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2022年06月06日

第2回里山若者フリースクールカフェ


今年2回目の里山若者フリースクールカフェ、
今回のテーマは、ズバリ
「生み出した価値をフェアに交換できる社会を探る」。

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1回目同様、昼間から参加の若者たちとは、
農作業と食事の交換。この交換はおカネの仲介なし。

果たして、畑の草取りや野菜の定植作業と里山ランチは、
フェアな交換になっているのだろうか。
まあ、毎回その交換でOKという若者たちが来ているので、
これは一応フェアな交換として成立しているのだろう。

(にしても、
20代の若者でにぎわう畑ってなんてすばらしい光景だろう。
・・・平均年齢を一人で大幅に上げてしまうため、
足を踏み入れることができなかったではないか.。)

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時には迷い、悩みながら、
自分の人生を真摯に模索している若者たちの話を聞くのは、とても楽しいし、
喜んでこの農場に集ってくれることが嬉しいし、エネルギーをもらえる。

こんな関係になれば、
もはや、何と何を交換しているのかもどうでもいいし、
フェアかどうかもどうでもいい。

でも、まあ、世の中全体を見回してみると、
フェアでない交換が果てしなく続き、
時間と共に猛烈な格差が開くばかりの現状。

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と、いうわけで、フェアな交換をテーマに
夜の部は里小屋にて、フリースクールカフェ。

「10人の村シュミレーションゲーム」を皮切りに、
物々交換、銀行融資、金利・・・・などなど、
現在のおカネの発行の仕組みについて熱く議論。
多彩なメンバーが集まってくれたおかげで、
夜遅くまでとても厚みのあるカフェになりました。

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カフェの参加費は、1500円。
まず現金1000円と里山研修生Yちゃんのオーガニックスイーツセットを交換。
(Yちゃんはスイーツ素材の小麦作り、米作りから
 日々奮闘中の里山「農菓女子」です。)

残り500円は、参加者に「万年筆マネー」を発行してもらい、
このフリースクール授業と交換。

交換で手に入れたマネーで、
私はみなさんにレポートを書いてもらってSNSなどに投稿してもらう、
というしくみでやってみました。

試行錯誤しながら、
この小さなフリースクールカフェをじっくりと育てていきたいなあ。

         by 里山おやじ






2022年04月12日

第1回「里山若者フリースクール本気カフェ」

久々にやってみました、こんな企画。
前にやっていた「里山若者サミット」のちょっと進化版。

「里山若者フリースクール本気カフェ」・・・長いタイトルで、
フリースクールとカフェの合体バージョン、てな感じ。
一応コロナ禍なので、少人数限定。
とは言え、これでも里小屋は結構満杯でありました。

今回のテーマは、「里山の農的暮らしとおカネのノルマからの解放」

日中からの参加希望者は、農作業と食事の交換。
これはおカネのやり取りなしで、
お互いの価値の交換ということで。

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サシバたんぼプロジェクトの杭も、
この日に20本以上立ててもらいました。
(でも、まだサシバの姿や鳴き声は確認できていません。
そろそろ渡ってきているはずなんですが。)

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そして、夜から本気カフェ。

は、この里山で生産された米(玄米粉)、麦(全粒粉)、卵(平飼い)で
かあちゃんと研修生のYちゃんが腕まくりして作った
渾身メニュー5種類の本気スイーツを食べながら・・・
(この春から、里山菓子工房・一菓卵欒は大復活するんであります!)

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ガッツリ本気でおカネの勉強会。

前半は、里山暮らしの体験中心のミクロの話でしたが、
後半は、里山から飛び出して日本経済のマクロの話。

バブル、デフレ、インフレ、財政出動、信用創造、
プライマリーバランス、政府の借金・・・
スライドも使いながら、あれやこれや怒涛の2時間・・・

と、いうのも、
実は22日18時から北上市黒沢尻北交流センターで開催される
大西つねきさんの講演会の事前学習も兼ねていたから。

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大西さんの話は、デフレに苦しむ日本人の誰にでも聞いてほしいもの。
でも3時間半に及ぶ講演会の理解には相当なエネルギーが必要。

