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二次選考会の結果報告 [2010年10月06日(Wed)]

お待たせしました、今年度の支援対象者がついに決定です。

10月2日に仙台にて開催された二次審査会。

挑戦者は、書類選考を通過し、ブラッシュアップ講座へ参加した8名です。
8分という制約がありましたが、それぞれの想いや事業計画を力強くぶつけて
いただきました。

また、二次審査会は一般の方も参加可能な公開型で開催。
企業関係者、学生、中間支援組織の職員など、30名以上が参加し、
挑戦者へのメッセージ記入、会場審査に協力していただきました。

さて、気になる選考結果です。
(審査講評は、審査委員長を務めていただいた宮城大学事業構想学部の風見先生のコメント)


■支援対象として選出された4名



「学習障害の子どもための進学・就職支援事業」 畠山 明さん(宮城県)

これまで見過ごされがちだったLD(学習障害)を抱える子どもの進学や就職をサポート
するために、アセスメントツールのIT化、個別指導に従事する講師の育成、保護者への
カウンセリングを手がける。



<審査講評>
・社会性のあるテーマが評価された。ソーシャルビジネスとして相応しい事業である。
・課題は、出口の就職をどうサポートするか。企業、行政、NPOといった外部組織と
どうネットワークをつくっていくか、明確にしていく必要がある。


「リハビリテーション特化型通所介護 アールスタートつるおか」 佐藤 康之さん(山形県)

山形県の鶴岡を中心に、従来の預かり型、精神活動型ではない、
「通所型、目標達成型」のリハビリテーション施設をつくり、地域のリハビリ難民を救う。



<審査講評>
・これも社会性のあるテーマが評価された。この分野の課題は一般にはあまり認知
されていないが、そこにチャレンジしようとする姿勢も評価に値する。
・課題は、競合や周辺市町村の取り組みをきちんと把握し、必要に応じて連携すること。
地域に根づき、永続性のある事業にして欲しい。


「culb「いいびょん」地域支援型農業で福活!あおもりの農業」 今 美香さん(青森県)

農家が加盟する登録団体であるclub「「いいびょん」を立ち上げ、
青森県内のコミュニティカフェと連携しながら、
農産物のPR、ブランド化、生産者と消費者の交流の場作りなどを行なう。



<審査講評>
・プレゼンに元気があり、事業に必要な実績もある点に加え、
ブラッシュアップ講座後に伸びたことが、応募者本人の資質として評価された。
・課題としてあげられるのは、生産者と消費者をつなげたいのであれば、
もっと消費者の視点をしっかりと持つこと。


「幸せを呼ぶ!夢の愛ランド」(宮城県)

若者の流出などに苦しむ浦戸諸島(松島にある島嶼群)を、
食用ほおずきの栽培、地域資源を活かしたイベントづくりなどを通して、
地域住民を巻き込みながら活性化させていく。



<審査講評>
・人材を発掘することが当事業の目的のひとつならば、発表者の熱意や行動力には
素晴らしいものがある。
・気をつけて欲しいのは、地域の住民がついてきているのか意識すること。
地域への説明責任を果たすことも意識し、暴走ではなく爆走して欲しい。



■今回は採択されなかったが健闘された4名


「暮らしからエンディングまで息子代理業」 鈴木 朝俊さん(秋田県)

お寺の清掃・植栽・除雪作業など、これまで高額の料金を支払って業者に
依頼していた業務を、知識や技術のある高齢者が請負うことで、
雇用や生きがいの創出、お寺の経費削減につなげる、

<審査講評>

・挑戦してみれば、意外とすんなり立ち上がる気がするので頑張って欲しい。
・ただし、サービスを提供するスタッフの技術力をどう担保するかなど、
リスクヘッジをしておく必要がある。


「馬っこパーク マジ!盛り上げ隊 プロジェクト」 佐藤 澄子さん(岩手県)

滝沢村にある乗馬施設「馬っこパーク」を観光、馬事文化、物産の拠点にし、
滝沢村の活性化と若者の雇用創出をはかる。

<審査講評>

・「馬っこパーク」という既存施設を活用するという視点に目新しさは感じないが、
成功モデルを作ればいろいろなところに波及する可能性はある。


「夫婦・独居高齢者世帯支援 一心多助」 鎌田 肇さん(宮城県)

主に高齢者、独居高齢者、身体の不自由な方などを対象として、
買い物代行、外出支援、交流の場作りを行なうことにより、社会的孤立を防ぎ、
安心・安全な暮らし作りを実現する。

<審査講評>

・社会的に重要な大きなテーマである。
・一個人が実施するというよりも、交通会社と連携して地域ぐるみで取り組む
必要があるため、関連団体を巻き込んだ継続的な勉強会などを実施して欲しい。


「地域ITコンシェルジュによる地域交流の再生事業」 斉藤 寿典さん(福島県)

山間部の高齢者や障害者にITコンシェルジュをマッチングすることを通して、
ITスキル獲得の支援と地域のコミュニティづくりを実現する。

<審査講評>

・どのようなニーズを持っている人に対して、どんな価値を提供するのか
明確にできれば、もっとよいプランになった。


挑戦者の皆さま、本当にお疲れさまでした。

今回は事業の性質上、4名の方しか採択することができませんでしたが、
ほかの機会を通じて、今回の事業に応募された方々との関係性は継続
させていただければと考えています。

それから、今回採択された4名の方の状況は、
今後も継続してご報告しますので、お楽しみに。


(審査結果発表で挨拶する通過者の4名)
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