泉佐野市社会福祉協議会　シャッピー日記

社協役職員・災害協定締結団体・社協災害時事前登録ボランティアがともに災害ボランティアセンターの役割について学ぶことを目的に「令和6年度泉佐野市社協災害ボランティアセンター設置模擬訓練」を開催しました。

泉佐野市社協と災害時の支援協定を締結している泉佐野市青年会議所・泉佐野中央ライオンズクラブが泉佐野・熊取・田尻町の事業所で構成されていることから、今年度から両団体との協定を同様に結んでいる田尻町・熊取町の社会福祉協議会にも開催を案内し、参加を得ました。

毎年行っているボランティアセンター設置模擬訓練ですが、近年は、ボランティア受付と送り出しの訓練が続いていたことや、昨年参加者から支援のイメージが湧きづらい、といった感想をいただいたことから、本年は被災地社協としていかに被災者のニーズを受け止めるか、といった部分に重点をおいた訓練内容としました。

前半では、本会事務局長より災害ボランティセンターの基礎的な説明と、本事業担当者より被災者ニーズききとりの基礎知識として、罹災証明や応急危険度判定についての説明を行いました。

後半では、10グループにわかれ、それぞれ別の被災者からの相談内容について、災害ボランティアセンターとしてどのように被災者によりそった支援を行うかについての意見交換会を行いました。


参加者からは、「事例の多様性を理解することができた」「様々な立場の人と意見交換することで、多様な視点・意見をきくことができてよかった」といった感想や「普段知らないことを知れたのでよかった」「被災者に寄り添うことの大切さを確認した」といった感想がありました。

今後も、定期的な訓練を開催していきます。