
しあわせなみだが実施したオンライン署名の内容が、法制度化されます!

2015年宮崎県で、被疑者側弁護士が、性犯罪時の様子を盗撮したビデオ原本の処分と引き換えに、示談を求める事件が起こりました。
しあわせなみだでは、弁護士の懲戒請求を求めるオンライン署名を立ち上げ、日本弁護士連合会等に提出しました。
結果として、弁護士は処分されませんでしたが、2018年に、ビデオ原本を裁判所が没収する判断が下されました。
当時は、盗撮したビデオを所持するだけでは、罪に問うことができなかったため、「大変画期的な判断」とされました。

2023年7月に成立した「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律(性的姿態撮影等処罰法)」では、「撮影罪」が新設されましたが、盗撮データは撮影者に返却されてしまうことが、課題となっていました。
新制度(第四章)の施行により、性的画像が検察に押収された場合、消去や廃棄などの措置をとれることになります。
このため、署名の元となった「盗撮ビデオ原本処分と引き換えに示談」という交渉自体、困難となります。

署名開始から9年越しで、新制度施行を報告できることになりました!
これも、いつも応援してくださる皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
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