
5/9刑法性犯罪改正案が審議入りしました。
本会議では、代表質問に立った議員が、障がいのある性犯罪被害者について、尋ねてくれました(掲載は質問順)。

立憲民主党吉田晴美衆議院議員は、日本版DBS(子どもに関わる職業に就く人に性犯罪などの前科がないことを証明する「無犯罪証明書」の提出を義務付ける)について、障がいのある子どもが通う、特別支援学校や福祉施設などで働く職員にも、対象を広げるべき、という質問をしてくれました。
小倉將信こども政策担当大臣からは、「対象職種の範囲については今後検討を進めていく」という回答がありました。

日本共産党本村伸子衆議院議員は、「不同意の意志を形成すること等が困難な状態」に、障がいのある人を含めるのは侮蔑的であり、意思形成を考慮した規定に改めるべき、という質問をしてくれました。
齋藤健法務大臣からは、「不同意の状態となりうる事由の1つとして、心身に障がいのあることを列挙したもの」という説明がありました。
法案は今後、衆議院法務委員会で議論される見通しです。
障がいのある人が取り残されない改正となるよう、声を届けてまいります。
応援よろしくお願いいたします。

【動画はこちらです】
*吉田晴美衆議院議員の質問は1:23:50から、小倉將信こども政策担当大臣の回答は1:38:00から
*本村伸子衆議院議員の質問は1:39:01から、齋藤健法務大臣の回答は1:45:54から
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