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中国におけるプレジャーボート市場動向に関する調査報告書(添付資料-1) [2011年08月17日(Wed)]
中国におけるプレジャーボート市場動向に関する調査報告書(添付資料-1) が公開されました。

(データ容量により、本文を5分割、添付資料を4分割にして掲載)

【はじめに】
 中国船舶工業年鑑によれば、2009年末時点における中国におけるプレジャーボート製造工場は全国に364社を数え、その多くは、江蘇省、上海市、福建省、遼寧省、浙江省、広東省、山東省に集中しており、その内、15%は外国からの技術を導入してOEMでボート生産をしています。また、税関統計によれば、2009年の中国舟艇の輸出は177万隻、輸出額は1.7億米ドル、輸入は1,100隻、輸入額は3,950万米ドルとなりました。
 他方、中国経済は1978年から始まった改革開放政策の30年の期間限定平均9.8%の高成長を遂げ、世界金融危機の影響下の2009年においても国内総生産(GDP)伸び率8.7%と高い経済成長率を維持し、2010年3月の中国全国人民代表大会では消費の底上げを図る等外需型から内需型にあらゆる産業構造を変換する「経済発展パターンの転換」を打ち出しました。
 そのような中、都市部を中心に急速に増加する富裕層をターゲットとした中国マリンレジャー産業も日々発展しており、既にアメリカやヨーロッパなどの主要なボートやヨットメーカーは、新しい需要開拓のために中国への販売戦略を展開し始めています。造船、自動車、携帯電話などの分野に見られたように中国における市場拡大速度はGDPの伸び率を遙かに上回るものであり、プレジャーボート市場においても近い将来、早期に投資を行った企業を急速な拡大及びメーカー間の競争が予測されています。
 そこで本報告書では、発展が見込まれる中国プレジャーボート市場動向について取り纏めました。本報告書が皆様のお役に立つことが出来れば幸いです。

ジェトロ・上海センター舶用機械部
部長 重入義治

【目次】
1.中国プレジャーボート市場の概況
2.中国プレジャーボート関連政策
2.1 行政機構の概要
2.2 国家や主要地域の政策
3.中国舟艇業者(メーカー、販売店、マリーナ等)の状況
4.マリーナ等の整備状況、今後の整備計画
5.まとめ:プレジャーボート市場の今後の見通し
添付資料
(1) 2009-2010中国プレジャーボート産業報告
(2) プレジャーボート安全管理実施意見の通知
(3) 大連漁業船舶検験局の2008-2012年漁船省エネ・排出削減計画要綱
(4) 山東省漁業船舶検験局のFRP漁船産業の現状と発展見通し
(5) 沿海小型船舶法定検査技術規則
(6) 内陸河川小型船舶法定検査技術規則
(7) 国務院44号文章「海南国際レジャーアイランド建設推進に関する若干の意見
(8) 国務院41号文章「レジャー産業発展加速に関する意見」
(9) 船舶生産企業生産条件基本要求及び評価方法(CB)
(10) 中国のボートビルダーリスト
(11)中国の船外機メーカーリスト
(12)中国のマリーナリスト



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Posted by 日本船舶技術研究協会 at 11:30 | 成果物 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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