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やっぱり祝日が一番好きです。 [2012年09月22日(Sat)]
ご無沙汰のブログになってしまいました。

簡単な近況報告からいくと、7/10の通勤途中、自転車でこけて左肩を脱臼してしまいました。
まさかの手術、そして入院を経て9/10に復帰しました。
いやー、自転車って場合によってはこんな大けがするんですね。
みなさんも自転車に乗る際はお気をつけて。
決してハンドルのところに袋とかをかけないようにしてください。

そんなわけで、復帰してから2週間弱経ちました。
今日は祝日ということでうちも休みなので、1日ゆっくりしてました。
Youtubeで最近話題の「リッチマン、プアウーマン」を見直したり。
部屋の掃除をしたり、洗濯をしたり。
いい祝日でした。

まあせっかく時間があるので、ちょっと自分の考えをワードにばーっと書き出してみました。
あっとすくーるとは何者なのか?とか、俺たちは何をしないといけないんだ?とか。
思考の整理ってやつです。

先日うちの理事の竹田一成(イケメン担当)とおしゃれなカフェでも話したんですが、僕たちは「1人親家庭支援NPO」なんです。
「子どもの貧困を解決するNPO」でもなく、「経済的困難な子どもの学習機会を保障するNPO」でもなく、1人親家庭を支援するNPOなんです。自称ですが。

今うちは学習塾と学童保育をメインにやっています。
ただ、そこにジレンマがあるんです。
低価格の学習支援を必要としてるのは、何も1人親家庭だけじゃない。
大学生講師が主体となって子どもと関係性を気付き、将来について一緒に考えたり、進学費用で困らないよう奨学金の計算をしてくれる塾を必要としてるのは、何も1人親家庭の子どもだけじゃない。
学童も同じです。
じゃあ、なぜ僕たちは「1人親家庭支援NPO」なのか。
もっというなら、何をもってして僕たちは「1人親家庭支援NPO」と言えるのか。
そんなことを話してました。

ちなみにこの議論、まだ結論は出ていません。
それは、今後自分たちで見つけていくしかありません。

そんな形でその時の話は終わったんですが、今日思考を整理していて、自分たちが1人親家庭支援NPOだと言える理由が少しだけ見えた気がしました。
それを今から少しだけ書きたいと思います。(つまり、ここまで前置きですw)

うちには1人親家庭で育った職員や学生スタッフが結構います。
離婚が原因の人もいれば、僕みたいに未婚の人もいる。
別れた方の親が生きている人もいれば、僕みたいにいない人もいる。
だからと言ってはなんですが、1人親家庭のこと世間一般よりは知ってるんですよ。

若干不遜な言い回しになりますが、僕には大阪大学に入るだけの学力がありましたが、もし父親の遺産がなかったら大学には行けていないでしょう。諦めていたと思います。
家庭環境もよくなかったし、中学生の頃なんかは借金取りからの電話に怯えてましたよ、僕(笑)
だから今でも、知らない番号からの電話は怖いです。
知らない番号の方、お願いなので留守電残して下さい(笑)怖くて出れません(笑)

そんな冗談はさておき、そんな僕だから分かるんですよ。
例えばうちの塾に母子家庭の高校生(男子)がいたとしましょう。
その子、学力的にはよくできる。
このまま順調に行けば大阪大学や京都大学、もしかしたら東京大学も狙えるかもしれない。
家族構成はお母さんとお兄ちゃん。
ところがそのお兄ちゃん、ちょっと難があって、お母さんとの喧嘩が絶えない。
お金の使い方が荒くて、借金とか借りてきちゃう。
しかも、何回も。
子どもは嫌だな〜と思いながらもできるだけ関わらないようにしてる。
もしそんな子どもが来たら、僕は世界中の誰よりもその子に合ったサポートをする自信があります。

進学で言うなら、間違いなく「お金がなくて大学行けない・・・」ってなるので、奨学金の情報提供は必須ですね。
保護者の方にも来てもらって、一緒に奨学金の手続きを進めるでしょう。
予約採用をゲットして、入学時の費用を出せるようにつなぎ融資の申請の準備をしておきます。
これで進学費用の問題はクリア。

あとは、子どもの逃げ場を作りますね。
きっとそんな子どもが来たら、まず携帯の連絡先を交換するでしょう。
「何かあったら、連絡してこい」と。
そしてその子が塾に来たら、毎回話しかけるでしょう。
他愛もない話から、ちょっと真面目な話まで。
そしてたまに最寄り駅まで送っていったりすると思います。
子どもが「実は今、うちこんなで・・・」って話せるように、全力で仲良くなりにいきます。
(こうして悩み聞いてくれて自分のことを応援してくれる人がいれば、当時の俺はむっちゃ助かったな〜と思います。)

あとは、保護者にもよりますが、子どもの様子について保護者の方と話をしますかね。
そして家庭も子どもの進学をサポートできる体制にしていく。
「お金も家のことも心配すんな!お前は勉強に集中しろ!」って言えるくらいにできれば、完璧です。

何か長々と具体例を書いてしまったんですが、要は「僕たちも1人親家庭で育ってきてるので、どんな問題が起きていて、そしてこれからどんな問題が起きそうか分かるよ」ってことです。だから、先回りして効果的な手が打てる。
当事者だからできる、当事者にしかできないサービスです。
だからうちは「1人親家庭支援NPO」なんです。
現時点では、僕はそう思っています。

ちなみに、これが共働き家庭とかだと予測ができないんですよ、僕は。
まあある程度はできるんでしょうが、ここまで個人に合った「オーダーメイドなサービス」ができるかといえば疑問です。

まあ、そんな感じですかね。
思考整理して思ったのは、もっと子どもの裏側を見ていかないとなってことです。
うちのサービスは、全てこの視点で成り立ってますから。

副理事長とのスカイプを待ってたら長々とブログを書いてしまいました。
今日はこの辺で。
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