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2019年03月29日

医療現場での性犯罪裁判について医療従事者向けメールマガジンに寄稿しました


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ヤフーニュース掲載!【障がい児者が負っている性暴力を巡る3つの困難 刑法改正でも表面化しない罪とは】
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乳腺医師による強制わいせつが問われた裁判で、元患者である被害者の心身を傷つけるやりとりが、様々なかたちで行われました。
二度とこうした裁判が起こらぬよう、患者と医療従事者がともに考えていきたい論点について、理事長中野がメールマガジンに寄稿をいたしました。
ぜひご覧ください。


【柳原病院事件から考える「患者と医療従事者の信頼関係」】詳細はこちらです



性犯罪裁判では「セカンドレイプ(二次加害)」と呼ばれる、被害者の心身を傷つけるやりとりが意図的に行われることが、残念ながら少なくありません。
☆過去の性に関する言動等を取り上げることで、事件時、被害者側に性的欲求があったかのような印象を与える
☆事件時の服装などを取り上げることで、被害者が相手を誘惑したかのような印象を与える
☆被害時の様子を不特定多数に明らかにすることで、裁判が被害者にとって不利益になるよう働きかける


たとえばアメリカでは、性犯罪裁判で、事件に関係のない事柄を取り上げることを禁止する「レイプ・シールド法」が定められています。
被害者が安全安心に裁判ができるよう、日本でも体制や法制度の整備が望まれます。


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posted by 中野宏美 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | しあわせなみだ:活動
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