食と健康 千葉の自然環境@ [2019年09月05日(Thu)]
午前は「食と健康」。講師は千葉県立保健医療大学の河野公子先生です。 まず、自分の体を知ることから・・・。身長と体重から肥満度を知るBMIです。 ![]() 日本人の年代別BMI分布。70代を越えると「やせ」の割合が増えるそうです。体重が減ったから良いわけではなく、筋肉量の減少によるものなので注意が必要なのだそうです。 ![]() お話は、食と関係の深い高血圧と糖尿病へ。千葉県の男性・女性とも塩分取り過ぎの傾向だそうです。 ![]() 高血圧がなぜ怖いのか、血圧が高くなる仕組み、心臓や血管の仕組みについて学びます。 ラーメン一杯の塩分、あなどれません! 次に糖尿病の発症の要因、ストレス、食習慣など。 ![]() シニアは食習慣を変えることが苦手だったり、「もったいない」と食べ残しをしない傾向があります。それが高血圧・糖尿病治療の妨げになることがあるそうです。 ![]() 「人生を楽しむためにも、健康を考えた食をこころがけなくては・・・」と考えさせられました。 午後は、千葉県立中央博物館の元副館長をされた中村俊彦先生による「千葉の自然環境」です。 ![]() 千葉県は、北と南の生物が出会うところ、北限の生き物と南限の生き物が見られるところだそうです。 ![]() 千葉県の沖では、暖流と寒流がぶつかり、豊かな漁場が生まれます。 ![]() 三番瀬のカキ礁。カキを中心に様々な生き物の棲む環境になっています。 ![]() 里山・里海は人・自然・文化の一体的なまとまり(景相)として見ていくべきだそうです。 ![]() お話は、里山から奥山へ。奥山としての富士山のお話、人々の憧れとして造られた富士塚のお話へ。千葉の自然の豊かさについて、先生の千葉愛にあふれた語りとともにうかがいました。 |
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千葉シニア自然大学
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