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2020年12月25日

実父から障がい児への性犯罪裁判で逆転有罪、コメントが掲載されました

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2019年3月、静岡地方裁判所で、12歳の実子への強姦事件に対する、無罪判決が言い渡されました。
この判決は、全47都道府県に拡がった、性暴力根絶を目指すフラワーデモのきっかけとなりました。

この事件は上告され、12/21、東京高等裁判所は、懲役7年の逆転有罪判決を言い渡しました。
静岡地裁で無罪となった理由の1つが、「証言の信用性」です。

被害児には軽度知的障害と自閉症スペクトラム障害があります。
この障がいには、「日時の特定が難しい」という特徴があります。
また子どもは、障がいの有無に関わらず、「誘導されやすい」等の特性が指摘されています。

静岡地裁では、こうした「障がいのある子ども」の状況が踏まえられず、「証言の信用性に欠ける」とされました。
一方東京高裁では、「被害者の証言は具体性及び迫真性がある」とされ、姦淫の事実が認められました。

ヤフーニュースでこの事件、ならびにNPO法人しあわせなみだ理事長中野のコメントが掲載されました。
ぜひご覧ください。
【「高裁が被害者の証言に「高度の信用性」を認めた理由ー12歳実子への強姦、父親に逆転有罪判決」記事はこちらです】


2020年も残すところ、あと1週間となりました。
本年のブログはこれが最終、2021年のはじまりは1月5日です。

2020年も応援ありがとうございました。
2021年もよろしくお願いいたします。


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2020年12月22日

港区が主催する「性暴力」をテーマにしたオンライン講座に登壇しました


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理事長中野が、理事長中野が港区男女平等参画センター「リーブラ」主催の講座に登壇しました。


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おかげさまで定員を上回るお申し込みをいただきました。
「性暴力被害者を孤立させないために 私にできること」をテーマに、以下をお話しました。

1. はじめに
1)自己紹介
2)活動のきっかけ

2.性暴力とは
1)“性暴力”とは
2)性暴力の件数
3)なぜ性暴力を起こすのか
(1)憎悪のピラミッド
(2)性犯罪者のタイプ
  ・回避受動型
  ・回避積極型
  ・接近自動型
  ・接近確信型

3.なぜ性暴力は潜在化するのか
1)性暴力を経験した人の声
2)性暴力を「話せない」背景
(1)誰にも知られたくない
(2)否定された経験がある
(3)性を他人に語る困難さ
3)”あるべき被害者像”とのかい離
(1)あるべき被害者像
(2)レイプ神話に基づく落ち度論
(3)サバイバル行動

4.終わりに


しあわせなみだでは、性暴力をテーマにした講演を、積極的にお受けしています。
お気軽に【お問い合わせ】ください。


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2020年12月15日

法務委員会所属議員の皆様と面会しました



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<満員御礼!申し込みを終了しました>【12/20&1/17:オンライン】性暴力被害者を孤立させないために - 私にできること -

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しあわせなみだでは、刑法に「性犯罪被害者としての障がい児者」の概念を盛り込むために、国会議員に調査報告書を持参し、現状を説明しています。
今回は、刑法性犯罪を議論する、法務委員会に所属する議員の皆様と、面会しました。
「精神疾患に乗じた性暴力」を苦に自死を選んだ事件を書籍にまとめた、市民の人権擁護の会米田倫康さんともに、訪問しました。(掲載は面会順)


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自民党小林鷹之衆議院議員は、犯罪被害者支援に継続的に取り組み、数々の支援施策を実現。
自民党犯罪被害者支援プロジェクト事務局長としても、活躍されてきました。
被害者に寄り添い続けてきた小林議員と、障がい児者への性暴力の現状を共有できたことを、とても心強く思いました。


