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さいとうひろし
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若葉茂る [2013年07月29日(Mon)]
久しぶりのブログ再開です。仕事のために札幌に出かけておりました。
この間、昨日には法然院・遊びの寺小屋という夏休みのこどもたちに向けてのプログラムで、草木野染を、風の布・パピヨンとして参加しました。


ボランティアとして加わってくださった、草木染作家の小林真紀さんからのレポート(写真も)を紹介いたします。

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染のおっちゃん斉藤洋さんのライフワーク「野染」!一度参加させて頂き虜です。今回の法然院の善気山遊びの寺子屋主宰の「野染」は法然院森のセンターのスタッフの方がユスラウメや藍の乾燥した葉の染液やキノコの珍しい染液を準備してくださり、他タマネギやヨモギやラベンダーやアカネや・・・・・たくさんの自然からの色ときらきらのちびっ子たちやご両親みんなで白い大きな木綿の布を染めあげました。手前の大きな「マル」や「ひ」は元気なちびっ子がログウッドのアルミ媒染の液をたっぷり含んだ刷毛で描き、青色は同じログウッドの銅媒染の液、他の皆もパワー炸裂でした! 
山門での山本公成さん(笛)、ほしこさん(琴)、中野亘さん(土笛)のオープニングコンサート「祈り」も静謐な気の中、蜩たちも共鳴しあい素晴らしい響きの溢れる宇宙でした。


お知らせを二つ。
8月に、福島のこどもたちがやって来て滋賀県で思いっきり、夏休みを楽しみます。
風の布・パピヨンも草木野染で参加します。


 
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避難者と支援者を結ぶ京都ネットワーク みんなの手からのお知らせ
こどもたちの夢の夏プロジェクト 同級生再会プログラム始動!


同級生再会プログラムが始動しました。
福島県から避難している子どもたちの離れ離れになったお友達を京都に招待して思いでつくりをしてもらうプログラムです。

日程 2013年8月3日〜8日
  福島の子どもたちは車中2泊
場所 ノートルダム学院小学校 山の家 
予定しているプログラム 野外活動・キャンプファイヤー・自炊・琵琶湖へディトリップ

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主催・みんなの手

言葉 [2013年07月10日(Wed)]


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世田谷・雑居まつりの仲間の手により作られた<てびらこ> 2011/9/9 photo by PEKO


今、3日ほど前に私がこのブログ上で書いた文章を読み直してみて、やはり思慮が足りなかったのかなと思うところあります。

「「経営立て直しのためには、再稼働しかない」などと戯言を吐く者どもを、検察は何故、検挙、逮捕し投獄をしないのか。」というくだりです。

あまりにも卑劣な東電側の態度とそして言葉、それをあたかも当然のように〈放置〉どころか擁護さえしているような国という存在に、かなり理性を失って〈切れて〉しまったようなところが、上記のような文章としてブログに載せてしまったのだと思います。「福島第一原発事故で亡くなった人は一人もいない」などという許しがたい言葉を述べた国会議員の存在。そしてこのところ京都に避難されておられる、国というものから捨てられたような方々とお出会いしたこともその背後にはあったのだと思います。

これだけの大惨事を引き起こした当事者がただ一人も刑事訴追されていないことの異常さに対して心底、怒りが充満していてあのような唐突な表現をしてしまいました。

大切なのは、これほど意見の違う、生き方が異なる人たちに対しても、言葉により真摯に対してゆくことを、やはり大前提として掲げていかなければ、こちらの闘いも意味を失うということなのだと思います。<検挙し逮捕し投獄せよ>という言葉には、私が今まで忌み嫌っていた権力の匂いがします。もっと冷静にこちらの思いを表現すべきでした。

それを鋭く指摘し、気付かせてくれた大切な友人がいたこと。
遠くに住むその友との電話を通じての語らいから、
また虫のように始めようととの思い、深くしました。



Seeds for Future [2013年07月07日(Sun)]


藍千里を走る A


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草木染のほんの入り口に立ったばかりなのに、そこから垣間見える広大な世界。本当に豊かなものを感じます。
先日、福知山の藍まつり、日吉町のウズベキスタンの布〈スザニ展〉、美山町・新道弘之さんの<ちいさな藍美術館>と、京都の南丹後辺りを、ポコと、染太郎こと北澤勇二さんと巡った時にも天然染料による作品と、それに携わる人たちとたくさん接っすることが出来、なんともありがたい旅でした。
またこのところ、お付き合いが深まってきている(といってもまだ一度も直接お会いできていない方ですが)宇都宮の佐々木和也さんが為そうとしている〈染料植物園〉構想にも、随分と影響を受けております。
そのような、このところ一気につながりつつある草木染ネットワークの一部をお伝えします。



先ずは福知山・藍まつりの様子からです。


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藍の会から事前に送られていた藍染布を使った
田老町・ゆいとりの会の小銭入れ・ゆいっこ草履


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同じく、サンガ岩手からは鮭のキーホルダーが
ハックの家からはその布を裂き織したバッグも(取り忘れましたゴメン!)


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クリックすると大きく見れます。


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梅雨の時期に、藍の絞りが清々しい!


