午前:自然観察着眼点/午後:雑木林の生態系 [2017年11月30日(Thu)]
中央博物館での授業、午前は倉西 良一上席研究員の「川沼の自然・自然観察の着眼点」の授業で、最近のホットなテーマから、およそ150年以上前に採取された゛ムラサキトビケラ”の標本についてと、゛ヒアリ”についての講義でした。下の写真は、1860年代に日本で採取された゛ムラサキトビケラ”の標本で、現在オランダに保管されていたものを倉西先生が借り受けて来たものです。 ![]() かつては日本に沢山いたムラサキトビケラを語る倉西先生 ![]() 日本に上陸し最近話題のヒアリと、同じように怖い存在のアカカミアリで死亡に至るのは、アレルギーであるアナフィラキシーショックで起こるものだと説明された。 ![]() アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質に接触/摂取した後に体の臓器や全身に現れる激しい急性のアレルギーで、重症の場合は呼吸困難などを起こす ![]() 午後は、大野啓一先生に代わって平田和弘先生による里山の自然・雑木林の生態系について講義を受け、後半からは野外授業で生態園にて雑木林の解説を受ける ![]() ![]() ![]() |
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千葉シニア自然大学
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