
【SHE検定に関するお詫びとお願い】
==============

厚生労働省は、「令和4年度使用者による障害者虐待の状況等」を公表しました。
これによると、2022年度中に労働局等が「使用者(障害者を雇用する事業主)による障害者虐待」として対応した件数は1,230件でした。
被害者となった障害者は1,658人。
このうち性的虐待(障害者にわいせつな行為をすること、又は障害者にわいせつな行為をさせる)は24人でした。
実は障害者虐待防止法では、加害者は「使用者」以外に「養護者(家族等障害者を養護する者)」「施設従事者(障害者施設職員)」が定められています。
しかし統計は「使用者」と「養護者」「施設従事者」で別々に公開されています(2021年度の「養護者」「施設従事者」による障害者虐待はこちらです)。
同じ法律に基づく虐待の統計が、別々に公開されており、包括的な把握を困難にしています。
虐待をはじめとする、障がいのある人の困難が、見えなくされないよう、声を届けていく必要がありますね。
==============
本ブログは毎週火・金更新!
【ウェブサイト】
【facebook】
【LINE】
【Instagram】
【twitter】
【メールニュース「Tear's Letter」】
【リボンドネーションによるご寄付はこちら】
【クレジットによるご寄付はこちら】
【書籍・DVD・ゲームによるご支援はこちら】