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これから先は、佐々木和也さんが、陽だまり保育園で、宇都宮大学教育学部衣生活環境学研究室などで取り組んでおられる活動を紹介させてもらいます。
先月末には、日照りなどで育たなかった大槌町の藍畑の話を聞き、当地にこどもたちが宇都宮で育てた貴重な藍の苗の一部を届けてくださいました。
これから私どものご縁のある岩手被災地の方々と、佐々木さんに連なる方たちとの交流が始まると思います。本当に感謝です。
文章、写真とも佐々木さんのものを転載させて頂きました。



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「藍救出作戦!」とでも言うべき作業となりました。定植後,根切り虫の被害を受けて再度播種はしたものの,今のところ5cm程度しか成長していません。その間も,畑の雑草は容赦なく大きくなっていきます。梅雨の貴重な晴れ間の週頭。朝から除草で幕を明けました!たっぷり2時間の仕事に対して,この時期の年長としては抜群の集中力を見せてくれました。途中,途中の保育士の声かえが子ども達の目標を明確にさせ,そして身体を動かすことを促していきます。しゃがんだままの作業に要求される身のこなしは,現代社会の中で失われていく大切な力に気づかされます。

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陽だまり保育園が5月に定植した藍が根切り虫に悉くやられてしまい,急いで播種を行いました。すくもづくりへの挑戦は桑窪花づくり女性の会と連携するとして,沈殿藍づくりのための藍は何とか確保したいと思います。子ども達も藍がないと大空のシンボルである藍染Tシャツが着られないことを認識していました。

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6/30に陸前高田の調査に入り,釜石にて染色家の斎藤洋さんの紹介である人物ー「耕絲館」ぺっこずつ(釜石方言で少しずつの意)主催者の山崎輝樹先生ーにお会いしました。陽だまり保育園の年長が育ててきた藍の苗をお渡しするためでした。8月後半に,斎藤さんと一緒にお会いしにいくのですが,ご自分で栽培された藍が雨不足で全滅したとお伺いし,それではということで7代目の陽だまり藍を嫁入りさせていただきました。伝統染織が三陸沿岸被災者・障碍者を結びつける可能性を私としては研究につなげたいと考えています。無事に釜石の地に根付き,それが新たなご縁につながればと思います。

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以上、文章・写真 佐々木和也





リレーハンスト [2013年07月07日(Sun)]

脱原発ハンガーストライキ
〜子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために〜


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孫の手 2011年6月撮影


新潟県泉田裕彦知事を支持します!


「経営立て直しのためには、再稼働しかない」などと戯言を吐く人たちを、検察は何故、ほったらかしにしているのか。原爆と原発は同じであると、このところますます感じている。あなたたちがまことしやかに述べる「わが愛する国土」にあなたたちは原爆を落としたのだ。その<国土>だけではない、今や北太平洋の海、空に汚染が広がって行っているのだ。未来永劫、人間も含む山川草木の命の円環を断つ所業においては、原爆、それ以上のもっとたちの悪いものを・・・そのようなエネルギーシステムを結果として享受してきた私もまた同罪である。だからこそのハンストでもある。
4日は風の布・パピヨンのポコが、5日はfbともだちの中出 陽子さんが、今日は私が、リレーハンストのバトンをつなぎます。

脱原発ハンストを実行する有志のブログ 
https://blog.canpan.info/stopnps/




身体・空気・布 [2013年07月06日(Sat)]


わたしは京都造形芸術大学の美術工芸学科・染織テキスタイルコースで、前期だけ臨時の講師をしています。今日(7月4日)はその最後の授業。毎年恒例の、舞踏家の由良部正美さんを囲む会をしました。
身体とは、身体にとって布とは、そして踊りだす刻(とき)のことと、染め始める刻のこと・・・
私もそうですが、ややもすると頭だけで創造しようとしてがんじがらめになって、糸や布や染め織りに対しがちな作業。でもその結果、出来上がった布を受け取り纏うひとは、生身の体を生きている。
課題という、一から十まで自分がやりました、そのことが一番価値があるというような世界に取り組んでいる学生たちの様子を見ると、息苦しさを感じるときがあります。
深い呼吸をしつつ、身体を解き放し、まるで世界は瑞々しい〈関係性〉で成り立っているのではと感じさせるような由良部さんのおどりは、指の先や膝や、背中にも知性があって、<わたし>を取り巻き包む外界と体内を、呼吸し合っているようなものを深く感じます。


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由良部さんが踊る前に、全員で体を動かす。
自分を包む、そして自分が包む慈しむべき世界に向け
深い呼吸のやり取りをする。


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他のゼミの学生たちも参加。由良部さんの踊りを観る。


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わたしは、ひとりでたっている。


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わたしは、ひとりではない。


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人間のためにだけ世界があるのではない。
キラキラした粒子の一つとして流れてゆく私という存在。



踊り終えた由良部さんを囲んで語り合った後、一番最初の授業でした草木野染の布の一部を使い、この度の複合大災害で失われた命に向け、メモリアル・キルト<てびらこつぎっこ>作りをして、締めくくりとしました。8月の後半に岩手の三陸沿岸を巡る際、それをご縁のあった所に手渡しリレーして行きたく思います。

