【6/28:東京&オンライン】支援を“伝わる”かたちに──動画公開&トークセッションPART.1
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しあわせなみだ理事中野宏美が、神奈川県警で、性犯罪捜査に携わる警察官に、講義を実施しました。
神奈川県では、元交際相手による殺人事件が起きました。
被害者や家族が、警察にストーカー行為を相談していたにもかかわらず、殺人を防ぐことが、できませんでした。
今回の講義のテーマは「障がいのある人に対する性犯罪」でしたが、ストーカー殺人事件との共通点を挙げることができます。
その1つが「アンコンシャス・バイアス」です。
「アンコンシャス・バイアス」とは、「無意識の思い込み」のことです。
例えば、障がいのある人が相談に来た時、こうした考えが、頭をよぎることはないでしょうか。
☆目が見えないのに、状況を説明できるのか
☆知的にハンディがあるのに、正しく話ができるのか
☆精神に疾患を抱えているのに、事実を認識できるのか
こうした「無認識の思い込み」があると、「状況を正しく伝えられるはずがない」「都合よく話を組み立てるだろう」「嘘を言っているのではないか」等、相手を信じることが、難しくなります。
障がいに対する正しい知識があれば、
☆目が見えなくても、周囲の音から状況を判断できる
☆知的にハンディがあっても、適切なサポートがあれば、真実を語ることができる
☆精神に疾患を抱えていても、事実と幻覚を分けて理解することができる
といったことがわかります。
ストーカー殺人事件でも、被害者に対し、
☆10代の女性が、状況を説明できるのか
☆飲食店のアルバイト従業員が、正しく話ができるのか
☆元交際相手が起こしている事実を、認識できるのか
といった「無意識の思い込み」が、あったのではないでしょうか。
アンコンシャス・バイアスが、被害者としての扱いをずさんにし、事件を矮小化することにつながっていないか。「あるべき被害者像」の固定化が起きていないか。そこから外れる人々が不利益を被っていないか。
「障がいのある人に対する性犯罪」の講義を通じて、警察官の皆さんと、改めて考える機会を増やしてまいります。
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