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日本維新の会串田誠一衆議院議員は、法務委員会で継続して、刑法性犯罪について質問してくれています。
11/13には、障がい児者への性暴力が少なくないことを踏まえ、障がい児者と「類型的な監護関係」にある者が、性的関係を持った場合の規定を創設する必要性を、尋ねてくれました。
上川陽子法務大臣からは、現在法務省で開催されている「性犯罪に関する刑事法検討会」の中で検討が行われる旨、回答がありました。
【動画はこちらです(「串田誠一」をクリック、障がい児者への性暴力については5:06:14からです)】
【議事録はこちらです】


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立憲民主党池田真紀衆議院議員は、旧立憲民主党時代、刑事法(性犯罪)ワーキングチームで、障がい児者への性暴力について、ヒアリングにお招きくださいました。
長年ソーシャルワーカーとして現場に携わってきた立場から、障がいのある性暴力経験者に、とても寄り添ってくれました。
また、既に関心のある議員だけでなく、この課題を初めて知る議員に実態を伝え、理解を広げていくことの大切さを、教えていただきました。


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公明党伊藤孝江参議院議員とは、2017年の刑法性犯罪見直し時に開催された、公明党法務部会でご縁をいただきました。
その後も、党内のヒアリングに度々足を運んでくださる等、継続してこの課題に取り組んでくれています。
弁護士の立場から、障がい児者への性暴力に対する、新たな構成要件の検討の必要性等、とてもわかりやすい解説をいただき、今後に向けたお力もいただけることになりました。


引き続き法制度化実現に向け、声を届けてまいります。
応援よろしくお願いいたします。


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2020年12月11日

国会議員を対象にした勉強会に登壇しました



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【12/20&1/17:オンライン】性暴力被害者を孤立させないために - 私にできること -

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国会議員を対象にした勉強会で、精神疾患に乗じた性暴力を取り上げていただきました。

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11月26日は、自民党「メンタルヘルスを実現するための勉強会」に登壇し、障がいに乗じた性暴力について、お話しました。

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まず、精神疾患に乗じた性暴力を苦に、自死を選んだ女性のご遺族である、倉岡久明さん、祐子さんから、「精神医療現場における性被害」について、お話をいただきました。
続いてNPO法人しあわせなみだ中野宏美より、「精神疾患に乗じた性犯罪」について、必要な法制度を提案しました。

倉岡夫妻のご家族に起きた事件は、現行の刑法性犯罪処罰規定では、立件することができなかったことについて、議員から各省庁に、現状の法制度に関する質問が相次ぎました。

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会場には、勉強会会長馳浩衆議院議員、事務局長穴見陽一衆議院議員をはじめ、8名の国会議員が足を運んでくれました(以下五十音順)。
安藤高夫衆議院議員
白須賀貴樹衆議院議員
杉田水脈衆議院議員
武村展英衆議院議員
冨岡勉衆議院議員
宮路拓馬衆議院議員


11月27日には、自民党「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟.(1 is 2 many!ワンツー議連)」内に設置された「障がい児者に対する性暴力問題を考えるプロジェクト」で、勉強会が開催されました。

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こちらでは、倉岡夫妻のお話の後、この事件を書籍にまとめた、市民の人権擁護の会米田倫康さんから、精神医療現場で起きた性的虐待事件を、ご紹介いただきました。

議員から各省庁に対しては、精神科医が現在も医師免許を保有し続けていることに対する疑問や、精神医療現場における事例共有の必要性への指摘が相次ぎました。

会場には、6名の議員が足を運んでくれました。
赤澤亮正内閣府副大臣(議連会長代行)
松本洋平衆議院議員(議連会長代理)
宮崎政久衆議院議員(議連事務局長)
宮路拓馬総務大臣政務官(議連障がい者PTリーダー)
井出庸生衆議院議員
堀内詔子環境副大臣


これからもこうした機会を増やし、「性犯罪被害者としての障がい児者」の概念が刑法に盛り込まれるよう、努力してまいります。


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2020年12月08日

衆議院法務委員会で「障がい児者への性暴力」に関する質疑が行われました


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【12/20&1/17:オンライン】性暴力被害者を孤立させないために - 私にできること -

