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2020年08月11日

利活用図鑑のひろがり

ようやく、嵐のような農繁期もちょっと一段落したので・・・

この春に、いきいき岩手支援財団からの3年助成を受けて
完成した「里山樹木利活用図鑑」を、
あちらこちらに寄贈して歩いておりまする。

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地元の中学校とか(写真は奥州市立江刺東中学校の松井校長先生)
奥州市や北上市の図書館とか・・・
特に若い世代に手に取ってもらえたらうれしいな、と。

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で、これとは別に、
ひょんなことから、
北上市の「いいあんべFM」さんの企画で、
この図鑑のキャラクターを使ったラジオドラマが製作されることになり、
図鑑は思わぬ広がりを見せておりまする。

ありがたいことです。

こうやって時間をかけて、
じわりじわりと各分野に広がってくれるのがなにより楽しみ!

   by 里山おやじ




2020年03月24日

祝・「里山樹木利活用図鑑」ついに完成!!!

いきいき岩手支援財団の助成を受けて、
苦節3年を費やした「擬人化で楽しむ 里山樹木利活用図鑑」
ついに完成しました!

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今年に入ってから、
里山かあちゃんの緊急手術、入院、
更にはコロナウイルスの感染拡大が全世界に広がる事態になり、
なかなか思うような活動計画が立てられずにいますが、
そんな中で待ったなしに頑張ってきたのが、この図鑑づくり。

中心メンバーのラストスパートの追い込みは、
猛烈な日々でありました。

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2017年から3年がかりでの完成。
里山生活学校10周年の節目にもなりました。

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今は少し厳しい状況ですが、
いずれこの図鑑をフルに活用できる活動を計画していきたいと思います。

図鑑の紹介を兼ねて、最初のページに書いた文章を掲載します。



は じ め に

里山生活学校は、岩手県奥州市の里山地域にあります。2009年から、
「地域資源の利活用」というテーマで、里山づくりに取り組み、
様々なイベントやワークショップ、里山観察会などを開催してきました。
2017年度から、いきいき岩手支援財団の助成を受けて、
3年がかりのプロジェクトによって、
この「擬人化で楽しむ 里山樹木共生利活用図鑑」をつくることになりました。

里山生活学校が位置する里山(北緯39度、東経141度)の広葉樹林内には、
102種の樹木が自生しています。里山地域の人口がどんどん減少し、
残っている人の生活様式も大きく変わり、
かつて里山のひとびとの暮らしを支えてきた
様々な自生樹木とのかかわりや感謝や畏敬の念は薄れるばかりです。
利便性、労働生産性、コストパフォーマンス、収益性、などの
近代的な物差しで評価すれば、こうした樹木利活用の価値は
いまや切り捨てられて当然なのかもしれません。

けれども、それだけでは測れない価値が、
おカネには変わらない価値が、里山生活の中には常に実在し続けてきました。
この図鑑はそんな見捨てられがちな里山樹木たちの価値に、
擬人化イラストという新しい命を吹き込んでみました。
子供からお年寄りまで、一緒に楽しみながら、
里山樹木の利活用を楽しく学べるように工夫しています。

 とりあげた樹種は、この里山で確認できている自生102種に、
里山地域になじみの深い植栽種10種を加えて、112種。
そのうち特に深く利活用されてきた57種については、
イラストで擬人化してみました。
「もし、この樹木が人格を持った里山の住人だったら、
どんな仕事をして、どんな性格で、どんな容姿だろう」、
という空想を思いめぐらせながら・・・。
編集メンバーが何度も集まってそんな楽しい作業を通して
この図鑑は出来上がりました。
擬人化されたキャラクタ―のいきいきとした魅力を通して、
このささやかな図鑑を手に取った人が、
里山樹木を少しでも身近に感じることができたらうれしいです。




2019年11月15日

図鑑会議、最終コーナー

里山樹木利活用図鑑づくり、
3年プロジェクトの最終年、
いよいよ、最終コーナーというところまで来た。

この日までのノルマをお互いに持ち寄って、
昨日から、福島メンバーが泊まり込みの図鑑会議も白熱。

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図鑑のメインであるイラストは8割くらい完成。
実際に何枚か印刷してみて、イラストのカラーや
ページのサイズや余白、文字のフォントやサイズなどを徹底議論。

その他のページに載せるデータも揃いだしたし、
表紙デザイン、タイトル、目次、索引、紙の厚さ、種類・・・
といった細かいところの検討も始められた。

ここまで本当に長い道のりだったけど、
こういう細かい作業が始まると、
ようやく最後の詰めに入ってきたぞ、という実感が沸いてきた。

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写真はほぼ出そろったが、
まだ若干撮り足したいものもあったので、何枚かは撮影。

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さらに、目玉の一つである樹木シルエットは、
これもイラスト的に表現するために、
イラストレーターのMちゃんと、実際の樹木の樹形を確認して歩く。

