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2022年07月22日

らんらん号完成

は〜〜、長かったけど、やっと完成しました
軽トラ移動販売車 兼 モバイルルーム。

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作り始めたのは3月終わり。
ビニールハウスの中。

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農閑期に完成予定・・・だったのだが・・・なんやかんやと忙しくて・・・
あっという間に農繁期突入・・・で、


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農繁期に入ってからは当然まったく作業進まず、
デビューしたかったイベントは次々と過ぎてゆき・・・


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最後は農繁期にも関わらず、おりゃー!、と気合を入れて仕上げました。
まあ、農家あるあるパターンです。

イベントでは、里山菓子工房・一菓卵欒(いっからんらん)
の加工品移動販売をするので、車の名前は「らんらん号」。

私の役目はここまで。
イベントでの販売は「農菓女子」チームにお任せ。


で、明日、明後日がこの「らんらん号」のイベントデビュー戦。


イベントは「第2回アラド楽土市」。
場所は、北上市展勝地みちのく民俗村。
23日、24日の2日連続で9時から16時まで。
優命園産の玄米粉、全粒粉で焼いたお菓子や、
梅干、桑の実ジャムなど、里山農場生産物販売します。
近くの方、お時間あれば覗きに来てください。

   by 里山おやじ

2022年07月11日

麦刈り

今年作付した3種類の小麦のうち、
ナンブ小麦とユキチカラの2品種を無事収穫しました。

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毎年作ってきたナンブコムギ(上)に比べると、
強力粉のユキチカラ(下)は、穂も短く収量も少なかったのですが、
強力粉ならではのパン作りで、レパートリーが増えると思うと楽しみです。
穂の色がこんなに白いので、
ユキチカラという名称はぴったりですね。

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3品種目の「春よ恋」(下)の収穫はまだ先。
初めての春小麦栽培でしたが、
これから作り続けていけるかどうかは
カボチャとの輪作にうまく組み込めるかどうか、にかかっています。

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麦作りは、収穫時が梅雨時なので、天候の運に加えて、
晴れ間を逃さない素早い判断と手際よい段取りと作業力が大事です。

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今年は、いまのところまずまず天候の運にも見放されることなく、
こうして3分の2は麦刈りを迎えられて一安心。

「農菓女子」の研修生・Yちゃんはバインダーデビュー。
畝の上を1条刈り取りバインダーで歩くという、
難易度の高い作業でしたが、よく頑張りました。
Yちゃんのお菓子作りは
素材の小麦有機栽培から始まる長い地道な物語です。
きっと、その価値をわかってくれる確かなファンがついてくれることでしょう。

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さて今年の収穫、収量的には大豊作というわけでなく、まあ平年作。
でも、春の中耕土寄せ作業がとても良かったので、
倒伏もなく、雑草も良く抑えられて、
実に心地よい収穫作業になりました。

「はさがけ」した麦にほとんど雑草が入っていなかったので、
こんなの初めてというくらい美しい風景になりました。
こういうことも「豊作」の一つです。
おカネには表れないけど。

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1週間後の脱穀はまだ梅雨明け前だというのに見事な晴天に恵まれて、
汗だくになりながら、無事に作業完了。

このあと粒になった小麦を更にビニールハウス内に広げて、
仕上げの乾燥をして、
唐箕掛けをして、
最後に真空保存。

そしてようやく製粉できるようになります。

初めて3種類の小麦が揃うので、色々とブレンドアレンジをして、
まずは食卓で、オリジナル全粒粉を楽しみたい!

   
     by 里山おやじ

2022年07月04日

堆肥の発酵、おカネの発行

今年の農場テーマの一つは堆肥作り。
酵母や乳酸菌培養液を作って、鶏糞や米糠に混ぜて積んでいます。

この堆肥づくりに欠かせないのが、切り返しと言われる作業です。
時々、酸素を入れるためにスコップで攪拌して堆肥の山を積みなおします。
初期の有機物を分解してくれるバチルス菌が酸素好きな菌なのです。

ところがバチルス菌が活躍しすぎると発酵温度が高くなりすぎて、
せっかく培養した酵母や乳酸菌が死滅、減少してしまいます。

そこで、温度が六〇度近くになる時は、
この堆肥の山を低くして広げて、表面積を増やして温度を下げます。

逆に、温度が低い時には堆肥の山を高くして表面積を小さくして、
温度上昇(発酵促進)に努めます。

こうして堆肥の温度の調整ができることが農家としての技量です。

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さて、話はちょっとそれますが・・・

堆肥の「発酵調整」ができる事が農家の技量なら、
世の中のおカネの量の「発行調整」ができることが各国政府の技量です。

すなわち、おカネの量が多過ぎる高インフレ時には、
増税とか公務員削減とか公共事業削減とか、通貨発行量を減らす政策が基本であり、
おカネの量が少ないデフレ(又は今のようなスタグフレ)の際には、
国債から始まる通貨発行量を増やして、減税をして、
公務員や公共事業を増やす政策が基本です。

と、いうことは、日本政府は約三十年近くもの間、
デフレだというのになんとまったく真逆の
高インフレ防止対策をとり続けてしまっているのです。
(経済が分かっている人にとっては失笑ものですね。)

これは堆肥づくりに例えるなら、温度が不足しているにもかかわらず、
堆肥の山を極端に低くして広げてしまっているために、
バチルス菌が全然働かなくて有機物が一向に分解されていない状態です。
(堆肥づくりが分かっている農家にとってはやはり失笑ものですね。)

つまり本来とるべき真逆の作業なのです。
真逆というのは、放置よりもさらにずっと悪いことを意味します。

技量が低い農家に豊かな生産物は望めないように、
技量の低い政府を持つ国民に豊かな暮らしは望めない、
という悲しい現実・・・を変えるには選挙の投票しかないのでしょうか。

選挙を目前に堆肥の温度を測りながら、
ふと、こんなことを思ったのでありました。

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 19:10| Comment(0) | 未分類