CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2020年09月01日

防災の日「災害時の性暴力」を考える


物つみき家.jpg
今日9月1日は「防災の日」です。
1923年のこの日、関東大震災が起きたことから、定められました。

震災は、性暴力のリスクを高める可能性、そして潜在化させる可能性が指摘されています。


☆リスクを高める可能性

【ハード面】
・街灯が消え、建物が倒壊することで、死角が増える
・避難所では就寝場所やお手洗い等、生活の場が男女共同となる
【ソフト面】
・生命の危機に接することで、心理的な不安が高まり、暴力行為が加速する
・避難所での集団生活や物資の不足などでストレスが溜まり、そのはけ口が自分より弱い女性や子どもに向かう

☆潜在化させる可能性
【ハード面】
・人命救助に人員が割かれ、性暴力を含めた様々な事件に警察や公的機関が対応できない
・ライフラインに関する報道が中心となり、性暴力を含めた様々な事件がメディアに取り上げられにくい
【ソフト面】
・「命が助かったのだから」と、性暴力を含めた様々なことを我慢させられがち


災害後の性暴力をゼロにするためには、「災害時」そして「平時」双方からのアプローチが必要です。

☆災害後を踏まえたアプローチ
・性暴力のリスクを踏まえた防災計画(避難所に仕切りを設ける。等)
・災害ボランティア育成カリキュラムにおいて、災害時の性暴力に関する項目を設ける
☆平時からのアプローチ
・性暴力被害者ワンストップ支援センターの普及啓発
・性暴力を含めた犯罪のない街づくり(街灯をつけ、見通しをよくする、等)


今後もしあわせなみだでは、震災時の性暴力撲滅に向け、情報を発信してまいります。


↓詳しくはこちらもご覧ください↓
■しあわせなみだウェブサイト「震災時における性暴力」
■日本自治体危機管理学会『自治体機管理学会誌』掲載論文「災害時の性暴力とは〜見えないリスクを可視化する〜」
■性の健康医学財団発行『性の健康』Vol.17 no.3掲載論文「災害時の性暴力撲滅に向け医療従事者に期待すること」


==============

本ブログは毎週火・金更新!
【性暴力に関する最新情報をお届けするメールニュース「Tear's Letter」毎週配信!】
【しあわせなみだウェブサイトはこちら】 

【クレジットによるご寄付はこちら】
【書籍・DVD・ゲームによるご支援はこちら】

この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック