは現地開催のみ、オンライン配信はありません※
*衆議院第二議員会館 地下1階 第6会議室
・東京メトロ丸ノ内線、千代田線「国会議事堂前駅」1番出口から徒歩3分
・東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町駅」1番出口から徒歩3分
【地図はこちらです】

☆テーマならびに登壇者
*「障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を」
 中野宏美(NPO法人しあわせなみだ 理事長)
*「障がいのある子どもを育てる立場から」
 橋謙太さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン メインマンプロジェクト リーダー)
*「障がいのある性暴力被害者の現状」
 岩田千亜紀さん(法政大学現代福祉学部 助教)


☆定員
*30名(先着順)

☆参加費
*無料

☆アクセス保障
*手話通訳付きで開催いたします
【建物内のバリアフリー情報はこちらです】

☆申込
【フォームからお申し込みください】



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2023年03月28日

【4/22:オンライン】この世から性被害をゼロにしたい!〜もし大事な人が被害にあったら〜

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【4/17:オンライン】 障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜Vol.2「海外の法制度」

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しあわせなみだ理事長中野が、足立区主催講座に登壇します。
身近な人が性被害にあった場合の寄り添い方や支え方、また被害者に必要なカラダとココロのケアの仕方を一緒に考えます。
ぜひご参加ください。

***

【4/22:オンライン】
「この世から性被害をゼロにしたい!〜もし大事な人が被害にあったら〜」
【詳細ならびにお申し込みはこちら】
【チラシはこちらです(PDFファイルです)】
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内閣府の調査では若年層の約4人に1人が何らかの性暴力被害を経験しています。
身近な人が性被害にあった場合の寄り添い方や支え方、また被害者に必要なカラダとココロのケアの仕方を学ぶ講座です。
オンライン講座のため、周りを気にせず安心して受講できます。
皆さまのお申込みをお待ちしています!!

☆日時
令和5年4月22日(土曜日)14時から16時

☆開催方法
※この講座は、Zoomによるオンラインセミナーです。

☆講師
中野宏美(「NPO法人しあわせなみだ」理事長)

☆対象
区内在住・在勤・在学の方
※区外の方のお申込みも可能です

☆募集人数
20名(要申込・先着順)

☆費用
無料
※利用時やダウンロードに発生する通信料は各自でご負担ください。

☆申込方法
1)電話またはファクスで、氏名(カタカナ)・年代、住所(町名まで)、電話番号、ファクス番号、Eメールアドレス、「性被害をゼロに」を明記し、下記問い合わせ先までお申し込みください。
*地域のちから推進部多様性社会推進課男女共同参画推進係(男女参画プラザ)
電話番号:03-3880-5222 ファクス:03-3880-0133

2)「オンライン申請システム」からもお申し込みいただけます。

☆主催者
足立区男女参画プラザ(多様性社会推進課)

☆その他
●本講座はWEB会議ツール「Zoom」を使用したオンライン講座です。インターネット環境が必要です。受講の際に必要となる機材の用意やアプリのダウンロードを事前にお願いします。
●利用時やダウンロードに発生する通信料は各自でご負担ください。
●パソコン、タブレット、スマートフォンをご利用願います。
●Zoom用ログインURL は講座開催前日までに主催者よりメールでお送りします(申込時にメールアドレスの記入必須)。

※都合により内容の変更、中止になる場合があります。ご了承ください。
変更や中止となる場合には、HPでご案内する他、お申し込みされた方には個別に連絡いたします。


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2023年03月24日

【4/10&4/17:オンライン】障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜


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障がい特性を踏まえた刑法性犯罪改正を求める要望書
【詳細ならびに要望書ダウンロードはこちら】

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2023年通常国会で、刑法性犯罪改正案が審議入りの見通しとなりました。

被害者に障がいがある場合については、
▼「心身に障害があること」を心身喪失・抗拒不能要件に代わる事項とする
▼障がいのある被害者への事情聴取を証拠として採用
等、重要な論点があります。

一方で、司法の現場で、障がいのある人が不利益な状態に置かれていることは、あまり知られていません。

この改正が、障がい特性、ならびに障がいのある人への性犯罪の実態を踏まえたものとなるために、必要な視点を共有します。

*いずれもzoomで開催、定員100名(先着順)、参加費無料です
*zoomによる日本語字幕がつきます


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Vol.1「支援者の声」
【詳細はこちら】

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☆日時
*2023年4月10日(月)19:30-20:30

