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さいとうひろし
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小原さん [2011年06月23日(Thu)]
6月17日 遠野から陸前高田へ


5泊6日。小原尚子さん宅で5人がお世話になった。

<支援する人を支援すること>に徹した小原さんの姿勢はぶれることがなかった。

40年近くに及ぶ東京での福祉の仕事を終え、すぐ母親の介護のため帰郷。みとられた後、母屋や蔵の改修をし、庭の手入れ、野菜などを育て、長きにわたる社会的活動からゆったりとした時間を取り戻そうと歩み始めた矢先に今回の大災害。

彼女の住む花巻は、幸い深刻な被害はなかったけれど、隣町の遠野は、三陸沿岸地域へのボランティアの拠点となり、近くを通る釜石街道には自衛隊の車がひっきりなしに行き来する。

4月に私が不意に訪れたことが、彼女にとっては大変なことだったのかもしれない。でもあの時自分の位置をしっかりと見定め、私たちを迎い入れて下さった。

彼女の手で新しく蘇った蔵の中には、40年以上前の筑摩書房刊・宮澤賢治全集がある。晩年、釜石の石灰工場に通い、貧しき農民のためにと土壌改良に奔走した賢治の献身が、ここで生まれ育った小原さんの身の中にも生きているのではないかともふと思った。

人一人の思いが幾重にも重なり、長い時間かけて小さな一つの事がようやく成しえてゆく。それを続けていくしかないのだと、静かに気付かせてくれました。ありがとうございました。

また来ます。


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