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2022年09月27日

性犯罪捜査に携わる皆さんに講義を行いました


景色雑踏橋.jpg
<今秋金曜!>【9/30:東京】寅さんのなみだ
パートナーが性被害に遭った男性の語りの場〜悩みや気持ちを皆さんで共有しましょう〜


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理事長中野が、性犯罪捜査に携わる全国の警察官に向けて、講義を行いました。
「障害児者に対する性犯罪」をテーマに、以下をお話しました。

☆1.はじめに
1)自己紹介
2)アイスブレイク

☆2.障がいとは
1)日本では“13人に1人”が障害者手帳を持っている
(1)身体障がい
(2)知的障がい
(3)精神障がい
2)障害者手帳を“持っていない”障がい児者もいる
(4)発達障がい
3)障がいによる“困りごと”

☆3.「障がいがある」からこそ経験する性犯罪被害
1)なぜ巻き込まれるのか
(1)すぐ信じる
(2)断らない
(3)訴えない
2)人を信じなければ“生命・生活の維持”ができない
3)“障がいのある”性犯罪被害者の声

☆4.「障がいを知り得る立場」に乗じた性犯罪であることを立証する1)「障害者手帳」で“障がいの種類と程度”を把握する
2)「支援区分調査」で“脆弱性”を突き止める
(1)認定調査票 
(2)医師意見書 
3)「障害サービス」から“支援の必要性”を明らかにする
(1)概況調査票 
(2)障害福祉サービス受給者証 

☆5.「障がいのある」性犯罪被害者への対応
1)障がいによる“困りごと”を推測する
2)“丁寧”に“わかりやすく”
3)“信頼のネットワーク”に入れてもらう

今後も障がいのある性犯罪被害者への理解が進むよう、努力してまいります。
応援よろしくお願いいたします。


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posted by 中野宏美 at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 障がい児者への性暴力
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