
先日2月2日に東京の高田馬場にある、発達障害者当事者団体Neccoカフェさんご協力のもと、メイク講座を開催させていただきました。

講師はメンタルケアメーク21代表田島みゆき様にご依頼させていただきました。
以前性被害当事者の方を対象に、メイク講座やカットモデルの紹介をさせていただいていましたが、障害者に対する性暴力の認知をひろげる事業「ブリッジング・プロジェクト」のクロスオーバー企画で開催いたしました。

突然の私事ですが、私、理事長千谷は、男性ですが、メイクをします。
昔から肌悩みがあり、どうしても自信が持てず、鏡が嫌いでした。
今でも写真を好んで撮ることはほとんどありません。
ですが、メンズメイクが流行り始め、美容にお金を使えるようになってから、メイクをしたときは自分に自信が持て、いつもより背筋が伸び、自然と堂々とすることができています。

そういった自分の経験もあり、障害の特性や独特な育ちにより、自己肯定感の低さに漬け込まれ、性暴力にまきこまれる可能性のある方々が、メイクを通して自分に自信が持てるようになり、前向きに過ごすことができる時間が少しでも増えてもらえないか、という思いで企画しました。
メイクは自分で行うため、自分のスキルと感じることも大きなメリットだと思います。
今回の参加者の方の中には「支度に時間がかかり、メイクに時間が割けない」といった、発達障害の特性ゆえのお悩みだと思える方もいらっしゃいました。
始めは緊張している様子で、こちらに警戒心すら抱いているのではないか、と思えた方も、メイク講座が進むにつれ、笑顔が見え、最後にはご自身のパーソナルなお悩みもお話くださっていました。
個人的にはメイクの持つ力を再認識したととともに、講師の田島様の進行、褒めポイントを見落とさない素晴らしい声がけがあってのものだったと思います。
また、講座の終了後に参加者の方々が、メイクのこと以外の話題で談笑されている姿もまた印象的でした。
これからも「性暴力ゼロで、誰もが自分らしく生きられる社会」を目指していきたいと思います。
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