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2022年07月01日

衆議院に「障がいを有する子・人への性暴力の根絶に関する質問主意書」が提出されました

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[8/6:オンライン]―共に変えよう― これからのソーシャル・ジャスティス 連携ダイアローグ2022

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日本共産党本村伸子衆議院議員が、衆議院に「障がいを有する子・人への性暴力の根絶に関する質問主意書」を提出してくれました。
【詳細はこちらです(右上「質問内容」「答弁内容」でご覧いただけます)】

概要を紹介します。

【質問1】
・刑法第百七十八条における「心神喪失」及び「抗拒不能」とは、具体的にどのような要件か
【回答1】
・「心神喪失」は「精神の障害によって正常な判断力を失っている状態
・「抗拒不能」は「心神喪失」以外の事由で心理的又は物理的に抵抗が不可能又は著しく困難な状態

【質問2】
・障がいを有することを「心神喪失」という用語で示すことについては、国連障がい者の権利に関する委員会から、「侮蔑的」であり、「障がい者の権利に関する条約」との調和を図るよう指摘を受けています。この指摘について、刑法改正ではどのように対応していくのか。
【回答2】
・心神喪失及び抗拒不能の要件を改正することについては、法制審議会で審議中、様々な観点から法整備の在り方について調査審議が行われている。

【質問3】
・「心身の障害」の内容として、障がいの種類や程度について、同部会では主にどのような議論がなされているのか、お示しください。
【回答3】
・相手方の脆ぜい弱性や地位・関係性を利用して行われる性交等及びわいせつな行為に係る罪を新設することについては、法制審議会で「心身の障害」及び「心身の障がいを有する人に対し、一定の地位・関係性を有する人」の内容や範囲も含め、様々な観点から法整備の在り方について調査審議が行われている。

【質問4】
・心身の障がいを有する人は、障がいそのものによる心身の脆弱性に加え、「被害から逃れる知識」「被害から逃れる手段」「被害から逃れる時間」という点でも、圧倒的に不利な状況にあります。刑法改正にあたっては、こうした点にも配慮し、検討されるべきだと考えますが、見解を伺います。
【回答4】
・「心身の障がいを有する人」「心身に障がいを有する人」及び「障がいを有する人」に対するものも含め、性犯罪に適切に対処するための法整備の在り方については、法制審議会で、障害者の特性をも踏まえ、様々な観点から調査審議が行われている。

【質問5】
・代表者聴取が実施された性犯罪事件の総数をお示しください。
【回答5】
・代表者聴取の件数は、八十九件である。

【質問6】
・代表者聴取が実施された性犯罪事件について罪名ごとに件数を把握し、分析することが必要だと考えますが、見解をお示しください。
【回答6】
・実施結果の分析の在り方や将来の実施方針については、試行の状況を踏まえ、警察庁及び検察当局において検討する。

【質問7】
・性犯罪事件における代表者聴取実施の判断基準をお示しください。
・被害者が障がいを有するにもかかわらず代表者聴取が実施されなかった事件及び実施されなかった理由をお示しください。
【回答7】
捜査機関の活動内容に関わる事柄であり、お答えすることは差し控えたい。

【質問8】
・「性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ」に提出された資料では、障がいを有する被害者への強制性交等で不起訴となった事件四十三件が示されています。この四十三件の不起訴処分となった理由などの検証を行い、障がいを有する子・人への性暴力を適切に処罰できる法改正が必要と考えますが、見解を伺います。
【回答8】
・「障がいを有する子・人」に対するものも含め、性犯罪に適切に対処するための法整備の在り方については、法制審議会において、障害者の特性をも踏まえ、様々な観点から調査審議が行われている。

【質問9】
・性暴力被害を受けた障がいを有する方が司法へアクセスしようと思っても、受けてくれる弁護士を探すことに困難があるなどハードルが高い状況があります。ハードルを下げるための方策が必要と考えますが、見解を伺います。
【回答9】
・法務省では、関係機関等と連携するなどしながら、性暴力被害を受けた障害者を始めとして、障害者の司法アクセスの拡充を図るための必要な検討を進めている。


今後もこうした機会を増やせるよう努力してまいります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。


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