梅、桑、柿、ブルーベリーとこれから順次進めていきます。

通常の剪定とはほぼ真逆の、
徒長枝を活かすという枝の切り方を
数年前から学んで毎年やってきているのですが、
樹木自体が持つ植物ホルモンの力を最大限に活かす
というこの発想、とても好きです。

2つに枝分かれした所から、
どちらの枝を残し、どちらの枝を切るのか、
剪定作業とはその選択作業でもあります。
人生の岐路に立ったときの選択も、
これに近いモノがあるなあ、と最近思うんです。
あのとき、この枝を選ばずに、
あの枝を選ぶべきだったかも・・・
とか
もしあの枝の方を残していたら、
この枝よりもいい結果になっていたのではないか・・・
とか
以前、よくそんな思考をする癖がありました。
そういう思考をいったんはじめてしまうと
脳がかってに、「あの枝」の未練をどんどん探しちゃいます。

でも、「この枝」を選んだことによるメリットは
必ずあるもんで、
必ずあると信じ込んで探すと、
これまた必ず見つかるもんです。
ときに、見つかるまで時間がかかるとしても、です。
by 里山おやじ