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2023年06月23日

警察で被害者支援に携わる皆さんに講義


理事長中野が、警察庁主催研修に登壇しました。

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5/29は全国で被害者支援に携わる警察官の皆さんに。以下をお話しました。

☆1.はじめに
1)自己紹介
2)アイスブレイク

☆2.「障がいのある人」とは
(1)身体障がい
(2)知的障がい
(3)精神障がい
(4)発達障がい

☆3.なぜ障がいのある人は「自ら被害に巻き込まれる」のか
1)“悪い人”がいることを知らない
2)“支援”と“被害”を混同する
3)人を信じなければ “生命・生活の維持”ができない

☆4.障がいのある犯罪被害者の声

☆5.なぜ障がいのある人は「被害をうまく伝えられない」のか
1)性に関する“知識”や“経験”が限られる
2)“いつ”“どこで”を覚えるのが苦手
3)話を聞いてもらって“嬉しい”

☆6.障がいの有無に関わらず「犯罪被害者」として対応するために
1)私たちが持つ圧倒的な“権力”と“暴力性”
2)“事件の解決”と“被害からの回復”との矛盾を埋める
3)障がいによる“困りごと”を推測する


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6/21は全国で被害者支援に携わるカウンセラーの皆さんに、以下をお話しました。

☆1.はじめに
1)自己紹介
2)障がい児者への性暴力に関わるきっかけ
3)障がいのある人の現状

☆2.障がいがあることによる“社会からの排除”〜訴えることを諦める〜
1)生活の場[地域で暮らせない]
2)学校や職場[健常者との区別(差別)]
3)メディアの扱い[あるべき障がい者像]

☆3.障がいがあることによる“マジョリティからの扱い”〜社会を信用できない〜
1)邪魔者[疎外感]
2)みそっかす[自己肯定感が低い]
3)王子様・お姫様[強い他責性]

☆4.障がいがあることによる“経験の偏り”〜犯罪に巻き込まれる〜
1)交友関係[悪意のある人がいない]
2)情報収集[選べるほどの情報がない]
3)市場における存在[市場で選ばれない]

☆5.障がいのある犯罪被害者の声

☆6.私たちの持つ圧倒的な「権力」と「暴力性」
1)“暴力”の構造
2)犯罪被害者に対する“権力”
3)障がいのある人に対する“権力”

☆7.障がいのある人の声を届ける
1)“マジョリティの代表”という自覚
2)“共通言語”を増やす
3)使えるものは“しっかり活用する”
(1)障がい特性と脆弱性の理解
(2)コミュニケーションへの配慮
(3)障がいのある人を支える法制度


しあわせなみだでは、被害者支援に携わる皆さんへの研修を、積極的にお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせはこちら】


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