こういう地道な努力が、ぎっしりと詰まった図鑑が出来上がる。
子どもからお年寄りまで、ワクワクしながらページをめくる
そんな図鑑に仕上げたい!

      by 里山おやじ

2019年09月29日

図鑑づくりラストスパート

里山フェスタが終わって、ほっとしたのも束の間、
今年は、製作3年目を迎えている
「里山樹木利活用図鑑」の完成がノルマの年なので、
あとはこれを最大の目標としてゴールまで走り続けなければなりません。

フェスタ4日後には、もう会議の開催。

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主力メンバーであるT君とⅯちゃんは、
わざわざ福島から駆けつけてくれました。

100ページを超える大作だし、
どのページも丁寧な手描きのイラストが描かれている力作。

なので残り時間を考えれば、
早くもラストスパートをかけなくてはならない状況であります。

やっと、完成の全体像が見えてきた今、
メンバー一人ひとり、確かな手ごたえを感じてる一方、
生みの苦しみってやつも出てきています。

でも、この苦労は楽しいやりがいもあるし、
苦労した分、必ず図鑑として多くの人に受け入れられる
唯一無二のオリジナリティとクオリティの高さを表現してみせる!

ゴールまで、あともうひと踏ん張り、ふた踏ん張り。

2019年05月01日

平成最後の里山樹木図鑑会議

久々の、そして平成最後の里山樹木図鑑会議開催しました。

この春、就職した智君、美奈ちゃんコンビは共に福島から、
木こりの木こりんは、盛岡から
わざわざこの連休に駆け付けてくれました。

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里山は今、最高の季節。
で、この日は最高のお天気。
と、いうことで、
日中は畑仕事や伐倒作業にがんがんと参加してもらいました。
(木こりんのプロのチェーンソー使いが凄かった!
まるで鉈を振るように軽々と・・・さすがプロです。)

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午後からは、樹木の花の撮影会。
図鑑用に、花と実の写真がまだまだ不足しています。
花と実は時期を逃すと、来年まで撮れませんので、
常にチェックしておかなければなりません。

この日撮れた花は、
アケビ、ニワトコ、カスミザクラ、クロモジ、モミジイチゴ、
ヒメアオキ、ヤマナシ、イタヤカエデ、ウリハダカエデ、
キブシ、ウグイスカグラ、ヤマブキ・・・の12種。

福島県矢吹町の地域おこし協力隊員としてスタートを切った智君。
カメラの腕が、短期間にすんごくレベルアップしていて驚きました。
素人の私から見たらもう、プロ!

きっとこのスキルは、地域おこし活動にも活かせますね。

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樹木の花の撮影ついでに
タラの芽、ヤマウコギ、コゴミを採取してきまして、
夕飯は里山山菜ディナーをたらふく食べました。
山の幸、本当に美味しい最高の季節です。

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そして夜遅くまで、図鑑編集会議。
この日は、キャラクターのキャッチコピーを次々と決めていきました。

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メンバーが募ってアイディアを出し合うのは、
毎回とても楽しい時間ではありますが、
完成期限まで1年を切った今、課題は山済みで、
厳しいスケジュールで相当の作業量が必要になります。

早くも始まりかけた生みの苦しみ。
今年は、本当に完成に向けて頑張り続けなければならない一年であります。





2019年01月28日

図鑑編集会議

今年最初の里山樹木利活用図鑑編集会議をようやく開催。
今年は3年計画最後の完成に向けた年です。

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これまでに撮りためた里山自生樹木103種の
葉、冬芽、花、実、樹皮の写真と、
キャラクターイラストや利活用データの整理、
およびこれらのページレイアウトについて、
5時間ぶっ通しで話し合い。

さすがに頭がパンクしそうに疲れました。

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改善案もたくさん出たので、
あと1年、ゴールに向かって必死に頑張らねば。

農閑期に進めるだけ進みます。

   by 里山おやじ

2018年04月29日

ウコギ科の季節

里山に新緑の季節到来。
新芽の中には、この季節に食べられるものが目白押し。

野菜が豊富ではない時期だからこそ、とても重宝する。

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102種類の自生樹木の中で、
5種類あるウコギ科の新芽は、どれもみな山菜としておいしい食料。

タラ、ハリギリ、タカノツメ、ヤマウコギ、コシアブラ。
(残念ながらコシアブラは、まだまだ放射能が検出されているが…。)

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これに、コゴミやワラビも加えて、
豪華山菜ランチになる楽しい季節だ。

仮に、里山樹木樹木利活用図鑑の中で、
このウコギ科にオリジナルな名前を付けるとしたら「天ぷら科」だな。

   by 里山おやじ


2018年04月20日

里山花見

桜前線が岩手を縦断中。
良い季節になってきた。
100種を超える里山の樹木たちに目をやると、
花を咲かせ始めた樹木がちらほら目立ちだした。

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今はコブシ、ウグイスカグラ、イタヤカエデがそれぞれに
特徴のある花を咲かせている。

