三陸邦楽の旅 1 [2012年09月10日(Mon)]
ベルガーディア鯨山 森の図書館 お知らせ 夏の終わりの野染旅報告の途中ですが、少し前のブログでお伝えしましたが、明日より3日間ほど「夏の終わりのチョイ旅」に出ますので、またこのブログはしばらく休みます。 始めて被災地に出かけられた〈えん〉の伊藤さん達は、陸前高田や気仙沼などで、すでに何回か演奏会をされています。フェイスブックを通じてその様子が刻々と伝わってきています。琴や尺八の奏でる音に聴き入る人たちや、琴を触り楽しんでいるこどもたちの写真は、本当に楽しそうです。 今回は私一人なので、新幹線で花巻まで行き、レンタカーを借りて伊藤さん達と合流、大船渡保育園、釜石・平田仮設、大槌・和野っこセンターにご一緒します。大船渡保育園では、あの園歌を、こどもたちがお琴の伴奏で歌う会が実現しそうです。 今回の旅の報告も随時します。 行って来ます。 えんの伊藤 志野さんのフェイスブックより転載させてもらいます。 登米市南方仮設住宅に住む南三陸町志津川地区の方々にお琴と三味線を訊いて頂きました。一緒に歌う曲では、みなさん元気に大きな声で歌ってくださいました。 ええのぉ。こりゃ、やみつきになるわぃ。と、ずっと、仰ってました。 9月8日 陸前高田市の介護老人保健施設松原苑に行って来ました。助っ人は、笹井ゆかりさん。ここには、元から入居されているかたと、被災されて入られてるかたといらっしゃいました。静かに聞いておられましたが、童謡でにこやかになられました。いつも、老人ホームでは、演奏だけですが、今回はここでも体験をしてみました。車椅子の方にも触って頂きました。一人のお婆ちゃんは、普段、何も興味をもたず、動かない方らしいのですが、お琴を熱心に聞いてくださり、体験もしてくださいました。そしたら、施設の方がびっくりされて、こんな表情するの初めて見ました、と。とても嬉しい体験でした。 9月9日 今日は、鹿折小学校。4,5年生にコンサートを聞いてもらい、5年生にお琴、尺八を体験していただきました。今日の助っ人は、福田邦智さん。今日初対面ですが、群馬から手伝いに来てくださいました。子達は元気。先生方が、子供達の元気に大人が救われているとのこと。 楽しかった! さくら弾いてます! 9月10日(午前) 午後は…いろいろありまして… 急遽、いろんな方のご協力で、鹿折中学校の仮設住宅にお邪魔することになりました。30分後にコンサートしますと、地区会長さんと、副会長さんが、一軒一軒廻ってくださり、小さな仮設住宅で急だったのに、40人近く集まってくださいました。もう、ありがたくてありがたくて、おじいちゃんおばあちゃんの顔を見ながら演奏しました。悲しい涙ではなくて、嬉しい涙が出ました。皆さん、とても明るくて、会話をしながらのコンサート。とても善いご縁に出会えました。 9月10日(午後) |