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SELP事務局NEWS

日本セルプセンター事務局の最新ニュースをテーマ別にお届けします。日々動いている活動内容を、リアルタイムでご紹介していきます。


真心絶品に認定されなかった商品 [2010年04月07日(Wed)]
4月5日(月)に、第2回真心絶品認定委員会一次審査を実施しました。7日に開催される本審査に向けての荒審査です。今回から審査会の様子をブログで紹介することにしました。というのはですね、「審査会」なんて言いますと、偉そうにあれこれ批評して審査をしているんじゃないかと思われがちですが、とんでもない。全国の施設から送られてきた商品を「こんなものもあるのか」「なかなかユニークな商品だねー」などと感心しながらも、「WEBサイトという限定された販売ルートにあった商品なのか」、「日本セルプセンターの現ユーザーから支持される消費なのか」といった観点を加味し、大いに悩みながら選考させていただいているのが現状なのですよ。たとえば、こんな商品が送られてきました。



長崎県のワークステーションむつごろうという施設からの出品です。「みかん栽培用シート押さえどっしりくん」というこの商品、近くの農協とタイアップしてつくられたものみたいです。シートをしっかり支えてくれるだけあって、すごい重さ。段ボールが届いたときに、何が入っているのか?と事務局騒然となりました(笑)。農家のニーズにあった製品を共同開発した点は高く評価しますが、一般市場にはほとんど意味のない商品ですよね、残念ですけれど。また、こんなものあります。



これまたすごい商品でした。盛岡アビリティセンターから届いた「山のさっちゃん」という牛糞です。山のように(1キロくらい?)入った牛糞は1袋300円ということですが、こんな肥料をわざわざネットで送料かけて買うユーザーはいないでしょう。同じ事が、EMぼかしにもいえます。生ゴミからリサイクルした肥料であるEMぼかしの重要性は良く理解できますし、施設でこれらを作ることも素晴らしいことです。しかし真心絶品のサイトで販売する商品とは違うような気がします。これらはあくまで地元の生協など、環境活動に理解ある人たちとタイアップして地道に売るべき商品でしょう。
今度はまったく変わって、商品としては悪くないけれど、地域性の強い製品群です。





北海道のあかしあ労働福祉センター第2作業所から届いた「旭山どうぶつえんZooブレス」です。あの旭山動物園で人気の商品ということですが、現地で買わないとあまり魅力を感じませんね。動物のマークをあしらった革ブレスレットらしいですが、製品自体にも「旭山動物園」と刻印されちゃってますし。奈良県の青垣園の「飛鳥土鈴」にも同じ事が言えます。こういう商品、すごく多いですね。地元の土産品としては素敵なものでも、それはあくまで土産品としてであって、WEBサイトや店舗で購入する商品とは種類が違うのです。
最後に、すごい陶芸品を紹介しましょう。



信楽青年寮から届いた「庭いす」です。いかにも手作りのアート感覚溢れる信楽焼きですね。それはいいけど、この椅子、すごく重いんですよ。一体何十キロあるんでしょう?運ぶだけで疲れてしまいそうな製品です。日本セルプセンターの御長老(常務理事)は「これ、いいねー。気に入っちゃった」とニコニコしながら座っておりましたが、いざ買うとなると「うちに庭がないからナー」と引き気味。なによりこの商品をおくるのにどれくらいの送料がかかるのだ? そしてやはり問題なのは、手作りゆえに一点ものである点でしょう。芸術品であることを理解した人たちがアクセスするサイトでない限り、現時点ではいかにいいモノであっても真心絶品では取り扱いにくい商品といわざるを得ないのです。

いかがでしょうか?事務局の悩みが少しでも伝わりましたでしょうか?今後はこのように、審査会の情報、とくに認定されなかった商品についての情報もお伝えするようにしていきますね。