はじめの主催者挨拶につづけて、千代松市長、岡田市議会議長、新田谷府会議員、大阪府社会福祉協議会 地域福祉部の片岡部長から来賓あいさつを頂戴しました。
第T部では、実践報告として、三小地区福祉委員会と日新地区福祉委員会の2地区から報告していただきました。
三小地区福祉委員会からは、子育てサロンを実施している新町支部福祉委員会・旭町支部福祉委員会から、子育てサロンの実践報告を10年前の立ち上げにかかわったボランティアへのインタビュー動画を交えて行っていただきました。
続いての日新地区福祉委員会からは、独り暮らし友愛訪問活動とそれにかかわる小学生および保護者に対して行っていただいたアンケート調査の結果報告を紹介しながら、地区活動・支部活動の報告を行っていただきました。
第U部では、平成25年度・26年度の2か年をかけて泉佐野市社協が泉佐野市と共同で策定した第2次泉佐野市地域福祉計画・地域福祉活動計画の概要ついて、両計画の策定委員長・審議会会長であった大阪体育大学・健康福祉学部教授の大谷悟氏より紹介していただきました。
その後、大谷教授とT部で発表した三小地区・日新地区の代表者との間で、計画の重点項目でもある「福祉を支える人づくり」という観点で話をしていただいたところ、
「先輩に相談できることが新しく参加する人にとって心強い」
「子育てサロンに参加した人が卒業後、ボランティアなどになってくれる」、
(他機関と連携して活動していくには)「組織の長の姿勢が重要」といった、登壇者の経験知に基づいた地域福祉活動を進めていくうえで大切なポイントが紹介されました。