
<区外の方のご参加も可能です>【明日4/22:オンライン】この世から性被害をゼロにしたい!〜もし大事な人が被害にあったら〜
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4/13『障がいのある人を取り残さない刑法性犯罪改正を〜見えづらい差別を考える〜Vol.2「海外の法制度」』を開催しました。
登壇者スタッフ含め43名の参加をいただきました。
刑法性犯罪改正が審議入りするタイミングで、障がいのある性犯罪被害者の実態を共有する機会を作ることができ、大変心強く思いました。

チューリッヒ大学日本研究所 研究員 Chiara Fusariさんからは、日本ではなかなか知られる機会のないイタリアの法制度を、わかりやすくご説明いただきました。
障がいのある被害者は暴行脅迫を問わず罪を問うことができ、また重刑化されていること、様々な団体による大規模調査が実施されていること、市民や議員団体による取り組みを、写真も交えてご紹介いただきました。
支援サービスへのアクセスの困難さ、連携不足、性教育の遅れといった課題もご指摘いただだき、より深く実態を理解することができました。

DPI日本会議 議長補佐 崔栄繁さんからは、韓国の法制度、特に性暴力特例法について、丁寧にお話いただきました。
ろう児の施設や学校における性的虐待事件を機に、類型を細分化して量刑を強化、時効の廃止とともに、支援体制の充実も図られたことを、ご説明いただきました。
最近の敗訴判決における、「障害のある者」や、障害による「抵抗困難」の定義を踏まえ、加害者側の認識に基づき量刑が決まる傾向について、懸念を共有することができました。
それぞれのお立場だからこそのご発言により、大変充実した内容となりました。
今後もこうした機会を増やしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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