これに栽培種のウメ、サクランボ、を加えて、生け花に。
ふむふむ、なかなかの見ごたえ。

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そのサクランボの花には、
可愛いメジロたちがやってきた。

何とも微笑ましくて大好きな野鳥。
絵になるなあ。

さくらの観光名所は県内各地で大賑わいのニュース。
それはそれでいいことだけど、
身近な足元の里山にも、
面白い花はたくさん咲いていて、
動物や昆虫たちと強く結ばれた共存のストーリーは奥が深い。

28日の観察会では、そんなところも楽しみたい。

   by 里山おやじ


2018年04月16日

種まき桜

今日は、優命園の水稲種まき作業日。

将来自給的な田舎暮らしをしてみたいという
智君&美奈ちゃんが体験を兼ねてお手伝いに来てくれました。

今年は、例年より少し田植えを早めようと計画したので、
種まきも約1週間早め。
ので、ちょっと肌寒い中での種まき日になってしまいました。

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作業は、ポット苗に40グラム蒔きという方法で、
ポット穴一つに2〜4粒の種もみを播種したい。
ので、手道具を使いながらのめちゃめちゃ細かい仕事。
これで60枚の苗箱に播種。
たったこれだけで午前中いっぱいになりました。
もしかすると一年で一番細かい作業かもしれません。

午後から、天然プール育苗池に60枚を平置き。
トンネルをかけてビニールを張って、ようやくいっちょあがり。
(忙しかったのでほとんど撮影してる暇なし。)
これから約40日かけて、
丈夫で大きな苗を育てて5月末に田植えを迎えたいのであります。
予定通りうまくいきますかどうか。


続いてそのあとは畑にて、ジャガイモ植え。
キタアカリ、メイクイン、男爵の3種を約30キロ定植。
きっちりとラインを張って、
畝間40センチ、株間40センチという間隔を正確にとります。
数週間後に管理機という機械で土寄せ作業をするため、
この間隔は正確でないと後々苦労します。
そして作業自体は、穴掘り係と芋植え係を分担して手際よく行います。

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自給の暮らしの中で、
コメ、麦、芋など主食になる作物の栽培技術はとても重要。
丸1日で、その米と芋2つとも種まき体験できました。

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午後のティータイムは、サクランボの桜の木の下で、
お花見ティータイム。まさに今が見ごろのグッドタイミング。
蜜を吸いに来たモンシロチョウが寒さで固まっているところを狙って、
ちょっといい感じの4ショット撮れました。

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さて、仕事帰りにいのち森を歩いてみると・・・
コブシが満開。
「種まき桜」という別名通りに、
コブシの花と同時に米と芋が種まきできました。

花の開花を目安に農作業を行うという知恵も、
これもまた広い意味での樹木の利活用と言えるでしょうね。

   by 里山おやじ

2018年04月02日

春の図鑑編集会議

年度が新しくなりまして最初の図鑑編集会議。
前回から約2カ月。
この間に、Ⅿちゃんに実際のイラストを描き始めてもらい、
今日初めてメンバーで再確認。
素晴らしい!(ごめん、まだ公開しないよ。)
これなら、オリジナルないい図鑑ができる!と、手ごたえあり。
子供たちにも受けるものになりそうな予感。
この編集会議、さらに楽しくなってきました。

就活や卒論で忙しいⅯちゃんにどこまで頼んでいいものか、
気がかりでもあったのですが、やる気満々の返事ももらって、
この先、さらに頼むことにしたのでした。

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イラストと言えば、木こりんのイラストも本日デビューしました。
何かというと、
里山かあちゃんの「いただきますに続く道」という連載エッセイが、
本日から月1で、「岩手日日」で始まったのでありましたが、
その食事のイラストを木こりんがコラボで描いてくれることになって、
奇しくもこの日がその第1回目、掲載日。
こちらも、柔らかいタッチの素敵なイラストで、
とても心が和みました。

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そして、この日は、早くも来月掲載分の食事会も兼ねて、
かあちゃんが、そのたくましい腕を振るっての里山自給料理を写真撮影。
来月のイラストもお願いします。

ちなみに、この連載エッセイの題字とイラストを描いてくれたのが、
イラストレイターの戸田さちえさんで、
かあちゃんのプロフィール似顔絵のイラストを描いてくれたのが、
地元の高校生・美術部のNちゃん。

なんだか最近、イラストレイターとの交流が深まる
生活学校なのであります。

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そのイラストレイターのみなさんも、
ここへ来ると里山労働付きになるわけでありまして、
今日は、春の畑の畝立てや、藁マルチ作業などもがっつり
やってもらいました。

右手にペン、左手に鍬を持つ二刀流イラストレイター養成講座
随時受付中なのであります。
(岩手発二刀流はMLB初勝利、おめでとうございまする。)

   by 里山おやじ