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2010年02月27日

仮暮らしのジモッティ

 私は今、大学に通うために愛知県から松戸市に下宿しています。松戸に住み始めてからもう2年経つのでずいぶん街のことには詳しくなりました。地元民と比べてもそんなに遜色ないのではないかとさえ思っています。
 
 しかし、私は松戸に定住予定のない、言わば”仮暮らし”の人です。そんな人はたいてい松戸に長く住みたいという意識などありません。実際、現在就活中ですが、仮に東京周辺で就職するにしても松戸に住み続けるかわかりませんし、勤務地次第で容易く躊躇いなく松戸を去ることができます。一方で、東京周辺で就職し、地元を離れることにものすごい抵抗を感じています。
 
 この意識の差は地方政治に大きく影響してくると思います。例えば、短期のアルバイトや派遣社員ばかりの職場と同じようなものです。どうせすぐに会わなくなってしまうからと人間関係を蔑ろにしてしまうように、地域を良くしようという意識を持つどころか関心すらも寄せることができないはずです。そして、投票率・参加意識の低下から旧体質の政治が行われてしまうのでしょう。
 
 逆に、たとえ定住の予定が無い”仮暮らし”の人にでさえも、地域に住み続けたい・離れることに抵抗があるという意識が育ったとしたならば、かならず街にとって有益な存在になると思います。では、街に対する愛着はどこから生じるのでしょうか?私は街に住む住民に受け入れられているという感覚の問題によるところが大きいと思います。早い話がどれだけその土地に住む友人がいるのか、地域の人と親しくしているかだと思います。
 
 ですので、定住の予定が無い人(仮暮らし)でも、地域に精通して愛着を持った地元民(ジモッティ)になってもらえるように働き掛けることも地域のためにできることなのかもしれません。



※タイトルはジブリの新作映画「借りぐらしのアリエッティ」(7/17公開)と、地元民という意味のジモッティ(ジモティとも言うらしいです。)という言葉をかけたものです。
 
※松戸を離れることに躊躇なし、なんて書いてますが松戸が嫌いなわけでも友人・知人がいないわけでもありません。むしろお世話になっています。



ひろあき
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