
【11/5:東京】刑法性犯罪をUpdate!映画上映会
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理事長中野が、犯罪被害者支援に携わる皆さんに講義を行いました。
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新潟県警察本部被害者支援専科では、オンライン講義を行いました。
日頃犯罪被害者支援に携わる警察官、そして4月に警察学校に入校された方を含め、60名を超える皆さんが参加してくれました。
「障がいを持つ犯罪被害者への支援」をテーマに、以下の内容をお話しました。
☆1.はじめに
・障がいのある人が遭いやすい犯罪被害
・障がいのある人とない人の被害後の違い
☆2.「障がいのある人」とは
(1)身体障がい
(2)知的障がい
(3)精神障がい
(4)発達障がい
☆3.加害者は障がい児者を「選ぶ」
1)加害者は被害者の障がいを“知っている”
(1)場所
(2)外見
(3)コミュニケーション
2)加害者がつけ込む“障がい特性”と“育ち”
3)犯罪を経験した障がい者の声
☆4.いつもと違う→犯罪?と気づけるか
1)いつもと違う“拒否”
2)いつもと違う“言動”
3)いつもと違う“スケジュール”
☆5.障がいの有無に関わらず「犯罪被害者」として対応するために
1)“事件の解決”と“被害からの回復”との矛盾を埋める
2)障がいによる“困りごと”を推測する
3)“当たり前”こそ丁寧に

※写真は会場から見えた東京タワーです
全国犯罪被害者支援ネットワーク秋期全国研修会では、犯罪被害者支援に携わる皆さんに、「障がい児者に対する性犯罪と被害者支援」をテーマに、以下をお話しました。
☆1.はじめに
1)自己紹介
2)障がい児者への性暴力に関わるきっかけ
3)“障がいのある人”とは
☆2.障がい特性とともに育つ
1)“マジョリティ”からの扱い
(1)邪魔者
(2)みそっかす
(3)お姫様
2)人を信じなければ“生命・生活の維持”ができない
3)性情報からの“隔離”
☆3.「障がいのある性犯罪被害者」とは
1)障がいならではの“特性”が「犯行がバレにくく、逃げやすい」要因に
2)障がいならではの“育ち”が「断れず、強要される」要因に
3)性犯罪を経験した障がい者の声
☆4.「障がいのある性犯罪被害者」の実態が明らかになりつつある
1)障がいのある女性“87人中31人”が性的被害を経験
2)視覚に障がいがある女性“68人中48人”が性的な被害を経験
3)発達に障がいのある方“32名中23人”が性的な被害を経験
☆5.私たちの持つ圧倒的な「権力」と「暴力性」
1)“暴力”の構造
2)性犯罪被害者に対する“権力”
3)障がい者に対する“権力”
☆6.障がいの有無に関わらず「性犯罪被害者」として対応するために
1)障がいによる“困りごと”を推測する
2)“目的”“見通し”“休憩”
3)“信頼のネットワーク”に入れてもらう
今後もこうした機会を増やしていかれるよう、努力してまいります。
応援よろしくお願いいたします。
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