中国造船事情2010 [2011年08月17日(Wed)]
中国造船事情2010 が公開されました。
【は じ め に】 新興国が世界経済を牽引する中で、2010年、中国経済はGDPで日本を抜き世界第二位の経済規模となりました。 中国の造船、舶用工業は、国家戦略の重点産業に位置付られ、造船大国として韓国を抜き造船三大指標で世界第一位となりました。様々な課題を抱えつつも、中国国内の巧みな経済政策を背景としてダイナミックな展開を繰り拡げています。 一方で、グローバル化、情報化、低炭素化等の環境改善強化、国際金融化の波も一段と加速しております。これらの影響に対して、適切に対処して行くうえでは、顕在的、潜在的な核心情報を素早く入手することが不可欠と言えます。 このような状況の中、ジェトロ大連事務所船舶部は、当地の最新情報を迅速かつ十分にお伝えすべく、「中国海事通信」を毎月配信するなど、情報発信してきたところです。 本報告書は、2010年の中国造船産業を様々な観点から分析し、さらに、中国と韓国の造船業に関する各種統計データを添付しました。本書が皆様とって、今後のビジネス戦略の一助となれば幸いです。 ジェトロ大連事務所船舶部 (社団法人日本中小型造船工業会共同事務所) ディレクター 織田 陽一 【目 次】 第1章 2010年中国造船産業の環境分析 第2章 2010年中国造船業の経営状況 第3章 2010年中国主要造船地区の発展状況 第4章 2010年主要造船企業分析 第5章 2010年中国船舶産業の開発状況 第6章 中国造船業の当面の課題及び将来展望 【附録1】 中国造船統計資料2010 【附録2】 韓国造船統計資料2010 成果物詳細ページへ(ファイルダウンロード) |