9月29日(木)、7:50、千葉駅・NTT前に集合。第一陣の20名が「あすか交通バス」で8:00出発。第2陣を、9:10、JR五井駅前で5名をピックアップして最初の訪問地、大山千枚田に向かう。
大山千枚田では、浅田事務局長より、約1時間にわたって、今日の隆盛に至った経緯と、運営方法などについてお話を伺う事ができた。特に過疎と高齢化を逆手にとってメリットとして活かす取り組みに感心した。
あぜ道に彼岸花が咲き誇っていたが、これらも丹念に植えて増やしていったそうです。
昼食は、千葉自然学校が運営する南房総市平久里下の築180年以上といわれる茅葺き古民家「ろくすけ」で摂り、昼食後は、平郡ツーリズムの松本先生の案内で、界隈の里山や、里見氏と南総里見八犬伝の舞台を訪ねて、探索する。
平久里を後にし、日本の酪農の発祥の地「酪農の里・峰岡牧場」、明治初期の「水田家旧宅」を見学。
17:00、廃校となった小学校を改装した「自然の宿 くすの木」に到着、夕食後、天体望遠鏡作りと、星の観察会の予定であったが、あいにくの曇り空で、星の観察は流れてしまった。その後の懇親会ではアルコールも入り、賑やかに夜が更けていきました。
天体望遠鏡作りは、夜に合流した東京大学・特任准教授の高梨先生の指導で、かのガリレオが使った天体望遠鏡38mmと同等以上の40mmのものを、組み立てキットから作成します。
高梨先生とアシスタントの三沢さんから手順の説明
この部品が先だよねー
ウーム、こうなるのかな??
アシスタントの三沢さ〜ん、これで良いの?
見えないヨ〜・・・、「天体望遠鏡は、双眼鏡のようには見えないヨ!!」
この後、先生から、自作の天体望遠鏡の見方を習うものの、星の観察は生憎の曇り空で断念する。
翌日、9月30日(金)、集合写真を撮ったのち、9:00、館山市布良(めら)の青木繁「海の幸」制作地に向けて出発。
小谷家旧宅・青木繁「海の幸」制作地は、ボランティア・ガイドの皆さんの熱心さについつい引き込まれます。
青木繁「海の幸」制作の秘話?
布良地域と、あいどの浜をガイドさんの案内で散策。布良埼神社の鳥居の中に見える富士山は絶景とのこと。一度は見てみたいものだ。
お別れ時にガイドさんから宝貝で作ったストラップをお土産にいただき感激する。
布良を後にし、千葉自然学校で運営する南房総市大房岬自然の家に向かい、昼食をとる。ここでは、神保所長の案内で、大房岬自然公園を散策し、緑豊かな海岸と海辺の眺望を楽しむことができた。
13:30、帰路に。途中、道の駅「枇杷倶楽部」に立ち寄り、JR五井駅経由、17:00千葉駅前着。解散。