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ポコの旅日記 4 [2014年05月06日(Tue)]

今日の深夜、私達風の布・パピヨンは東北・関東の野染旅に出発します。
その直前にポコから昨夏のレポートが届きました。察するに、今お伝えしなければ今回の旅とごちゃ混ぜのブログが出来てしまって、まずいわい と思ったのでは。ポコらしい心遣いがその文章にも表れていると感じました。時が経ても色あせない時間が彼の胸の内に在るのでしょうね。ではポコの旅日記4 はじまりはじまり。美しい写真は、全て優希さん提供です。
https://blog.canpan.info/shamurie/archive/309
https://blog.canpan.info/shamurie/archive/315
https://blog.canpan.info/shamurie/archive/330


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花巻の夏


前回(8月20日)、陸前高田でみなさんと別れたところまで報告したまま、旅の続きが、続かなくなっていました。申し訳ありません。続けます。
私とペコ、優希ちゃんは翌日に野染めを行う花巻清風支援学校に辿り着き、佐々木健先生に学校案内をしていただきました。私たちは初めて訪れたのですが広大な敷地に、今は障がい者自立センターかまいしの所長をされている山崎輝樹さんが先生時代に創られた窯焼き小屋など、山崎さんの足跡が確かに遺されていて、生徒たちにとってはとても良い環境にある学校だと感じました。

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花巻清風支援学校


その日の宿泊は佐々木先生お薦めの大沢温泉自炊部(木造3階建の趣のある建築物)です。この温泉には、あの宮沢賢治や高村光太郎が幾度となく訪れていたようです。混浴もあり、ペコと優希ちゃんをお誘いしたのですが、あっさり拒否され、ひとりで入湯したのですが私が入っている間、誰一人訪れる人はいませんでした。

8月21日、花巻清風支援学校の野染めです。

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この日は高等部の1年生〜3年生まで約100人の生徒たちの野染めを午前中に終了させるというハードなスケジュールだったのですが、山形から木村美紀さん、私たちが恵理子ママと呼んでいる牛崎恵理子さん、それに山崎さんの同僚だった元先生の小野ヨシノさんも応援に駆けつけてくださり、先生方の協力もあって、何とか無事に時間内に終了できました。

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学校で昼食をいただき、染めた布が乾くのを待って佐々木先生に手渡し、学校を後にしました。みなさまのおかげで良き野染めができました。ありがとうございました。
今夜の宿泊場所は遠野の宮守にある佐々木先生のご実家でご両親が暮らしておられるお宅です。以前にも宿泊場所が見つからない時にお世話になり、大歓待して頂いたところです。今回もまた、私とペコ、優希ちゃんそれに木村美紀さんが大歓待を受け、お世話になりました。4人とも、ただ感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。


8月22日、その日は、大槌町 金沢地区生活改善センターで、先日いったんお別れした佐々木和也さんの草木染めワークショップが開催されました。「沿岸の草木で染め体験教室」と題されたワークショップは、山崎輝樹さんが企画され実現しました。佐々木和也さんの指導で藍の生葉染めから始まり胡桃の実、桑の葉を使った草木染めを体験できました。

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時間に余裕があったので、隣の駐車場で、野染めもすることになりました。田老から「ゆいとりの会」のメンバー、大槌から川原畑洋子さんとおばちゃんたち、大船渡から「うさぎのしっぽ」のメンバー、ボランティアに来ている学生等々、50人もの人々が集う意義多い会になりました。宇都宮から夜を徹して来られ、その日にとんぼ返りという強行軍の佐々木和也さん。ほんとにお疲れさまでした。山崎さんや鈴木孝一さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

この日の宿泊は私たちの定宿と化してしまった田野畑村のハックの家です。

8月23日は宮古恵風支援学校での野染めです。今回で3回目になります。

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ペコ&ポコ


毎年来ているので、私たちを覚えていてくれる生徒も多く、和やかな雰囲気の中で2枚の布が染められました。ペコはもちろんのこと、優希ちゃんや木村美紀さん、そして先生方のおかげで、この夏の旅の最後の野染めが終わりました。ありがとうございました。学校で昼食をいただき、あっという間に乾いた2枚の染布を手渡して学校を後にしました。

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宮古の風 染まる



ハックの家への帰り道、田老町のグリーンピアにある仮設店舗「ゆいとりの会」にお邪魔して、しばし雑談。ここから、木村美紀さんは山形に戻られることになり、ここでお別れ。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
私たちは再びハックの家に。ハックの家に着いたら、うさぎ(岡本恵子さん 今回の旅の最初に野染めをした三つ又冒険遊び場たぬき山のリーダーの1人)から電話があり、三陸鉄道の田野畑駅に到着したとのこと。早速迎えに行くと、ちひろ(岡本千尋さん うさぎの娘)と共に、田野畑村で開催される音楽祭に参加するために来たとのこと。その夜は、ハックの家でバーベキューをご馳走になりました。ごちそうさまでした。8月24日、ハックの家のお母さん(竹下美恵子さん)が北山崎展望台に私たちを連れて行ってくれました。三陸の海が眼前に広がる素敵なところです。今まで何度となく三陸を訪れていたのに、こんな風に、こんな気持ちで、三陸の海を眺めるのは初めてで、とても新鮮でした。お母さんに感謝です。
8月24日昼頃 うさぎたちは音楽祭へ、私たちは帰路につきました。

斜夢(斎藤洋)が思わぬけがをして、旅に同行できなくなり、その間の旅の記録を「風の布・パピヨン」として残しておかなければと、書き始めたのですが、私の怠慢と力不足により、このような結果になり本当に申し訳ありません。昨年の夏の旅の報告が今頃になってようやく終了です。斜夢にもたいへん迷惑をかけました。ごめんなさい。旅の記録として、伝えたいこと、伝えなければならないことを充分に表せないままですが、お許しください。斜夢が「風の布・パピヨン」のブログをはじめて3年。最近初期の頃から見直しているのですが、ほんとに良い記録になっていると改めて想っています。斜夢に感謝です。 ポコ



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