☆テーマならびに登壇者
*「障がいのある人の性暴力の実態」
 齋藤梓さん(目白大学心理学部心理カウンセリング学科 准教授)
*「障がいのある性暴力被害者の裁判支援」
 浦尚子さん(性暴力被害者支援センター・ふくおか センター長)
*障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を
 中野宏美(NPO法人しあわせなみだ 理事長)

☆申込
【フォームからお申し込みください】


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Vol.2「海外の法制度」
【詳細はこちら】

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☆日時
*2023年4月17日(月)19:30-20:30

☆テーマならびに登壇者
*イタリアの法制度
 Chiara Fusariさん(チューリッヒ大学日本研究所 研究員)
*「韓国の法制度」
 崔栄繁さん(DPI日本会議 議長補佐)
*障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を
 中野宏美(NPO法人しあわせなみだ 理事長)

☆申込
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2023年03月17日

中学生に「性教育」をテーマに講義

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障がい特性を踏まえた刑法性犯罪改正を求める要望書
【詳細ならびに要望書ダウンロードはこちら】

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理事千谷直史が、江東区立第二大島中学校で、性教育に関する講義を担当しました。
「学校では教えてくれない性教育の話」をテーマに、以下をお話しました。

☆1)心が生きると書いて性と読む
*SNSの普及による私生活の露出
*恋愛禁止は異性愛を前提?
*ルッキズム
*エイジズム
*自分も他人も傷つけず性を楽しむことができる

☆2)ポジティブな性を知る
*自分の性のあり方に疑問をもったら
*身近な人の性のあり方が気になった時は?
*カミングアウトされたらどうしたらいい?
*ふれあいの12段階
*セックスはゴールじゃない

☆3)暴力としての性
*性暴力とは
*性暴力は非現実的なこと?
*性加害の8割が“顔見知り”
*性暴力加害者は性欲の化け物なのか
*認知のゆがみ
*知り合いが被害に遭ったら

☆4)性教育を知ると世界が平和に
*「女」「男」に対してよくあるイメージ
*災害時の問題
*性教育は人権教育
*みんな違って当たり前
*性は言語であり、学習過程の倫理である


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しあわせなみだでは、学生向けの講義を積極的にお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせはこちら】


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2023年03月14日

障がい特性を踏まえた刑法性犯罪改正を求めます


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法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会は、性犯罪改正に対する「要綱(骨子)案」ををまとめました。
被害者に障がいがある場合については、いくつもの懸念点が出てきました。
そこでしあわせなみだは、障がい特性を踏まえた刑法性犯罪改正を求める要望書をまとめましたので、公開します。


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障がい特性を踏まえた刑法性犯罪改正を求める要望書
【詳細ならびに要望書ダウンロードはこちら】

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1.意志形成について

・国連・障害者権利委員会は、現行刑法第百七十八条の「心神喪失」に「障害」を含めていることは「侮蔑的」であることを指摘、「除く措置」を求めています 。
・要綱(骨子)案 では、「心身に障害があること」を、「同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態」に含めています。
しかし障がいのある人は、それぞれの方法で、自らの意志を示します。
障がいがあることをもって「意思を形成できない」とするのは、現行刑法の「心神喪失」と等しく、侮蔑的です。
このため諸外国では、「不同意性交等罪」とは別に、「障害に乗じた性犯罪」を設けています 。
・これらを踏まえ、障がいのある人の意思形成を考慮した改正を求めます。


2.対人援助職という地位・関係性について

・障がいのある人にとって、福祉職・医療職・教育職といった「対人援助職」の者は、生活を共にし、身の回りの世話をする「監護者」同等の立場にあります。
・要綱(骨子)案は、「経済的又は社会的関係上の地位に基づく影響力によって受ける不利益を憂慮していること」を規定しています。
しかし障害の程度によっては、他者に対し、「不利益」を「憂慮」することが、困難な場合があります。
対人援助職の指示には「従うのが当然」と考えていることもあります。
・これらを踏まえ、対人援助職を含めた「地位・関係性」を考慮した改正を求めます。


3.(1・2が困難な場合)今国会で刑法性犯罪改正を実現した上で、議論を継続してください

・「障害者の権利に関する条約」が定める「司法手続の利用の機会」 の早期実現に向け、今国会で刑法性犯罪改正を実現し、「障がい」の概念を刑法に盛り込むことが必要であると考えます。
・障がい特性、ならびに障がいのある人への性犯罪の実態を踏まえた議論を、継続してください。


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