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2024年02月20日

〜映画を通じて性暴力について考える〜イベントに登壇しました


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2/16、川添ビイラル監督主催『Indigo Mourning』チャリティー上映会&パネルディスカッション (映画を通して性暴力について考える)」に、理事長千谷直史が登壇しました。
約30名の参加をいただきました。
登壇した千谷より、報告です。


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映画の内容は、吸血鬼と人間が共存している世界で、愛する人が友人の吸血鬼に噛まれたことで、自死を選択した男性のお話です。

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知人から性被害に遭ったことをカミングアウトされたことをきっかけに、性暴力に関心をもった私としては、主人公の冷たい表情から、友人の吸血鬼は普段から女性をいやらしい目で見ているような描写がありましたが、これまでは主人公の男性も友人の素行の悪さは知っていながらも、特になにも言わず、特段それを良くも悪くも思っていなかったんじゃないかと思います。
ですが、愛する人が噛まれて(性被害に遭い)失ったことで、今まで他人事だった「性暴力」が急に心を浸食してきて、その気持ち悪さや友人に対する憤りを感じ、ラストシーンにつながるのだと思いました。


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パネルディスカッションでは、どうすれば性暴力に対する問題意識が低い人の問題意識をあげることができるかなどを、
川添ビイラル監督
「Open the Black Box 伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」代表 新畑信さん
と議論を交わしました。

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【川添さん】
性暴力を防ぐためには、個々の意識が変わることが不可欠です。
「自分には関係ない」と思わず、先ずは関心を持ち、対話を通じて意識を変えていくことができると思います。
「男性が性暴力にもっと問題意識を持ち、性暴力を容認しない社会を作っていく為にどのような行動が必要なのか」というダイアローグが必要だと感じています。

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【新畑さん】
教育によって性暴力は良くないことであることが広く知らせ、「プライベートゾーンは他人に侵害させてはならない」ことなどセクシュアリティ教育、包括的性教育が浸透することが大切。また、性被害は女性が被害に遭うことが多いが男性が被害に遭うこともあり、ないがしろにしてはいけない。

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私個人としては、性暴力に関して問題意識が低い人の原因は、特に男性に多いと感じますが、性欲による犯罪であると誤解されており、自分はしないと高をくくっていること、そして自分や近しい人は被害者にはならない、他人事であることだと思います。
また、性欲によるものだと思われているため、世間的にエンタメ化されているものも多く、被害者の心情を考えるきっかけの妨げになっていると思います。
少年漫画でもひと段落ついた所のおふざけ回として、お風呂の覗きが面白おかしく描かれるなどして被害側を描くことより、加害行為を容認する場面をよく目にします。
そういった擦り込みが行われて、認識を甘くしていくのだと思います。

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無意識化で擦り込まれている価値観に是非を問うのは難しい作業ですが、きっかけ次第で誰でもできると思います。
衝撃的なニュースかもしれないし、友達に指摘されることかもしれません。
効果があるものは人それぞれだと思うので、違和感を無視しないことが非常に大事だと思います。

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今回の映画のように映像として表現することや、やり方はそれぞれの方がいいと思います。
どうすればいいか分からない人は、性暴力関連のことを見聞きしたときに「最低だな」とかひとこと、どう思っているか感情をあらわにすることから始めてみたらいいと思います。
だんだんと行動が伴ってきたり、共感した人が近くに増えてくるはずです。
被害者が声をあげないで済む社会にするために今多くの人が小さくてもいいので、声をあげることは大切だと思います。


しあわせなみだでは、イベントへの登壇を積極的にお受けしています。
【お気軽にお問い合わせください】


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posted by 中野宏美 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | しあわせなみだ:活動
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