事前学習で少しでも予習しておくと理解の手助けになるかな、と。

今回はそんな気持ちで、ちょっと特別な企画になりました。
でも、好評なら、これからも時々やろうかな。

    by(花粉症おさまらぬ)里山おやじ




2014年09月17日

北上笑和会「勉強会」

一昨日は、北上笑和会15名のみなさんが
「勉強会」で、生活学校にいらっしゃいました。

前半は、主に原発の勉強会。
後半は、いのち森観察会。

今回も7月に初めてやってみたフリースクールカフェのスタイル。
里山産の小麦で手作りしたメロンパンでカフェしながら
約3時間の長ーい勉強会になりました。


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さて今回の原発勉強会で、
とてもびっくりしたことがありました。

それは、
「3・11以前、私達が使っているエネルギーの何割くらいを
原発に頼っていたと思いますか」という問いに対する回答です。

1割・・・0人。   2割・・・0人。
3割・・・0人。   4割・・・0人。
5割・・・これが半数くらい。
6割・・・ちらほら。
7割・・・これもちらほら。
8割・・・これも1人!
9割・・・さすがにゼロ。

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原発は、3・11以前の日本で
「電気の3割」を賄ってきましたが
「電気の3割」は「1次エネルギーの1割」です。
(資源エネルギー庁の公表では11.3パーセント)

原発推進か脱原発かを問う前に、
これが「国内エネルギーの1割の議論」であることを
まず確認しないといけない、
と、強烈に痛感したのでありました。

それにしても、
この「原発が日本のエネルギーの5割、6割」
というイメージは一体どうやって形成されたのか、
とても興味深い現象です。

ということは、
「原発止めたら私達の暮らしは、5割も6割も不便になる」
というような感覚が一般的なのでしょうか。

奇しくも「原発ゼロで丸1年」となったこの日、
川内原発再稼働をめぐる議論や
吉田調書の報道を目の当たりにしながら
私達は足元のとても大切な国民感覚を見落としているような
気がしたのでありました。
(私にとって、
今までで一番勉強になった勉強会でありました。)

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さて、後半はいのち森観察会。
足元悪い中、
年配の方も多かったのですが、
ツリーハウスや森トイレなど中心に見て回りました。
雨も上がってすがすがしい陽射しの中で
気持ち良い散策になりました。

「持続可能な暮らし方を求めて」
というキーワードで見ていただけたら、
前半の原発勉強会と
後半のいのち森観察会は、
きっとうまくリンクしていただけたのではないかと・・・。

  by  里山おやじ


2014年07月14日

初のフリースクールカフェ


13日は、
ニードルワークショップでいつもお世話になっいる
千田優子さんが代表を務める「ハチドリ母さんの会」主催で、
「モウヒトツノトビラ」というイベントがありまして、
生活学校の里小屋をご利用いただきました。

前半は、仙台でシュタイナー教育を実践されている
虹乃美稀子先生の
福島の子供達の保養プロジェクトの実践を中心としたお話。



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後半は、私も時間をもらって
「持続可能な暮らしと原発」というタイトルで、
”フリースクールカフェ”なるものを初めてやってみました。

フリースクールカフェというのは、
震災後、私の中に生まれた環境学習会の構想でした。
講演会スタイルではなくて、
講師役が投げかける特定の「問い」と準備した資料を
参加者で読み取りながら考えて議論するスタイルをめざした造語です。

今回は初の試みで「10年後、日本国内で何基の原発が稼働しているか」
という問いと、その資料を準備してみました。

限られた時間の中で、資料をじっくり読み取る時間がとれずに
後半は結局説明ばかりになってしまって大いに反省ですが
今までにない手ごたえも十分にあって
これから続けられそうな気もしました。

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今回は若いお母さんの参加者のために
「里山託児」も準備して対応。
スラックラインやツリーハウスは連日の大活躍でした。
なにしろ、参加者18人で、託児も18人!
2日連続の親子レク状態でありました。

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「持続可能な暮らし方を求めて」というテーマのもと、
ワークショップや観察会や体験会、フェスタなど
持続可能な楽しい面の活動はずいぶん充実してきた生活学校ですが、
その楽しい面の持続可能を脅かすモノの学習会も
今後の課題としてぜひ充実させたいものです。

今回は千田優子さんにそのきっかけをもらって
貴重な一歩が踏み出せました。
改めてこの”偉大なる5人の母”・優子さんに感謝です。

しかし、農繁期の2連チャンはちとしんどかった。


    by (持続可能なアドレナリンの出し方
        をどこかで学びたい)里山おやじ