5月三陸・野染旅 [2012年04月20日(Fri)]
心待ちした春がようやくやって来た陸奥(みちのく)。 春はその明るさ故に心弾む季節と言われますが、私の場合、木の芽どきのこの時期は何か心持がざわざわとして定まらず、心身のバランスが崩れやすく、毎年すっきりしない日が続きます。今年も一足早く軽い5月病にかかっているみたいで、何をするのも億劫で、切れの悪い日々です。あれから1年を超え、寒く厳しい冬を越えてきた被災地でも、もちろん私以上にしんどい精神、身体を抱えている人たちが多いのではと察します。 うんとこしょ!と腰を上げ、しばらくご無沙汰していた野染の旅を始めます。メンバーはいつものペコちゃんポコちゃんとの3人旅。そう決めたら、俄然細胞が活性化してきたような気がします。ご縁ができた三陸の人たちとの出会いはやはり特別なものです。今回は、野染を中心とした旅になります。楽しく朗らかな時間を持ちたいと思います。 宮古恵風支援学校 昨年6月 5月三陸・野染の旅 5月7日(月)〜12日(土) そのほか今までご縁のあった共同作業所や仮設にもお邪魔する予定です。 <サンガ岩手より支援物資のお願い> 無地のタオル・春物の布・レース糸・毛糸・サマーヤン・アクリル毛糸・刺繍用品・手芸用品・ミシンなどを、支援物資として募集しています。特にサンガ岩手では、まけないぞうタオルとぞうきんの制作に力を入れているので企業名の入っていない無地のタオルを常時必要としております。現在多くの団体や個人様から注文が殺到しているため無地のタオルが不足しています。まけないぞう.pdf 送付先は 〒020-0016 岩手県盛岡市名須川町3-12 サンガ岩手 吉田律子さんまで 風工房でも受け付けます 釜石祥雲支援学校 昨年6月 信州・松本の一人人形芝居がらくた座のちいちゃん(木島知草さん)が毎年作っているオリジナル・カレンダーの4月のページでは、メモリアルキルトが描かれています。毎月、被災地(おもに福島)を巡り、こどもに寄り添い続けるちいちゃんは、20年を超える大切な友です。 今年、3月4日、気仙沼・大谷小学校の雪の校庭で、東アジアの若きNPOリーダーと地元のこどもたちと野染をしましたが、その時参加していたニュージーランド・クライストチャーチ(昨年大きな地震があったあの町)から来ていた小学校教師のマルシア・ジョーンズさんが、今回の JENESYS東アジア次世代リーダープログラムについてのレポートを書かれました。ご覧ください。 |