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12/4で臨時国会が閉会しました。

臨時国会会期中に開催された、11/13の衆議院法務委員会で、障がい児者への性暴力に関する質疑が行われました。
日本維新の会串田誠一衆議院議員が、障がい児者への性暴力が少なくないことを踏まえ、障がい児者と「類型的な監護関係」にある者が、性的関係を持った場合の規定を創設する必要性を、尋ねてくれました。
上川陽子法務大臣からは、現在法務省で開催されている「性犯罪に関する刑事法検討会」の中で検討が行われる旨、回答がありました。


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【動画はこちらです(「串田誠一」をクリック、障がい児者への性暴力については5:06:14からです)】
【議事録はこちらです】


今後も国会の場で、障がい児者への性暴力に関する議論の場が設けられ、理解が進むよう、声を届けてまいります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。


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2020年12月04日

性暴力被害者ワンストップ支援センターの皆さんに「障がい児者への性暴力」に関する講演を実施!



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【12/20&1/17:オンライン】性暴力被害者を孤立させないために - 私にできること -

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性暴力に遭った方に対して、医療的ケア、カウンセリング、司法へのアクセス等の総合的な支援を提供することにより、心身の負担軽減を目的とする、性暴力被害者ワンストップ支援センター。
すべての都道府県に設置されています。
今回は、埼玉県に設置された、性暴力等犯罪被害専用相談電話「アイリスホットライン」に携わる皆さんに、研修を実施しました。


「障害児者への性暴力について」をテーマに、下記をお話しました。

☆1.はじめに
1)自己紹介
2)障がい児者への性暴力に関わるきっかけ
3)アイスブレイク

☆2.障がい児者に対する性暴力の実態
1)DPI 女性障害者ネットワーク『障害のある女性の生活の困難―人生の中で出会う複合的な生きにくさとは― 複合差別実態調査報告書』
2)内閣府『「若年層における性的な暴力に係る相談・支援の在り方に関する調査研究事業」報告書』
3)しあわせなみだ「「障がい自社への性暴力調査」報告書」
4)刑法

☆3. 障がい児者への性暴力の背景
1)なぜ被害者に障がいがある性犯罪事件は不起訴になるのか
(1)障がいのある性暴力被害者の声
(2)障がいが「ない」ことが基準
2)なぜ障がいが性暴力のリスクにつながるのか
(1)障がいならではの「特性」
(2)障がいならではの「育ち」
(3)暴力の構造

☆4.障がいのある性暴力被害者への対応
1)ソーシャルワーカーが持つ「権力」と「暴力性」の理解
2)専門職としての知識に基づく「気づき」
3)エンパワメント

☆5.終わりに


しあわせなみだでは、性暴力被害者ワンストップ支援センターでの研修を、積極的にお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。


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2020年12月01日

野党女性議員の皆さんと「障がい児者への性暴力」の現状を共有しています


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【12/20&1/17:オンライン】性暴力被害者を孤立させないために - 私にできること -

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しあわせなみだでは、刑法に「性犯罪被害者としての障がい児者」の概念を盛り込むために、国会議員に調査報告書を持参し、現状を説明しています。
今回は、野党女性議員の皆さんを、「精神疾患に乗じた性暴力」を苦に自死を選んだ女性のご遺族である、倉岡久明さん、祐子さん、ならびに事件を書籍にまとめた、市民の人権擁護の会とともに、訪問しました(掲載は面会順)。

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山川百合子衆議院議員は、法務委員会で、度々「障がいに乗じた性犯罪」について、質問してくれています。

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打越さく良参議院議員は弁護士時代、DVや性暴力の裁判にとても熱心に取り組んでくれていました。


お二人とも、11/25に開催した院内集会にも足を運んでくださり、倉岡さんの事件が性犯罪に問えない現状を、法制度の限界として、とてもよくご理解くださいました。
また今後に向けたお力も、いただくことができました。


引き続き法制度化実現に向け、声を届けてまいります。
応援よろしくお願いいたします。


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