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私が担当する、今期最後の授業は、とても静かに終わりました。


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福島第一原発事故から、各地より京都に避難されている人たちの拠点の一つ、みんなの手が作ったみんなのカフェのロゴを、型染の達人、4回生のSさんが作ってくれました。早速、伏見にあるみんなのカフェにお届けしてきました。Tシャツの胸や背中に柿渋で型染して、オリジナルグッズを作りたいと、代表の西山さんはいたく感動してくれました。


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見据える [2013年07月01日(Mon)]


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昨日の話です。京都岩倉・論楽社に三々五々集まった人たち。福島市から京都に避難生活をしている菅野千影さんの話を聴きました。
「原発は自分たちのところから遠く離れた浜通りにあり、何か起こってもここまでは大丈夫だろうと思っていたようなところがあり、それまで原発を阻止できていなかった、自分たちの責任を先ず娘二人に話し詫びた」そこから全国あらゆる避難先を必死になって選ぶこと、そしてその娘さん達と京都に来て岩倉、南丹と移り住み、今の伏見にある公務員宿舎に落ち着くまでの、想像を絶する日々。
何代も続く洋服の仕立ての老舗を継ぐお連れ合いが、遠路何回も深夜バスで福島から京都を行き来する生活。お父さんが帰る時、いつも娘さんが激しく泣いてしまう、その辛さ。今は、そのお連れ合いも思いきって京都に来られ一緒に住まわれているということ。収入は半額になったけど同じ仕事が見つかり一緒に住むことで精神的に落ち着くことが出来たとのことでした。
上の娘さんが京都の公立高校を受験することになり、今はその学校選びを慣れない土地でされている。一方、福島市は、もう安全、戻っても大丈夫、これから前を向いていこう!的なキャンペーンをしていて、例えば、学校給食は今までは会津の米を使っていたのを、福島市の米を使うようになったとのことや、一人残ったお年寄りが自死されたことなど、こちらでは知られてないことを語ってくれました。
避難者を担ぎ出し、利用してしまうような政党やその類の組織の露骨な話は、心底怒りを覚えざるを得ませんでした。そして言われた、無関心は無責任です。今起こっていることの本当の原因を見つめなければ何も解決しないこと。当たり前の生活を守るために闘わねばならぬことを、しっかりと美しい福島言葉で腹の底から話してくれました。

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菅野さんの話が終わり、5月22日伏見港公園でした草木野染の布をベースに、てびらこつぎっこ。菅野さんの言葉を皆、胸の内で反芻しているよう。


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Pau Brazil をくださった小林真紀さんと、旅人斉村康広さん


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今回、野染の布は洗わずに、熱いアイロンを裏表にかけ、そのまま用いました。ラベンダーやヨモギ、丁子などのたおやかな匂いがうっすらとします。





伏見港公園の草木野染を一緒にした井上良子さんが、今回の論楽社での集いにも参加されました。フェイスブックにその時のことをアップされているので、本人の了解を得て転載させて頂きます。



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photo 井上良子


京都岩倉の論楽社へ。出町柳から賀茂川をどんどんあがっていくと、清流が一気に生気に溢れてまぶしい。比叡山もでっかく迫ってくる。夏山の気迫。岩倉への道楽しかった。
染め、切り分けていただきました。福島から避難されている子育て中のお母さんからお話しお聞きした。
国はなにやってんねん。民はよく知ろうと努力して、そして子どもたちの為に、地球のために、怒らないといけない。無関心は無責任に繋がる。福島はなにひとつ終わってない。危機的なまま。ひとりひとりに、家族にまた、苦渋を飲ませてる。
ちゃんと国民のほうを普通の目線で見る政治家が、欲しい。いまそんな人が必要。変えれる人、痛みがわかるひと。わからない人は政治家になったらあかん。
お針仕事少ししました。針に糸通して〜、ちくちくちくちく、縫いましょう〜。♫布の回りて井戸端会議ね。


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photo 井上良子

野染の布に…、わたしの蝶ちょ…、わたしはもう、ひとりではありません…。このこと一緒…飛んでいってね…。ものを持たない。シンプルに生きる。複雑に考えない。シンプルにいこう。そして静かにいのる。

論楽社のブログに草木野染の様子がアップされています。また昨日の会の様子もこれから伝えてくれると思います。是非覗いてください。

追記・伏見の野染の時、小林真紀さんがPau Brazil という木の芯の部分を煮出した綺麗な赤を持ってきてくれました。何年かブラジルで住まわれた時に出会った色だそうです。その美しすぎる赤に魅了されました。何とその後の論楽社での集いにその木の粉末を持ってこられプレゼントしてくれました。早速、昨日煮出しました。最初は濃い朱赤、何回煮出しても色が出てきます。6回目、色がとびっきりのローズ! 小林さんは6回は煮出せますと言っていたけど、7回、8回とやってみます。小林さんによるとPauは木のこと。そしてBrazilは木の名前だそうです。国名の由来が木なのですね。今日早速染めます。ワクワク! 7月2日

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